たんぽぽ舎です。【TMM:No1715】
2013年1月10日(木)地震と原発事故情報-5つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.槌田ゼミ:第2弾「エントロピー入門」1月16日(水)からスタート
★2.「236箱と66万円強」を山谷労働者へ送りました
「山谷支援」年末助け合いにご協力ありがとうございました 沼倉潤(たんぽぽ舎)
★3.東海村の村上村長は、原発再稼働に反対
12/24脱原発サミットin茨城(第二回)に参加して
厳しい選挙結果、それでも脱原発依存を目指す 工藤わかめ(たんぽぽ舎会員)
★4.メルマガ読者からのイベント案内(お問い合わせは主催者へ)
◆1/24ストッププルトニウム神奈川連絡会総会・特別講演
★5.新聞・雑誌から1つ
◆利益相反(竹田茂夫) <本音のコラム> (1/10東京新聞より)
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※1月11日(金)首相官邸前抗議行動(第38回)へ参加しよう
2013年最初の官邸前抗議行動・11日(金)18時~20時
いますぐ原発ゼロに! 大飯原発を停止せよ。 真下に活断層あり
主催:首都圏反原発連合(たんぽぽ舎も参加・構成団体)
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┗■1.槌田ゼミ 第2弾
| 「エントロピー入門」1月16日(水)からスタート
└────(槌田ゼミ講座スタッフ)
◆開講にあたって(講座担当スタッフ)
エントロピー入門といっても、巷にあふれているような学問的なことの講座で
はありません。わたしたちは、この人類社会が持続可能でありたいと願っていま
す。「限りある資源」を、上手に使うにはどうしたらよいのか。現代社会がかか
える問題を、エネルギーの流れ(循環)を見つめ直すところから始めてみませんか?
初回は、この講座でみなさんに何を学んで、そして考えていただきたいか、わ
たしたち(と社会)がかかえている問題の本質は何か、などをまじえた入門編に
したいと考えています。
核開発に反対してこられた槌田先生ならでは、福島原発事故後の追究と解析を
すすめていらっしゃる槌田先生ならではの視点も、この講座の魅力的なところで
す。また、講座の資料を(開催後に)毎回掲載しますので、連続で受講できなく
ても流れをつかむことができます。
★この講座には参加費特典があります。(3回目の参加費割引き)
★受講希望のかたは、事前にテキストをお買い求めください。
(会場でも購入可、テキストなしでも受講可)
(弱者のための『エントロピー経済学』入門/価格1500円/ほたる出版/
槌田敦・著)
日 時:2013年1月16日(水)18:30開場 19:00開会
会 場:スペースたんぽぽ(千代田区三崎町2-6-2ダイナミックビル4F)
電話 03-3238-9035
講 師:槌田 敦さん
テーマ:「地球複合環境の中の人間社会」
参加費:800円
ホームページ http://t2zemi2013.wordpress.com
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┗■2.「236箱と66万円強」を山谷労働者へ送りました
| 「山谷支援」年末助け合いにご協力ありがとうございました
└──── 沼倉 潤(たんぽぽ舎)
今回で31回目となる「たんぽぽ舎」の「年末助け合い運動」に全国から昨年
を上回る支援物資(236箱)とカンパ金(66万円強)が寄せられました。
皆様方の心温まるご協力に感謝いたし、御礼申し上げます。
今回は、急遽持ち上がった2つの選挙の最中の取り組みとなり、「たんぽぽ舎」
での荷物の整理作業は大変でした。最終日には50箱の荷物が到着し、てんてこ
舞いの作業でした。一つ一つの箱を開け、品目ごとに整理をし、再梱包するとい
った作業を手際よく成しえてくれた「ボランティア」の皆さんのお力添えと全国
の皆様の気持ちが「たんぽぽ舎」で結びつき、無事12月26日(水)にトラック
一杯の荷物を「山谷労働福祉会館」へ搬送できました。
前回はテントがいくつか送られてきましたが、今回は「お米」が多く、同封の
手紙には食品の安全性が付記されておりました。きめ細やかな配慮、ありがとう
ございました。
「たんぽぽ舎」は今回の取り組みにあたって、3500枚のチラシを作成、さらに、
毎週金曜日の「首相官邸前抗議行動」での配布ビラの一部に「山谷支援」を載せ、
2000枚を4回=計8000枚を配布、メールマガジン情報と併せ呼びかけました。
「市民の意見30」の皆様や「経産省前テントひろば」での情報拡散のおかげで
例年になく「たんぽぽ舎」の「山谷支援」が全国に拡がり、全国各地から物資が
届きました。
また、金曜日の官邸前行動で知ったという人が多く、わざわざ「たんぽぽ舎」
へカンパと物資を届けに来てくれました。
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┗■3.東海村村上村長は、原発再稼働に反対
| 12/24脱原発サミットin茨城(第二回)に参加して
| 厳しい選挙結果、それでも脱原発依存を目指す
└──── 工藤わかめ(たんぽぽ舎会員)
○12月24日(月)、原子力発電、日本発生の地、茨城県東海村で「脱原発サ
ミットin茨城」が村上達也東海村村長、三上元湖西市長、小出祐章氏を迎え、茨
城の環境と人を考える会議の主催で行われた。
冒頭、挨拶に立った村上村長は約800人の参加者を前に「今回の選挙の結果は
