「ねずみとる 猫の後ろに 犬のゐて
狙ふものこそ 狙はれにけり」(「猫の草子」より)
図は、猫好きの私が犬にぺろりとごっくんされそうな様子にも見えるが、
歌は、「毎日を、明るく正しくみんな仲良く暮らしたい。」平和な世の中を願ったねずみの一首である。
元日の朝、ほにゃほにゃの赤ん坊の手を真似て墨を擦り、初の墨の犬絵を描いた。12月、家の近くの遊歩道を散歩するこのワン(犬)をずいぶんとスケッチさせてもらった。のであるが、我ながら犬に見えない。まだまだ修行が足らない。希望が覗いた一年の始まりである。
今年もよろしくお願いします。
初出:「リベラル21」より許可を得て転載http://lib21.blog96.fc2.com/
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