■ 2022年「思想史講座」と3月講座のご案内
『神かみと霊魂たま』ー宣長と篤胤の国学思想 子安宣邦
私は「神の成立」と「霊魂の行方」という主題にしたがって、宣長・篤胤の国学を自分なりに再構成し、一般読者に向けて解説する作業をいたしました。それは次のような5章からなるものです。
第1章 1「神」とは何か 神はカミなりー本居宣長の「神」の注釈
2「神」とは何か 神はカビなりー平田篤胤の「神」の解釈
第2章 「神の道」の成立ー『直毘霊』道ということの論あげつらい
第3章 「あの世」と死後霊魂の行方
第4章 「幽世」と幽冥の神ー篤胤『古史伝』第二十三巻より
第5章 天主教的な神と教えの受容ー平田篤胤『本教外篇』より
3月は第1章2「神」とは何か 神はカビなりー平田篤胤の「神」の解釈 についてお話いたします。
*会費は実費(会場費・テキスト代)を頂戴します。*この会には何の入会規定もありません。当日出席した人が会員です。ご自由にご参加下さい。
■「思想史講座」2022年3月のご案内
■大阪教室:懐徳堂研究会
3月19日(土)・13時00分〜15時00分
「神と霊魂」ー宣長と篤胤の国学思想
2「神」とは何か
ー神はカビなりー平田篤胤の「神」の解釈
*資料は当日配布します
*会場:梅田・アプローズタワー 13階会議室11号室 「梅田」茶屋町口下車3分
■東京教室:昭和思想史研究会(会場は早稲田奉仕園です。)
3月26日(土)・13時30分〜16時00分
「神と霊魂」ー宣長と篤胤の国学思想
2「神」とは何か
ー神はカビなりー平田篤胤の「神」の解釈
○後半の時間に私の『日本人は中国をどう語ってきたか』の中国語版『近代日本的中国観』についての郭穎氏の書評をめぐって石井知章氏から貴重なコメントをうかがいます。
*資料は当日配布します
*会場:早稲田奉仕園・ギャラリー バス「西早稲田」「馬場下」下車、穴八幡宮の裏
初出:「子安宣邦のブログ・思想史の仕事場からのメッセージ」2022.3.5より許可を得て転載
http://blog.livedoor.jp/nobukuni_koyasu/archives/87904285.html