「東電、再値上げが本丸の『夏の陣』」など-地震と原発事故情報

たんぽぽ舎です。【TMM:No1769】
2013年3月9日(土)地震と原発事故情報-5つの情報をお知らせします

転送歓迎
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★1.サクラと環境原発調査は継続します―今年は昨年と一部変わります―
報告集(第10集)は出さずに、代わりにホームページで公表します。
サクラ調査ネットワーク(柳田 真 山田昌郎)
★2.東電、再値上げが本丸の「夏の陣」
電気代一時不払いタイムス The TEPCO Unpaid Times 3月7日号
★3.メルマガ読者からのイベント案内(お問い合わせは主催者へ)
◆ 運動史から振り返る   原発と原爆
―被爆国日本はなぜ原発大国になったのか  3月16日
★4.新聞・雑誌から
◆ (東日本大震災2年) (3月5日朝日新聞より)
「生活復旧に20年超」6割 福島県民共同世論調査
★5.テント日誌 3月6日 経産省前テントひろば543日目
「福島月間の渦中にて」―私たちがまず目を開こう
脱原発の運動は持久戦の様相に
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3/10(日)原発ゼロ☆大行動 日比谷公園、永田町霞が関一帯
3/11(月)東電に賠償要求を突き付けよう! 東電本店まえ
3/12(火)国会前アクション 原発事故から2年・被害者への補償/支援政策を!
☆3月12日(火)山本太郎講演会 ※予約制・先着順 是非ご参加下さい
「脱原発と政治」   会場スペースたんぽぽ
18:30開場  19:00開会  参加費800円
主催:反原発自治体議員・市民連盟
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┗■1.サクラと環境原発調査は継続します―今年は昨年と一部変わります―
│  報告集(第10集)は出さずに、代わりにホームページで公表します。
└──── サクラ調査ネットワーク

【サクラ調査―異変桜見つかる―環境悪化・原発放射能か】は2004年から始まり
ました。
今年で10年目になります。全国の原発現地の皆さんの協力で9年余続きました。
それは第1集-9集の調査報告集にまとめられました。2007年の中越沖地震では
原発放射能がサクラに大きな打撃を与えたこと、モニタリングポストは全く役に
立たず・・であったことなどが事実で実証されました。
福島原発事故の放射能で、今後ますます動物・植物への悪影響が心配されます。
そのため、体制は不十分ですが全国調査を継続します。ご協力をどうぞよろし
く。
なお、昨年サクラ調査にご協力いただいた全国41地点の皆さんには、このメー
ルと同じ案内文と共に調査要綱・調査票の三点セットを2月28日郵送で送りまし
た。
(たんぽぽ舎   柳田真)

◆全国のサクラ調査協力者の皆様へ

拝啓 早春の候 如何お過ごしでしょうか
私は一昨年からサクラ調査のデータ整理をお手伝いさせていただいております山
田昌郎と申します.
今年は柳田さんが,再稼働阻止全国ネットワークの活動などで超多忙のため,
例年実施しておりました小石川植物園での説明会や,調査・報告集(第10集)の発
行が困難な見込みとなっております.
しかしながら昨年まで9回にわたって実施されたサクラ調査の結果は,貴重なデ
ータとして蓄積されており,今後も粘り強く調査を継続することでさらに意義を
増すと予想されます.
つきましては皆様には昨年までと同様に今年もぜひ調査を実施していただき,結
果をたんぽぽ舎宛てにお送りください.
お送りいただいたデータは,昨年までの結果に追加させていただき,いずれはた
んぽぽ舎のホームページ上で公開できればと考えております.(集計した数字を
発表)
調査要綱と調査票を同封いたしますので,どうぞよろしくお願いいたします.

敬具
〒101-0061東京都千代田区三崎町2-6-2
ダイナミックビル5Fたんぽぽ舎内
サクラ調査ネットワーク
tel:03-3238-9035 fax:03-3238-0797
Eメール:sakura@tanpoposya.net
サクラ調査データ整理担当ボランティア:山田昌郎

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┗■2.東電、再値上げが本丸の「夏の陣」
│ 電気代一時不払いタイムス The TEPCO Unpaid Times
└──── 2013年3月7日号よりのお知らせ
転送/転載/拡散歓迎
■東電、再値上げが本丸の「夏の陣」

東京電力が電気代を再値上げしようとしている! 原発は再稼働する、海外か
ら言い値で燃料を買う、値上げ分を不払いすれば、他に選択肢もないのにいきな
り「送電お断り」。こんな会社は許せない!

2013/3/5  日経新聞より

東京電力の再値上げが一段と現実味を増してきた。足元の急激な円安で燃料費
がかさみ、総合特別事業計画(総特)初年度の経常損益目標の達成は困難な情勢。
加えて収益改善のカギを握る柏崎刈羽原子力発電所も、東電が見込んでいた4月
からの再稼働がほぼ不可能。再値上げを巡る議論は、参院選と原発の安全基
準公表が重なる今夏に正念場を迎える公算が大きい。あるエネルギー関連企業の
幹部は「13年度中は東電の原発は再稼働しないと考えている」と話す。仮に原発
が通年で1基も動かなければ、黒字転換は絶望的。こうした状況を回避する最後
の手段は、電気料金の再引き上げとなる。
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発行:電気代一時不払いプロジェクト http://d.hatena.ne.jp/toudenfubarai/
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┗■3.メルマガ読者からのイベント案内(お問い合わせは主催者へ)
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◆ 運動史から振り返る   原発と原爆
―被爆国日本はなぜ原発大国になったのか
第8回 チェルノブイリ後の「脱原発法案」の挫折と新たな「脱原発法」
と今後の運動

