「未だ変わらぬ東電の体質に怒りの叫びが止まらない-3/22デモ報告」など-地震と原発事故情報

たんぽぽ舎です。【TMM:No1796】
2013年4月4日(木)その2 地震と原発事故情報-5つの情報をお知らせします

転送歓迎
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★1.わかめが自信をもってお勧めします!
必読の書「日本人はどんな大地震を経験してきたのか」
工藤わかめ(たんぽぽ舎ボランティア)
★2.官邸まえ抗議行動を映像で追い続けて1年、
UPLAN(ユープラン)さんのメッセージに共感し、その活動に感謝。
さとみ(たんぽぽ舎ボランティア)
★3.未だ変わらぬ東電の体質に怒りの叫びが止まらない-3/22デモ報告
とめよう原発! 神奈川・東電デモ実行委員会 金子やよい
★4.メルマガ読者からのイベント案内(問い合わせは主催者へ)
◆4/6宇都宮健児・井戸川克隆 未来を語る
前日本弁護士連合会会長と元福島県双葉町長の対談
主催:市民グループ「私が東京を変える」
場所:渋谷区文化総合センター大和田 さくらホール
◆4/11、4/25、5/2反原発出前します!! 連続講座【内容変更】
主催:反原発出前のお店
会場:「スペースたんぽぽ」と連合会館(旧総評会館)501
◆4/26浅野健一氏講演と写真パネル展示
主催:みえ426の会
場所:みえ市民活動ボランティアセンター
★5.新聞・雑誌より
◆25自治体、大手に随意契約で売電 新電力の参入進まず
(4/1朝日新聞より抜粋)
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※4/9(火)学習会にご参加を!
5月柏崎刈羽ツアー事前学習会「東電の原発再稼働計画を許さない」

日 時:4月9日(火)18:30開場 19:00開会
講 師:菅井益郎さん(国学院大学教授)
会 場:「スペースたんぽぽ」ダイナミックビル4F
主 催:再稼働阻止・全国ネットワーク
参加費:800円
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┗■1.わかめが自信をもってお勧めします!
|  必読の書「日本人はどんな大地震を経験してきたのか」
└──── 工藤わかめ(たんぽぽ舎ボランティア)

「日本人はどんな大地震を経験してきたのか」―地震考古学入門
寒川旭著 平凡社新書 800円

「地震といかにつきあっていくか。これは日本に暮らすすべての人の課題です。
『日本書紀』の昔やそれ以前からの地震を知ること、貞観地震と東日本大震災と
結びつける知識を得ることは、未来に起こるであろう災害に備える力を私たちや
その子どもたちが得ることに他なりません。」
いかに凄まじい経験を私たちの祖先がしてきたか、そして生き抜いてきたか。
この本には過去日本人が経験してきた地震の歴史がわかりやすく書かれています。
歴史上の出来事が書かれているので、文系の人でも読みやすいです。

第1章 地震はどうして起きるのか
第2章 地震によるさまざまな災害
第3章 繰り返す海溝型巨大地震
第4章 活断層地震に襲われた人々
終 章 地震の過去・現在・未来

関連して、「地震考古学」(中公新書)寒川旭著、「歴史の中の大地動乱」
(岩波新書)保立道久著もお勧めします。

☆たんぽぽ舎では、毎月一回「地震がよくわかる会」(研究会)を開催しています。
1995年の阪神大震災以来、つづいています。生越忠さん(地質学者)、島村英紀
さん(地震学者)の助言を受けています。新参加者歓迎です。
お問い合わせは、たんぽぽ舎へ。

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┗■2.官邸まえ抗議行動を映像で追い続けて1年、
│   UPLAN(ユープラン)さんのメッセージに共感し、その活動に感謝。
└─── さとみ(たんぽぽ舎ボランティア)

「3・11」後、福島の姿と、数え切れないほどの市民活動を撮り続けている人が
いる。たんぽぽ舎開催の学習会でも時々お世話になっているユープランさん。
彼が、官邸前抗議行動から一年の節目に書いたメッセージを紹介したいと思う。
(3月29日の官邸前抗議の映像とメッセージ全文はYoutubeサイトで
見ることができます  http://www.youtube.com/watch?v=psM_3chiMo4

○<2013年3月29日 警察官のみなさまへ UPLAN>

官邸前抗議行動を開始してから1年目の今日まで、多くの報道人が現場の映像を
ネットで全世界の人びとに配信してきました.これらの記録はアーカイブとして
残り、10年後、20年後の人びとの眼にも触れることになります.私自身はジャー
ナリストではなく歴史?に係わる研究をしてきた人間なので、自分の映像を歴史
資料として後世の歴史研究者のために残したいと考えています.戦時中の日本人
が、カミカゼが吹いて神国日本がアメリカに勝つと信じていたことを今の私たち
が理解できないように、未来の研究者は、なぜ2013年の時点で日本人がこのよう
な状態で原発を廃絶せずにいるのか、その愚かな選択の理由が恐らく全く理解で
きずにいるでしょうから、そのことを考えるための材料として私の映像資料を未
来に提供したいと願っています.

警察官の皆さんのお子たち、あるいはお孫さんたちもその映像で、アップでとら
えた皆さまがたの制服姿を発見するかもしれません.お父さんは、おじいちゃん
はあの時あそこで何をしていたの?と問われて、胸を張って答えることができる
でしょうか?

今日の集会では郡山に住む女性から、同じ町内に住む24歳の女性が急逝し、ま
た3ヶ月の白血病闘病ののち中学生のこどもが亡くなったという報告がありまし
た.これがこの1年の結果です.

