「慰安婦」は日本の国家犯罪だと認識できないウヨウヨさんへ

皆様

こんばんは。犯罪都教委&1・5悪都議と、断固、闘う増田です! これはBCCでお送りしています。重複・超長文!? ご容赦を!

ある方が「増田さんの写真と、増田さんの『慰安婦』問題の投稿を載せたブログが有りましたよ」と知らせてくれました。

そのブログを開いてみたら、写真は全くの別人で、名前も勝手に改名してくれるわ、で呆れました。まぁ、写真にキャプションを付けてないところを見ると、たぶん、本当には自信がなくて「別人だよ」と言われたとき「この写真が増田都子だとは書いてないよ」と姑息なサル知恵で…本物のおサルさん、ごめんね(笑)…逃げるつもりだったのではないでしょうか?

それにしても、この「ウヨウヨさん」と名付けた人物は、自分が公開ブログに載せている文書でさえ、都合の悪い文字は目に入らず、都合のいい文字だけが目に入るという人物のようで、こういう視力では、物事を正確に把握することは不可能でしょうね。

でも、なにしろ、わたくしメは、30ウン年(笑)生徒指導をしてきた習性からか、誤りを犯したままの人物に対しては気の毒さがどんどんつのってきて、どうしても誤りを正してさしあげたくなるのでございます。

ということで、以下のお手紙を差し上げることにしました。もしも、お時間がありましたら、読んでみてください!

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<http://14819219.at.webry.info/201210/article_2.html作者のウヨウヨさんへ>
本物の(笑)増田都子より

1、私は「右翼」の定義を「他者の人権を侵害することを肯定する人」としていますので、あなたは、主観的には「自分では右翼だとも思っていませんし、普通の一般市民」だと自称してらっしゃいますけど、私の客観的(笑)定義にしたがえば、立派な(笑)「右翼」でいらっしゃいますよ。

そこで、ここでは「『右翼』の自覚が全くない『右翼』さんそのものの人物」を略して『ウヨウヨさん』」と、呼ばせていただきます。実名を教えていただければ、もちろん、そのお名前で呼びますけど・・・

2、①写真について
もしかして、そこに載せている写真をウヨウヨさんは「増田都子」の写真だと「思い込」んでいらっしゃるようですけど、全くの別人ですから…その写真の方は「日の丸・君が代」不起立で有名な女性です…

もし、私の写真を載せたいのであれば、許可を私に申し出てくだされば、いくらでも本物の私の写真を送って差し上げましたのに(笑)…とりあえず、私のHP
http://www.masudamiyako.com/index.html
の写真をお使いください(笑)。

②ウヨウヨさんは、私の名前「増田都子」という文字を見ながら、勝手に「増田郁子」と改名してくれています。以下に書きますけど、ウヨウヨさんは実に奇妙な(笑)視力をお持ちのようですが、ぜひ、訂正してくださいね。勝手に他人の名前を改名するなんて、普通の本物の「一般市民」はやらない、と思いますよ。

3、では、内容に入りましょう。上記2-②に書いたように、あなたは非常に変わった面白い(笑)偏頗な視力をお持ちです。つまり、目の前に書いてある文字のうち、自分に都合のいい文字は認識できるけれども、自分に都合の悪い文字は目に入らない、という、非常に変わった面白い(笑)、とっても偏頗な視力です。

そういう実に変わった視力の上に、ハッキリ言わせていただきますと、日本語読解能力があまりにも低いようです。

これから私が書いていく、あなたにとっては、たいへん都合の悪い文字は、全く認識できないかもしれませんけど、余りにも真っ赤なウソを信じ込んでいらっしゃるのはお気の毒でしょうがないので、老婆心(笑)ながら、以下、キチンと説明して差し上げます。【】内は、ウヨウヨさんの原文です。

②【①しかも「慰安婦」が「売春婦」を意味するとは書いていない。
これはどういうことかちょっと意味がわからなかったのですが・・・「慰安婦」が「売春婦」を意味するとは書いていないというのは、「公娼に限る」とは書いていないという意味でしょうか。】

ウヨウヨさんの変わった視力では、「意味がわからなかったので」しょうけど、普通の本物の「一般市民」の方なら、普通に「意味がわか」るはずですです。でも、ウヨウヨさんのような方のために、もう少し丁寧に説明しておいた方が良かったようですね「。

「『慰安婦』が『兵隊のセックス相手』をする『売春婦』を意味するとは書いていない」…ウヨウヨさん、お分かりいただけましたか?

