「経済産業省はテントを告訴するな!」など-地震と原発事故情報

たんぽぽ舎です。【TMM:No1813】
2013年4月22日(月)地震と原発事故情報-6つの情報をお知らせします

転送歓迎
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★1.「経済産業省はテントを告訴するな!」
「市民は変われ!」「国民を守れない司法はいらない!」
4月19日金曜官邸前抗議行動(51回)に参加して
斎藤なぎさ(たんぽぽ舎ボランティア)
★2.たんぽぽ舎の活動・運営に協力して下さい
沼倉 潤(たんぽぽ舎事務局)
★3.メールマガジン読者からのイベント案内(問い合わせは主催者へ)
◆4月26日(金) 神奈川・東電デモ第19弾行います
神奈川・東電デモ実行委員会より、デモのお知らせ
★4.新聞・雑誌より
◆プール泥に高濃度放射能 福島の3高校 NPOが測定
★5.テント日誌4月17日(水)経産省前テントひろば 584日目
これが春だという陽気はなかなか訪れないものですね   (M/O)
★6.『速報』・経産省前テントひろばより
◎5月10日(金)17時より18時、テントを守れ!集会(裁判とり下げろ)
場所:経産省正門前
◎5月23日(木)10時より、第1回東京地裁包囲行動
11時、第1回公判
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※4/26(金)第52回首相官邸前抗議行動にご参加を!
日時:4月26日(金)18:00から20:00 第52回首相官邸前抗議行動
主催:首都圏反原発連合(たんぽぽ舎も参加・構成団体)
たんぽぽ舎では、13:00からビラ、プラカードなどの用意をして、
16:00、たんぽぽ舎出発。17:00「経産省前テントひろば」集合。
17:20に1~5班にわかれて官邸前、国会前へ出発。20:20総括集会。
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┗■1.「経済産業省はテントを告訴するな!」
|  「市民は変われ!」「国民を守れない司法はいらない!」
|  4月19日金曜官邸前抗議行動(51回)に参加して
└──── 斎藤なぎさ(たんぽぽ舎ボランティア)

今日は財務省上で抗議行動をすることになった。コーンで仕切られた狭い場所
とは異なって解放感がある。近くで時事ネタを基にした似顔絵を並べている人が
いる。そこで反原発のアナウンサーへの「粛清」がNHKで二人も出たことを知る。
官邸前から衆議院第二別館の車両出入り口まで抗議参加者が続く。午後7時40
分頃さらに人が増えて下まで列が伸びている。ここと比較して、国会議事堂前や
ファミリーエリアの人数は前回より減った気がする。しかし国会議事堂前のシュ
プレヒコールが面白いのだ。
「経済産業省はテントを告訴するな!」「市民は変われ!」「国民を守れない
司法はいらない!」(官邸前でもあったそうです。)
また福井県敦賀市から若い女性市議が来てスピーチをしていた。毎週金曜に県
庁前でデモをしているという。先日、石川県での再稼働阻止ネットワークの集会
に参加して、敦賀市では小出裕章さんの講演会に600名以上の参加者があり、若
い力が育っていると聞いたばかり。全国に金曜デモが広がりつつあると実感した。
さらにファミリーエリアに向かう途中、「チャリデモ体験 試乗受付中 自転
車、ヘルメット、エスコート付き!」という看板と自転車3台が目に留まる。い
つも自転車隊のパフォーマンスには励まされていたが、自転車で抗議したい人の
ために貸し出してくれるとは、なんと素敵なアイディアなのだろう。
次回、4月26日金曜官邸前抗議行動(52回)に、ご参加ください。

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┗■2.たんぽぽ舎の活動・運営に協力して下さい
└──── 沼倉 潤(たんぽぽ舎事務局)

