「思想史講座」のお知らせー3月と4月のご案内 

著者: 子安宣邦 こやすのぶくに : 大阪大学名誉教授
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*だれでも。いつからでも聴講できる思想史講座です。
*3月の思想史講座・論語塾はお休みです。その代わりに思想史的遠足をいたします。
*3月の遠足:岡倉天心美術館・五浦六角堂を訪ねる 

日時:3月11日(土) 12時から13時に現地・天心記念美術館集合
目的地:常磐線大津港・茨城県天心記念五浦美術館・岡倉天心遺跡・六角堂
大津港・漁港・海岸散策
交通:私は常磐線の次の列車によって行きます。
常磐線特急ひたち7号・品川発9:45(上野10:00)、
磯原常磐線普通車乗換11:41、大津港着12:07

当日午後5時には現地解散の予定です。海岸の温泉宿に一泊することも可能です。

 

*4月の講座

思想史講座語塾「未完のナショナリズムー津田左右吉『我が国民思想の研究』を読む

*「未完のナショナリズム」というタイトルで始めました。この講座では津田左右吉の『文学に現はれたる我が国民思想の研究』をテキストとして読むというよりは、この書を課題として立てることによって見出されてくる問題を論じていくことを考えています。

第6回は武家政権の成立の時代、武士の時代を津田はどう考えるのかを追ってみたいと思っています。


*大阪教室:懐徳堂研究会

 4月15日(土)・13時〜15時
 津田『国民思想』論・6:津田は武家政権の成立をどう考えるのか

 会場:梅田アプローズタワー・14階会議室(予定)

 

*東京教室:昭和思想史研究会

 4月8日(土)・13時〜16時
 津田「国民思想」論6:津田は武家政権の成立をどう考えるのか
 会場:会場:早稲田大学14号館教室(予定)

  

*参考文献:津田左右吉『文学に現はれたる我が国民思想の研究ー武士文学の時代』「第一篇 武士文学の前期」。

論語塾伊藤仁斎とともに『論語』を読む

『論語』はどこからでも新しく読むことができます。
 途中からでも自由にご参会ください。
 私の『論語古義』の解読作業も最終段階に入っております。『論語古義』の読み終えを共にしませんか
『論語』とともに、伊藤仁斎の『童子問』を読みます。
『童子問』は日本近世最高の思想書とみなされる仁斎晩年の著作です。
 *開始時間が午後1時からとなりました。ご注意下さい。 

4月22日(土)13時〜16時  ① 陽貨篇・2 ② 『童子問』上
資料は当日配布します。

 会場: rengoDMS(連合設計社市谷建築事務所)JR飯田橋駅西口から徒歩5分

初出:「子安宣邦のブログ・思想史の仕事場からのメッセージ」2017.02.27より許可を得て転載
http://blog.livedoor.jp/nobukuni_koyasu/archives/69616060.html

〈記事出典コード〉サイトちきゅう座http://www.chikyuza.net/