官邸前で福島の母たちやその支援者たちは「普通の暮らしをさせて下さい」「家
族を奪わないでください」そして「こどもを殺さないでください」とあたりまえ
のことを訴えているに過ぎません.「たすけて」と泣く幼児と「子どもを殺さな
いで」と叫ぶ母がいたとき、その母子を取り締まり、手助けしようとする人々を
逮捕するのが誇り高くあるべきあなたがた警察官なのでしょうか.身を楯にして
加害者を守ることは警察官の仕事なのでしょうか?
(中略)
上官の命令だったと言い逃れることは、あなたがたには許されないのです.どう
かあなたがたご自身の人生を大切に、仕事を誇れるような生きざまを選んでくだ
さい.そうするべきなのです.なぜならあなたがた一人ひとりも父として子とし
てまた夫として、愛するひとにとっての大切な存在であるからです.
—–
このメッセージを紹介すると同時に自らも振り返って、重みが増していく年月を
想い、ときに反省し、まだ闘いが続くという事、でもあきらめてはいけないとい
う事をあらためて心に刻んだ一日だった。

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┗■3.未だ変わらぬ東電の体質に怒りの叫びが止まらない-3/22デモ報告
└──── とめよう原発! 神奈川・東電デモ実行委員会 金子やよい

3月18日19時頃、福島第一原発で、燃料プール等重要施設九つが一斉に停止し
た、その後の発表で、トラックの上に仮設置されていた配電盤にネズミが接触、
ショートし電源ダウン、29時間もかかってやっと全ての設備を動かす事ができた
などとは、どれほど危機感なくこの2年を過ごして来たかがよくわかる。加えて、
呆れ果てた事に、この事故を「事象」などと言いまたもや国民をけむに巻こうと
する。
東電の隠蔽・責任転嫁体質は、全く変わっていない。この日のリレートーク・
デモコールでは、この東電の体質を厳しく追及し、道行く人々に訴えた。
第18弾デモの参加者は高校生を含む31人。初参加の女性が力強いスピーチとコ
ールでデモを盛り上げてくれた。

次回、第19弾デモは4月26日(金)
桜木町駅前広場:リレートーク 18時 デモ出発 19時 (約1時間)
お問い合わせ 金子 09065403771 まで

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┗■4.メルマガ読者からのイベント案内(問い合わせは主催者へ)
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◆4/6宇都宮健児・井戸川克隆 未来を語る
前日本弁護士連合会会長と元福島県双葉町長の対談

日時:4月6日(土)18:30開場 19:00より
場所:渋谷区文化総合センター大和田 さくらホール(渋谷駅から徒歩5分)
地図http://www.shibu-cul.jp/access.html
開演チケット:前売り700円、当日800円
対談:宇都宮健児(前日本弁護士連合会会長)、井戸川克隆(元福島県双葉町長)
司会:マエキタミヤコ
主催と詳細:市民グループ「私が東京を変える」http://watashiga.org/
予約:メールにて…稲村)20130406@watashiga.org

◆反原発出前します!! 連続講座【内容変更】

「反原発出前のお店」のメンバーによる、初心者のための連続講座、都合により
4月25日と5月2日の内容が変更になりました。

4月11日 電気は本当に足りないのか?
講師 小山貴弓さん(反原発出前のお店)
4月25日 チェルノブイリを見つめて~フクシマのこれからを考える
講師:向井雪子さん(チェルノブイリ子ども基金)
5月2日 収束しない福島第一原発事故&私たちの選択

昼の部は13:30~15:45 夜の部は18:30~20:45(昼夜は同じ内容です)
会場
・昼の部(全回)、夜の部(4/11) スペースたんぽぽ(JR総武線水道橋駅徒歩)
・夜の部(4/25、5/2) 連合会館(旧総評会館) 501号室
(東京メトロ千代田線新御茶ノ水駅徒歩ゼロ分)
参加費:1回700円
主 催:反原発出前のお店
賛同団体:原子力資料情報室、平和フォーラム
参加申込はメールで team-takagi@mbr.nifty.com
原子力資料情報室のホームページにくわしいお知らせが載っています。
http://www.cnic.jp/4872

◆4/26浅野健一氏講演と写真パネル展示

開催日時:4月26日(金)18:30~21:00
開催場所:みえ市民活動ボランティアセンター
三重県津市。JR・近鉄津駅隣接のビル3F
タイトル:労働者は「即死」覚悟の事故処理作業を
強要され、そこに暮らす人々は27年経っても
命をむしばまれ続ける・・・・・それが
原発事故です
講 師:浅野健一氏(ジャーナリスト、同志社大学教授)
参加費:1000円(未成年者は無料)
併 催:パネル展示<いま、汚染地で生きる青年や子どもたち>
提供:チェルノブイリ子ども基金
公開時間:10時~18時  場所:同所
主 催:みえ426の会(dptenoskanpo@yahoo.co.jp
Tel 090-1239-1410宮西)

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┗■5.新聞・雑誌より
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◆25自治体、大手に随意契約で売電 新電力の参入進まず

発電事業を進める全国の自治体で、水力発電所を持つ26の都道府県・市のうち、
25自治体は2013年度も地元の大手電力会社に随意契約で電気を売ることが分かっ
た。原発事故後、大手以外からの電力の購入先として人気が高まる新規参入の電
力会社(新電力)は、入札で買えずにいる。
政府は電力の自由化を進める方針だが、すでに自由化された分野でも変革の動
きは鈍い。(後略) (4/1朝日新聞より抜粋)

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