「思想史講座」のお知らせー新春1月のご案内 

著者: 子安宣邦 こやすのぶくに : 大阪大学名誉教授
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「思想史講座」のお知らせー新春1月のご案内         

*明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

*だれでも。いつからでも聴講できる思想史講座です。

思想史講座語塾「未完のナショナリズムー津田左右吉『我が国民思想の研究』を読む

*「未完のナショナリズム」というタイトルで始めました。この講座では津田左右吉の『文学に現はれたる我が国民思想の研究』をテキストとして読むというよりは、この書を課題として立てることによって見出されてくる問題を論じていくことを考えています。

第4回は「国民歌集」として見る近代の『万葉集』観に対立する津田の『万葉』のとらえ方をめぐって考えます。


*大阪教室:懐徳堂研究会

 1月21日(土)・13時〜15時
 津田『国民思想』論・4:『万葉集』は「国民歌集」か

 会場:梅田アプローズタワー・14階1403会議室

 

 

*東京教室:昭和思想史研究会

 1月14日(土)・13時〜16時
 津田「国民思想」論・4:『万葉集』は「国民歌集」か
 
 会場:会場:早稲田大学14号館1054教室(予定)
  

*参考文献:津田左右吉『文学に現はれたる我が国民思想の研究ー貴族文学の時代』「序説  第三章 文学の概観 中 万葉の歌」。
『万葉集』については、われわれの万葉観を基礎づけたアララギ派の万葉観を再確認する形で次の書をお読みになることを勧めます。:島木赤彦『万葉集の鑑賞及び其の批評』(講談社学術文庫)、斎藤茂吉『万葉秀歌』上下(岩波新書)。

論語塾伊藤仁斎とともに『論語』を読む

『論語』はどこからでも新しく読むことができます。
 途中からでも自由にご参会ください。
 私の『論語古義』の解読作業も最終段階に入っております。『論語古義』の読み終えを共にしませんか
『論語』とともに、伊藤仁斎の『童子問』を読みます。
『童子問』は日本近世最高の思想書とみなされる仁斎晩年の著作です。
 
 *今回から開始時間が午後1時からとなりました。ご注意下さい。 

1月28日(土)13時〜16時  ① 季氏篇・2 ② 『童子問』上

なお当日講座終了後に忘年会を予定しております。

資料は当日配布します。

 会場: rengoDMS(連合設計社市谷建築事務所)JR飯田橋駅西口から徒歩5分

初出:「子安宣邦のブログ・思想史の仕事場からのメッセージ」2017.01.05より許可を得て転載

http://blog.livedoor.jp/nobukuni_koyasu/archives/68476020.html

〈記事出典コード〉サイトちきゅう座http://www.chikyuza.net/
〔study810:170106〕