私は「神の成立」と「霊魂の行方」という主題にしたがって、宣長・篤胤の国学を自分なりに再構成し、一般読者に向けて解説する作業をいたしました。それは次のような5章からなるものです。
第1章 1「神」とは何か 神はカミなりー本居宣長の「神」の注釈
2「神」とは何か 神はカビなりー平田篤胤の「神」の解釈
第2章 「神の道」の成立ー『直毘霊』道ということの論あげつらい
第3章 「あの世」と死後霊魂の行方
第4章 「幽世」と幽冥の神ー篤胤『古史伝』第二十三巻より
第5章 天主教的な神と教えの受容ー平田篤胤『本教外篇』より
5月は 第3章「あの世」と死後霊魂の行方 についてお話いたします。
*会費は実費(会場費・テキスト代)を頂戴します。
*この会には何の入会規定もありません。当日出席した人が会員です。ご自由にご参加下さい。
■「思想史講座」2022年5月のご案内
■大阪教室:懐徳堂研究会
5月21日(土)・13時00分〜15時00分
「神と霊魂」ー宣長と篤胤の国学思想
第3章 「あの世」と死後霊魂の行方
*資料は当日配布します
*会場:梅田・アプローズタワー 13階会議室5・6号室 「梅田」茶屋町口下車3分
■東京教室:昭和思想史研究会(会場は早稲田奉仕園です。)
5月28日(土)・13時00分〜15時00分
「神と霊魂」ー宣長と篤胤の国学思想
第3章 「あの世」と死後霊魂の行方
*資料は当日配布します
*会場:早稲田奉仕園・リバティーホール バス「西早稲田」「馬場下」下車、穴八幡宮の裏
初出:「子安宣邦のブログ・思想史の仕事場からのメッセージ」2022.5.6より許可を得て転載
http://blog.livedoor.jp/nobukuni_koyasu/archives/88151269.html