③【もちろんこういう人たちが慰安婦に応募したということを言っているわけではありません。ただハングルも読めない貧しい人たちが多かったというのもどうなのかなと思います。】

あのぉ~…ウヨウヨさんって、失礼ながら、本当に無知でいらっしゃいますよね? ネットでも、「植民地朝鮮 識字率」で検索すれば、いろいろ出てきますよ。以下など、いかが?
http://repository.tufs.ac.jp/bitstream/10108/21863/1/jaas058008.pdf

これによりますと、「朝鮮人の識字率は男性で44.4%、女性で9.8%」「郡部は…男性43.2%、女性8.7%」です。

④【日本軍の指示下で韓国人業者、日本人業者とも若い朝鮮人女性を「高額なカネ」で釣って「軍慰安婦=性奴隷」としようとしていた

「日本軍の指示下で」というのは色々な解釈ができる言い方ですが、「軍が業者に犯罪まがいの集め方を指示していた」というのであれば根拠がない「思い込み・解釈」ですね。「軍が指示したのは何か」ということを説明し、その「根拠を」を示さなければならないと思います。そうでなければ「アホウヨ」と同じことになると思いますが・・。】

あのぉ~…ウヨウヨさんは、ご自分の「根拠がない『思い込み・解釈』」については、まるで無自覚のようですけど…ウヨウヨさん自身が載せてらっしゃる【「軍慰安所従業婦等募集に関する件」について】に明記(「ハッキリ記す」という意味ですよ)してあるじゃありませんか?

「支那事変地ニ於ケル慰安所設置ノ為内地ニ於テ之カ従業婦等ヲ募集スルニ当リ」って…この通牒案を書いたのは、「陸軍省副官」と明記してあるでしょ?

日本陸軍省副官=日本軍ですよ! これは、後に梅津美次郎陸軍次官が決裁しています。この依命通牒は陸軍大臣(当時、杉山元)の「命に依り」出されてるんですから、「日本軍の指示下で」は明々白々たる事実でしょう。

「日本軍」が、軍専用の「慰安所設置」を実行し、「之カ従業婦等ヲ募集スル」ことを、いわゆる専門の民間業者にさせた、ということが、ウヨウヨさんが公開ブログに載せていらっしゃる、この文書に明記(「ハッキリ記す」という意味ですよ)されているのです…これには「色々な解釈ができ」ませんでしょう。

【⑤【①軍部諒解等ノ名儀ヲ利用シ為ニ軍ノ威信ヲ傷ツケ
②且ツ一般民ノ誤解ヲ招ク虞アルモノ
③或イハ従軍記者慰問者等ヲ介シテ不統制ニ募集シ社会問題ヲ惹起スル虞アルモノ
④或イハ募集ニ任スル者ノ人選適切ヲ欠キ為ニ募集ノ方法誘拐ニ類シ警察当局ニ検挙取調ヲ受クルモノアル等注意ヲ要スルモノ少カラサル

増田さんは、このように書かれている「輩」たちに対し「ちっしくじりやがって」として、軍が「もっとうまくやれる業者を選べ」とした通知と理解・解釈されているようです。

しかし、「名義を利用し」とか「一般民ノ誤解ヲ招ク」とか「社会問題ヲ惹起スル虞」ですし、「募集ニ任スル者ノ人選適切ヲ欠キ」、従って「募集ノ方法誘拐ニ類シ」警察に検挙取締りを受けるですから、私は普通に読んで「こういうことが無いようにちゃんとした業者を選べ」と言うことと理解しています。こういうのは「騙す」と言うことではなく】

あのぉ~…ウヨウヨさん…私も、この陸軍大臣の依命通牒は、「『支那事変地ニ於ケル(※日本軍が日本軍専用)慰安所設置ノ為』だから、『軍慰安所従業婦等募集に』ついては、当然ながら、『軍部諒解』」を与えているが、それをカサに着て強引な『誘拐ニ類』することをやって、まさか、「日本陸軍が、日本軍性奴隷制度を作って性奴隷を集めるように『業者に指示』していた」なんてことは全く夢にも考えたことがなかった「警察当局ニ検挙取調ヲ受クルモノ」があって、「軍ノ威信ヲ傷ツケ」たから、日本陸軍としては、今後、【「こういうことが無いようにちゃんとした業者を選べ」と言うことと理解しています】よ!!!