ショックだったが、このようにたくさんの人が集まり、元気づけられている。」
と述べた。
集会は休憩を挟んでの2部構成で1部では、小出裕章氏と三上湖西市長の講演
が行われた。小出氏はいつもながらの理路整然として分かりやすい話し方で、1
3年前にここ東海村で起こったJCO事故の例を取りながら、原子力の深刻な影
響について話した。また三上湖西市長は、市長として脱原発にリードしていった
経過や原発のコストの問題などユーモアを交えながら軽快に話していった。話題
は深刻であったが、講師の話に何度も拍手が起こり、会場が沸いた。
○2部では、村上村長、三上湖西市長、小出氏の3氏の参加でパネルディスカッ
ションの形式で討論が進められた。選挙後ということもあり、今回の選挙結果を
受けて、どうしていくかが話題となった。三上氏は自民党自体は脱原発というこ
とは難しいかもしれないが、自民党の中には脱原発を考えている議員もいるので、
働きかける必要があると述べた。村上氏は今後は地域ごとにその地域の特性から
政府に対抗していくしかない。例えば、東海第二原発の場合周囲には100万に及
ぶ人々が暮らしているという異常立地である。避難や損害賠償もできない。ただ、
脱原発を進めていく場合、交付金については財政でなんとかしていくが、原発関
連の仕事をしている人たち、雇用については悩みの種だ。しかし東海村には21
世紀の文化的な施設もある。そうした施設を核とした経済成長一方ではないもの
を大切にしていきたいと述べた。また小出氏は福島事故は津波だけではなく、地
震からも影響があったのではないかという質問を受けて、地震の影響はあったと
思う。ただ地震や津波があるから、原発は危険というわけではなく、なくても危
険なものだ。今まであった大きな原発事故のうち、地震と津波に関係したものは
一件、福島の事故だけであり他の3件は地震や津波には関係がないと答えた。
会場からは小出氏に対する質問として放射能汚染の不安を訴えるものが数多か
った。小出氏は、まず子どもを守ることを優先すること。私たち大人、今までの
原子力政策を進めさせた責任のある大人は汚染された食物については食べ、子ど
もには極力食べさせないよう努力していくべきだと話した。
話題は多岐にわたり、いずれも貴重なものだった。原発立地での脱原発の集会
はとても意義のあるものだったと思う。
最後にクリスマスイブということで、サンタクロースの扮装をしたかわいい子
どもたちが3氏に花束とクリスマスプレゼントを渡した。プレゼントは3氏に向
けられた励ましのメッセージ。子どもの手からプレゼントを受け取った村上村長
は「69年間で最も良いクリスマスイブ。」とにっこり。原発立地自治体で脱原
発依存を目指す村上村長に最高のクリスマスプレゼントとなったのではないだろ
うか。
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┗■4.メルマガ読者からのイベント案内(お問い合わせは主催者へ)
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◆ストッププルトニウム神奈川連絡会総会・特別講演
日 時:1月24日(木)18:30~20:30
会 場:かながわ労働プラザ(Lプラザ)第3会議室 JR石川町駅徒歩3分
記念講演 「神奈川の原子力~空母と核燃料工場の危険性を考える」
講 師:山崎久隆(たんぽぽ舎)
参加費は無料です。
連絡先:プルトニウムフリーコミニケーション神奈川
TEL 045-423-0341 水沢 Eメール:Pu-free-com@k.nifty.com
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┗■5.新聞・雑誌から1つ
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◆利益相反(竹田茂夫) <本音のコラム>
昨年の選挙期間中、自民党の日銀たたきに対して、白川方明日銀総裁は理路整
然と反論した。だが選挙後に態度が豹変し、自ら不可能とした2%インフレ目標
と無制限金融緩和を受け入れてしまう。総裁罷免を可能にする日銀法改正の恫喝
に対して、日銀の政治的独立性を守るため苦渋の選択をした結果だろう。この背
後には、セントラルバンカーが選挙の洗礼を受けない専門家集団であるという宿
命がある。
選挙の洗礼を受けないという点では、経済財政諮問会議や産業競争力会議等の
経済政策の司令塔に続々と起用されている財界人も同じだ。だが、こちらの方は
別の深刻な問題を抱えている。
諮問会議の民間議員の小林喜光・三菱ケミカルホールディングス社長は、諮問
会議の役割は「いかに原発を再稼働させるか」だという。その同じ諮問会議の民
間議員には原発メーカー社長が就いている。
かつて小泉政権などで規制緩和の旗をふった人物は、規制緩和で利益を受ける
大手金融業トップであった。当然、利益相反が問題になった。
政権に協力する財界人に問いたい。一企業の利益、国民の利益をそれぞれどの
ように定義し、どの利益を代表するつもりか。「GMによいことは米国にもよい」
との主張は日本でも成立するのか。国民に説明する義務がある。(法政大教授)
(2013年1月10日東京新聞より)
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【編集部より】
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