「思想史講座」のお知らせー11月のご案内

著者: 子安宣邦 こやすのぶくに : 大阪大学名誉教授
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「思想史講座」のお知らせー11月のご案内
*思想史講座「未完のナショナリズムー津田『我が国民思想の研究』を読む」

*だれでも。いつからでも聴講できる思想史講座です。
*「未完のナショナリズム」というタイトルで始めました。この講座では津田左右吉の『文学に現はれたる我が国民思想の研究』をテキストとして読むというよりは、この書を課題として立てることによって見出されてくる問題を論じていくこと考えています。第1回は津田の書が「我々の民族」をいうことから始まっている、この始まり方と「民族」概念を問題にしましたが、第2回は、記紀「神代史」は「わが民族」の成立を伝えるものではないとする津田の上代史観をめぐって考えます。
*大阪教室:懐徳堂研究会(ご注意:11月は会場の都合で18日金曜日夕刻開催になります)

11月18日(金)・16時〜18時
津田『国民思想』論・2:神代史はわが民族の成立史ではない
会場:梅田アプローズタワー・14階1404会議室

*東京教室:昭和思想史研究会

11月12日(土)・13時〜16時
津田「国民思想」論・2:神代史はわが民族の成立史ではない
会場:会場:早稲田大学14号館1054教室

*参考文献:津田左右吉『文学に現はれたる我が国民思想の研究ー貴族文学の時代』「序説  第一章 上代国民生活の瞥見」、『神代史の研究』『古事記及び日本書紀の研究』総論。「上申書」(出版法違反事件、全集24巻)。

論語塾伊藤仁斎とともに『論語』を読む

『論語』はどこからでも新しく読むことができます。
途中からでも自由にご参会ください。
私の『論語古義』の解読作業も最終段階に入っております。『論語古義』の読み終えを共にしませんか
『論語』とともに、伊藤仁斎の『童子問』を読みます。
『童子問』は日本近世最高の思想書とみなされる仁斎晩年の著作です。

11月25日(土)12時〜15時  ① 衛霊公篇・4 ② 『童子問』上
資料は当日配布します。

会場: rengoDMS(連合設計社市谷建築事務所)JR飯田橋駅西口から徒歩5分

初出:「子安宣邦のブログ・思想史の仕事場からのメッセージ」2016.10.31より許可を得て転載

http://blog.livedoor.jp/nobukuni_koyasu/archives/66968800.html

〈記事出典コード〉サイトちきゅう座http://www.chikyuza.net/
〔study783:161108〕