「村から農民が消え、農民が作る作物が消える」

東京の「令和の百姓一揆」に3200人

3月30日(日)午後2時から、東京都港区の青山公園南地区・多目的広場で、「令和の百姓一揆」と題するトラクターデモと集会が行われた。
スローガンは「日本の農、食、いのちを守ろう!」であった。
今回の集会は、トラクター30台によるデモと参加者によるメイン集会&デモの2つが企画されていた。そのため、集会開始30分後の2時30分にトラクターデモが出発し、参加者は集会を一旦中断してトラクターデモを見送った。

《出発直前のトラクター》

トラクターデモの出発にあたっては、トラクターの搭乗者の紹介があり、各地から集まった搭乗者は、いずれも自前のトラクターでこの「一揆」に参加したとのことで、各人から決意表明があった。

集会では、実行委員会を代表して菅野芳秀氏(山形県)から、集会アピールの発表があった。
それは、まず「今、日本の農業は崩壊局面にある」とし、「村から農民が消え、農民が作る作物が消え、村自体が消えようとしている。滅びゆく農業を多くの国民が知らない。それにより、最も犠牲となるのは消費者であることを理解してもらいたい」と述べていた。
続けて「『墓じまい』という言葉があるが、『農じまい』は許されない」と、いのちの危機を訴えた。
また、「この闘いは『長い闘いのはじまり』であり、できるだけ早く、政治的立場を超え、民、官を問わず、農の再建への幅広い連携を築かなければならない。
よって、『令和の百姓一揆』は対立・対決を煽るためのものではない。人々の、命の危機を回避するための大連携への呼びかけであり、未来世代に繋げる運動だ。その先頭に立つ」と訴えた。
政党からは、立憲民主党、れいわ新選組、日本共産党、無所属などに属する国会議員や地方議員らから応援のメッセージが寄せられた。
集会参加者は主催者発表で3200人であったが、4500人という報道をした新聞社もあった。
〇集会では、東京の行動に呼応する全国一斉行動が14か所で取り組まれているという報告もあった。
先発のトラクターデモは広尾方面へ明治通り、恵比寿を経由して代々木公園まで、参加者は表参道、原宿駅前を通って代々木公園B地区まで行進した。

《集会場所が米軍のヘリポートの傍であったため、米軍ヘリの爆音(3機)により集会が一時中断したことも記しておく。下段》

《こんなムシロ旗もありました。》

初出:「リベラル21」2025.04.02より許可を得て転載
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〈記事出典コード〉サイトちきゅう座  https://chikyuza.net/
〔opinion14175:250402〕