○ たんぽぽ舎は、チェルノブイリ原発事故で起きた放射能汚染を心配し「放射
能測定器」を購入し、1989年に東京都千代田区に誕生した「原発廃止」をめざし
た市民の「ひろば」です。
○ 設立以来、24年。放射能汚染食品測定活動への信頼も得ながら、日刊「事
故情報」(メールマガジン)の配信や「スペースたんぽぽ」での講座開設など、多
くの皆さんに支えられ新たな活動領域にもチャレンジしてきました。
年間の運営費は、約1千万円(プラス4Fの「スペースたんぽぽ」は別会計で
約500万円、活動は1ヶ月に10回ほどの講座の開催)ほどですが、会員の会費やカ
ンパ、パンフレットなどの普及販売活動でまかなっています。
「福島原発」の事故後2年を経過した今、原発をなくす運動の大事な局面を向
かえ、たんぽぽ舎の活動をより充実させたいと思っております。
たんぽぽ舎は月2回、運営委員会を開き活動や運営全般について討議し、実践
していますが皆さんとのつながりを確かなものにし、一緒に活動できる事があれ
ば是非協力して頂きたいと思っておりますので「運営委員会」での討議や情報も
お知らせしていきます。

○ 《4月16日(火)の運営委員会から》
・たんぽぽ舎は「ニュース」と「速報」を月に1回ずつ(計2回)発行しています。
この日は定期発行に向けて編集・発刊体制の討議をしました。
・「ニュース」は毎月の15日、「速報」は1日に会員の皆さんに発送しています
が、たんぽぽ舎以外のグループのチラシやイベント情報も同封しています。
・5月12日(日)に「たんぽぽ舎拡大運営委員会」を開催します。
たんぽぽ舎として取り組んでほしい事や、運動、活動への提言がありましたら
ファックスにてご一報下さい。56名のたんぽぽ舎スタッフに直接、お話しされて
も結構です。
○ 3.11以降、多くの書籍が出版されました。たんぽぽ舎でも販売コーナー
を設置していますが、在庫管理など追いついていません。管理方法も含めて、ア
イデアと労力の提供を求めています。

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┗■3.メールマガジン読者からのイベント案内(問い合わせは主催者へ)
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◆4月26日(金) 神奈川・東電デモ第19弾行います
神奈川・東電デモ実行委員会より、デモのお知らせ

安部政権の中、再稼働の動きが強まっています。それに加え、復興、復興とメ
ディアの大合唱のなか、福島の人々は、高線量のなか声をもあげられず、ゆっく
りと殺されて行く様な状況です。
この状況を変られるのは、一人一人の行動でしかありえません。一緒に声を上
げていきましょう(^-^)/
コースは前回と同じ、 桜木町駅前広場⇒市庁舎前⇒東電神奈川支店⇒桜木町
駅前広場 の約1時間のコースです。
4月26日(金) 19:00桜木町駅前広場スタート、デモ出発前の 18:00~19:00 は、
スタート地点の桜木町駅前広場にてリレトーク、フクシマへの思い、東電への怒
りの声など、思いっきり話して下さい。
それぞれが自由なスタイルでアピールしてます。
横浜で一緒に声を上げましょう! デモの後、有志にて交流会もあります。
お問い合わせ  金子 09065403771 まで

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┗■4.新聞・雑誌より
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◆プール泥に高濃度放射能 福島の3高校 NPOが測定

東京電力福島第一原発の事故後、水を抜かないままになっている福島市内とそ
の近郊の県立高校2高のプールの底の汚泥から、1キロあたり10万ベクレルを超
える放射性セシウムが検出され、もう1校からも同8000ベクレル超が出た。教員
や学校側の協力のもと、朝日新聞が泥を入手し、福島市内のNPO法人「市民放
射能測定所」(CRMS)で測定した。
泥が高濃度に汚染されていても水が放射線を遮る効果が大きいため、3校とも
プールそばの空間放射線量は周辺と比べ高くない。野口邦和・日大准教授(放射
線防護学)は「水に封じ込められている泥は高濃度でも排出しない限り問題はな
い」と話す。
8000ベクレルを超える放射性の汚泥などは特別措置法により国が処理する対象。
県はプールの泥について「どんな除染方法があるか検証実験をしている。その結
果を検討した上で、環境省に連絡し、処理方法を協議する」としている。(中略)
県教委によると、県立校70校にプールがあり、排水していなかったのは計7校。
朝日新聞はそのうち、現在通常に運営しているほかの2校についても今月、校長
や教頭の許可と立ち会いのもと泥を採取。測定の結果、福島市に近い地域の高校
で11万9461ベクレル、南相馬市の高校で8468ベクレルが検出された。
(4月22日朝日新聞より抜粋)