日時:2013年3月16日(土)18時より
講師:柳田真さん(たんぽぽ舎)
西尾漠さん(原子力資料情報室)
参加費:非会員800円、会員500円、生活困窮者500円
会場:ピープルズ・プラン研究所
(メトロ有楽町線江戸川橋駅1-b出口より徒歩5分)
主催・問い合わせ先:ピープルズ・プラン研究所
東京都文京区関口1-44-3信生堂ビル2F
TEL:03-6424-5748 FAX:03-6424-5749
Email:ppsg@jca.apc.org
http://www.peoples-plan.org/jp
※ピープルズ・プラン研究所 オルタキャンパス「OPEN」

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┗■4.新聞・雑誌から
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◆(東日本大震災2年)
「生活復旧に20年超」6割 福島県民共同世論調査

東日本大震災の発生と原発事故から2年になるのを前に、朝日新聞社は福島放送
と共同で、福島県民を対象とした世論調査(電話)を実施した。福島県全体で元
のような暮らしができる時期の見通しについて4択で聞いたところ、「20年よ
り先」が6割に上った。国や自治体の今後の除染作業に「期待する」と「期待し
ない」は二分された。▼3面=「復興の道筋ついてない」8割
2~3日に調査した。同様の調査は事故半年後の2011年9月、1年後の昨
年3月にもしている。
今回、「元のような暮らしができるのは、今からどのくらい先になると思うか」
と聞いたところ、「5年ぐらい」は3%、「10年ぐらい」は14%、「20年
ぐらい」は19%。「20年より先」は60%で、年代別では30代の80%、
40代、50代の73%が選んだ。事故から2年になるのに、前途が見いだせな
い苦しい胸のうちがうかがえる。
これまでの除染作業について「評価する」は「大いに」2%、「ある程度」3
6%で、合わせて38%。「評価しない」は「あまり」45%、「全く」17%
で、計62%だった。
これからの除染作業に「期待する」は「大いに」12%、「ある程度」38%
で、計50%。「期待しない」は「あまり」39%、「全く」10%で、計49
%だった。
「放射性物質に汚染された地域は森林を含めてすべて除染すべきだ」との福島
県の主張に「そう思う」は「大いに」38%、「ある程度」35%。「そう思わ
ない」は「あまり」18%、「全く」6%だった。
(後略)
(3月5日 朝日新聞より抜粋)

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┗■5.テント日誌 3月6日 経産省前テントひろば543日目
|  「福島月間の渦中にて」―私たちがまず目を開こう
└────      脱原発の運動は持久戦の様相に

○昨日は啓蟄だった。いくらか春めいてきた気候の中で何とはなしに気分もうか
れ気味にはなるが、それでももう一つ陰鬱な気持も支配している。政治的な動向
がやはり「いやな感じ」というのを実感させはじめているからだ。世界的な金融
緩和政策(国家による金のばら撒き)による世界同時株高が演出され、マスメデ
ィアは安倍をオオバケする政治家かもしれないと持ち上げている。が、化けてい
るのはボケはじめているメディアの頭である。こうして表層の気分は世の中に浸
透して行くものだが、地金というか強権的な政治動向も見える部分には見えてい
て鬱鬱とした気分にもなるのだ。「侍ジャパン」が勝った、負けたと騒いでいる
向こうでどこか欝なる気分も感じている人の方がまともなのである。
○ これというニュースもあまりない中でこれはと思ったのは吹雪の中で父親が
娘を抱き温めながら自分は凍死した事件だった。痛ましい事件に違いないが、命
をかけて娘を守ったこの父親の行為に僕は涙した。子供に対するこの父親の行為
に素直に感動した人は多いと思うが、この父親と同じように僕らは福島の子供た
ちの現在と未来を憂えているのだろうか。それとこれとは別だという声も聞こえ
てきそうであるが、僕には別のこととは思えない。再稼働を福島第一原発事故後
の重要戦略としてきた経産省や原子力ムラは事件をなるべく小さくみせるため本
当のことを隠蔽してきた。事故の現実とそのもたらしているものも隠し放射能安
全神話などで覆ってきた。発見された子供の甲状腺ガンだって因果関係を否定す
る始末だ。放射能汚染の現実を明瞭に突き出し、そこから子供たちを守るという
一番優先さるべき事からも目をそらしてきたのだ。原発を再稼働し、原発保持を
優先させる経産省と原子力ムラ、それに業界、また自民党などの与党に対して揺
るぎのない視線で持って対決しなければならない。彼らの野望は血も涙もない所
業だということを見なければならない。福島の子供たちのことを心配することは
放射能への過剰反応ではない。現実に目を開くかどうかである。経産省前テント
ひろばは「福島月間」を提起しているが、何よりも私たちがまず目を開かねばな
らぬことである。
○むかしの運動関係者《1960年安保闘争時の全学連主流派や反主流派の活動家た
ち》の合同した集まりがあり、その末尾にあった私も顔を出した。高齢者になっ
た面々だが、原発問題に関わっている人も多く心強かった。テントに向かったの
はそれで遅くなったが、テントは変わらぬ光景の中にある。脱原発の運動が持久
戦の様相の中にあり、テントの持続も大変だが多くの人もたゆまぬ力で保持され
ている。朝方の方まで不寝番をしたが、この間の続いていて仕事の疲れもあって
うとうととしていた。3月8日・9日・10日・11日と連続した行動がテントの周辺
で予定されており、テントも賑やかになるだろう。下にあるのは3月3日の集会の
模様の動画である。(M/O)

○以下は今すぐ見られる動画です、まだの方は是非ご覧願います。
第1部(2時間弱)http://www.youtube.com/watch?v=l48ZY0ExYR4
第2部(1時間半)http://www.youtube.com/watch?v=VFmgKsS9kzc

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【編集部より】
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