つまり、ウヨウヨさん、あなたの都合の悪い文字は目に入らないという奇妙な視力によって「支那事変地ニ於ケル慰安所設置ノ為」「軍部諒解」という文字が、あなたには認識できなかったようです。でも、この陸軍副官通牒は、日本陸軍が公式文書で、日本陸軍が慰安所という「レイプ・センタ―」を「設置」し、業者に「慰安婦」(セックススレイブ)を集めてこさせた、という紛れもない物証です。これは普通の視力が有る、「普通の一般市民」なら、特別に説明しなくとも「誰でも分かる」と思っていましたけど…

⑤【「婦女禁売条約の適用地域より帝国が今尚朝鮮、台湾、関東州、樺太等を除外し居るは条約の効果を減じ帝国の体面を損するものにつき、政府は速やかに之を廃止すべし」と決議して政府におくり、合わせて決議と大会資料の英訳を調査団に提出した。

1931年(昭和6年)5月、国際聯盟から派遣されて婦人児童売買実状調査団が来日した際に、当時廃娼運動を行っていた市川房江さんたちが第6回全国廃娼同士大会で決議した内容とそれを政府と調査団に送りました。このことは市川房枝さんの編集・解説による『日本婦人問題資料集成〈第1巻〉人権 (1978年)』に書かれていることで、「台湾、関東州、樺太等と同じく朝鮮は除外」です。

このことは、1922年9月4日の大阪朝日新聞にも載っています。

同じことは、小林よしのり氏の「新ゴーマニズム宣言 第三巻」174pにも「吉見氏は朝ナマでこれを説明する際、植民地除外規定をわざと隠していた」と書いています。増田さんもこのことは知らないわけはないと思いますが、わざと隠して「朝鮮総督府は「慰安婦=性奴隷」犯罪に加担していた」と書いているんですよね。】

はい、私も知っていましたよ。でも、別に「わざと隠していた」(笑)なんてものじゃありませんからぁ…説明はできる限り簡潔にして省エネしたい、と思っているので…

では、仕方ないので、ウヨウヨさんのために、エネルギーを惜しまずに説明しましょう。
【国際法上『犯罪』とされ、日本国内では『犯罪』であることを認めて結んだ条約を、台湾、関東州、樺太等と同じく朝鮮は除外」】した、ということの意味をウヨウヨさんは考えられたことがないんでしょうね?

「醜業婦女売買禁止国際条約」(1910)や「婦人及び児童の売買禁止に関する国際条約」(1921)によって、日本国内では「犯罪」とされたことも、植民地朝鮮では「合法」で「犯罪」ではなかった…だから、朝鮮総督府は、こういう「慰安婦募集広告」を平然と載せ、たくさんの未成年の朝鮮人女性たちが「日本軍慰安婦」として、多くは「騙され」て…就業詐欺罪、略取誘拐罪…は、もちろん、当時の植民地朝鮮でも除外されてはいませんでしたよ…集められ、強制売春をさせられて、人権・尊厳をズタズタに踏みにじられたのです。

日本軍は、若い朝鮮人女性を「民間業者」に大量に集めさせました。そして、「日本軍慰安所」は朝鮮国内にはなく、戦地「支那」等、海外にありますから、多くは日本船(これは日本国内になりますから、日本国内に適用される法は全て適用されます)で「強制連行」され、海外の「日本軍慰安所」に送り込まれました。

「就業詐欺や、甘言で誘拐され、自分の意思に反して連れて行かれること」は「強制連行」以外の何物でもないですよ。そして、朝鮮総督府は、そういう「犯罪」を取り締まる責任がありました。

ウヨウヨさんは、「強制連行ではない」と主張されますか? 「いい仕事が有る】と騙されてついていき、ひどいレイプを受け、どんなにイヤだと拒否しても暴力で朝鮮半島から連れ出されたことを、ウヨウヨさんは「自発的意思で船に乗り、自発的意思で慰安所に入ったので、強制連行したのではない」と主張されますか? 「日本軍は直接、やっていない」と主張されますか?

いえいえ…上記公文書にあるように「日本軍が業者に指示を出した」のですから、「日本軍は業者に『警察に捕まるようなやり方はするな、巧くやれ』と指示を出していた」からと言いわけをし、日本軍が直接、強制連行したのでなくとも、日本軍はその就業詐欺罪、略取誘拐罪、強制連行、そして慰安所でのレイプ・監禁・拷問・傷害・強制売春の主犯です。

朝鮮総督府は、当然、こういう広告を出す業者が「日本軍の指示下」で、『軍部諒解』に基づき、「慰安婦」を募集していることを知っており、その「慰安婦」がどういうものかよく知っていて…その必要性をよく知っていたからこそ、こういう犯罪広告も載せてるわけで…日本軍性奴隷「犯罪」に加担したことは明らかです。ま、普通の視力が有る、「普通の一般市民」でなければ、認識できないかもしれませんけど・・・

結論
この広告は「朝鮮総督府は『慰安婦=性奴隷』」犯罪に加担していた」「物証」です。

⑥【あの頃は「日本軍がやった」と言っていたけれど「日本軍がやったという証拠は見つからない。しかし業者がやっていた」と韓国に言ってはどうですか。さらに「その業者が日本軍の指示でやったという証拠もないけれど」というのもです。当時から「日本軍がやった犯罪行為」と言っていた人たちこそ韓国にそのことを言うべきだと思いますが、そうは思わないのですかね。】

あのぉ~…ウヨウヨさん、「日本軍がやったという証拠は見つか」っていますよ、あなたがブログに載せながら、都合の悪い文字だけは全く見えなかったらしい「軍慰安所従業婦等募集に関する件」という日本陸軍副官通牒を手はじめに、それこそ、これでもかっ!?(笑)って、イヤになるほど…

ウヨウヨさんは、私が御紹介したアジア女性基金のURL…念のためにもう一度教えて差し上げます…
http://awf.or.jp/pdf/0051_2.pdf

をクリックして、その「日本軍がやったという証拠」を見る、という作業を全く一度もしてないんじゃありませんか? 見なければ、見つかりませんよ(笑)、もちろん…でも、自分に都合の悪い文字は見えないという奇妙な視力の持ち主には永遠に見つからないかもしれませんけど(笑)…

あっ、親切な増田さん(笑)ですから、中曽根康弘さんが、日本軍慰安所を『設置』していた、けれども、ウソをついていた、という「証拠」を挙げておきましょう。

http://fujihara.cocolog-nifty.com/tanoshi/2011/10/post-191b.html

バリックパパンの日本海軍322基地に「設営班慰安所」 1942年3月1 1日、中曽根康弘主計中尉の「取計(とりはからい)」で開設 防衛省防衛研究所所蔵の文書に記述   高知市の平和・資料館の調査で判明

「第二設営班  矢部部隊

一、編成

主計長 海軍主計中尉 中曽根康弘」

「バリックパパンでは・・・主計長の取計で土人女を集め慰安所を開設氣持の緩和に非常に効果ありたり」

ええっい(笑)、もうひとつ、オマケしちゃいましょう!
「その業者が日本軍の指示でやったという証拠」は、上記アジア女性基金のURLをクリックすれば、「南支派遣林部隊長発給証明書1940年6月27日『資料集成』第1巻152頁」に出てます。必ず、ご覧なさいね!

台湾総督府文書に有る南支派遣軍の林豊部隊長が発行した「当隊付属慰安所経営者」の証明書です。「今回慰安婦連行ノタメ」「慰安婦ハ当隊慰安ノタメ是非必要ナルモノニ付」この証明書をもった業者の「渡航ニ便宜供与」してやってくれ、と書いて有りますから!(原文は旧字体です)

さらにオマケ(笑)

これも、上記アジア女性基金のURLをクリックすれば出てきますが、

『岡村寧次大将資料第一 戦場回想編』1970年、302-303頁

「昔の戦役時代には慰安婦などは無かったものである。斯く申す私は恥かしながら慰安婦案の創設者である。昭和七年の上海事変のとき二、三の強姦罪が発生したので、派遣軍参謀副長であった私は、同地海軍に倣い、長崎県知事に要請して慰安婦団を招き、その後全く強姦罪が止んだので喜んだものである。
現在の各兵団は、殆んどみな慰安婦団を随行し、兵站の一分隊となっている有様である。第六師団の如きは慰安婦団を同行しながら、強姦罪は跡を絶たない有様である。」

岡村の部下であった岡部直三郎上海派遣軍高級参謀も慰安所の組織化に働いたと言われている岡部直三郎が北支那方面軍参謀長として1938年(昭和13年)6月に出した通牒(『資料集成』2巻 23‐26頁)に「速二性的慰安ノ設備ヲ整ヘ」 と書いてあります。なぜ、「速二性的慰安ノ設備ヲ整ヘ」る必要があるかについて、ここに書いてあることは、今回の橋下ウルトラ妄言と全く同じです。