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┗■5.テント日誌4月17日(水)経産省前テントひろば 584日目
│  これが春だという陽気はなかなか訪れないものですね
└──── (M/O)

○ 昼の食事に出掛けた人たちのネクタイが時折強い風で捲れている。もうネク
タイとは無縁になった日々であるが、あんな風にネクタイがなる記憶は思い出せ
ない。一時の強風ではなくなってはいるが、それでも風の強い日が多い。春先は
天候が不順であると言うが、春らしい陽気の日は少ないのではないだろうか。テ
ント前では訪問客の人たちとテントの泊まり番のメンバーとの交流コンサートの
ようなものが開かれていて、道行く人も目を向けている。バスの人たちは手を振
る。即興で出来上がるひろばの風景はいいものだ。いつも官僚的な対応しかでき
ない、経産省の面々も広くゆったりとこういう光景を見て欲しいものだ。
○ 「天災は忘れた頃にくる」というのは寺田寅彦の伝説的な警句であるが、で
も、「天災も忘れさせてくれない」というように世の中は変わってきているので
はないか。地震の活性期に我が列島は入ったと言われるのだから当然のことかも
しれない。地震は相変わらず多い。地震などの災害に対応できるのは行政などの
機関ではなく地域住民に動きであり、そこで役だつのは経験である。18年前の阪
神淡路大震災にしても、今回の東日本大震災でも重要だったのは地域住民の活動
であり、行政はそれに寄り添いながら動くしか手はなかったはずだ。
こういう場合に役立つのは経験であり、行政や政府機関、あるいはメディアは
正確な情報を流すべきだ。それを人々が災害を経験として残して行くためにやる
べきことだ。だが、行政や政府機関、あるいはメディアはそうではなく、上から
視線とともに隠蔽するという体質が色濃くあるように思える。特に原発事故につ
いてはそういえる。不透明でイライラさせられるのは誰もが経験していることな
のだ。何をしているのだ、と舌打ちしたくなることも多い。
○ 18年前の阪神淡路大震災を想起させる淡路島の地震でもそうだった。この地
震が注目されたもう一つの要因は四国を縦断する活断層、そして伊方原発との関
連である。これは東日本大震災と原発震災を経て初めて関心にのぼって来ている
ことだが、一部のメディアを除けばほとんど報じてはいなかった。福島第一原発
事故では想定外の津波にやられたということが強調され、地震との関連が隠蔽さ
れてきたが、今回は原発事故を想定外として疎外(除外)しているようだ。原発
事故の収束宣言をはじめこうした傾向は今にはじまったことではないにしても。
この背後に政府や経産省、あるいは原子力ムラの原発再稼働の目論みがある。一
見すると関係なく思える経産省の「土地明け渡し請求訴訟」もこれに連なってい
る。想像力を働かせれば見えてくることなのだ。
○ テントの泊りはいつの間にか70代と60代、それに30代と20代のメンバーにな
っている。他の曜日のことはしらないが、僕の当番のときはそうなのだが、昨日
はどういうきっかけか定かでないが、中国の古い話が話題になった。三国志を前
後する時代のことである。我が列島ではあの卑弥呼の邪馬台国のころである。日
本の古代と関連してこういう議論が起きるのは、昨今の中国が、あるいは中国関
係が分からなく感じていることがあるのだろうと思う。
中国のことや日本の今後のことを知りたいと言う欲求があり、これは排外主義
的(?)な言辞をまきちらし人にもあり、本当なら共通の議論の土壌に成りえる
ことでもあるはずだと思う。私どもは広くて深い射程を持ってこのことを考えた
いのだ。テントの中でこんな風にある議論は楽しいものだがこれは今では貴重な
ことに思える。テントには様々の関わりがあるが、泊りの可能な人は是非とも加
わって欲しい。それこそ想定外の楽しさもある。

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┗■6.『速報』・経産省前テントひろばより
└──── 地震と原発事故情報編集部

◆「経産省前テントひろば」より

◎5月10日(金)17時より18時、テントを守れ!集会(裁判とり下げろ)
場所:経産省正門前
◎5月23日(木)10時より、第1回東京地裁包囲行動
11時、第1回公判

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【編集部より】
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「集会・デモ・講演会のお知らせ」に関しては、平等に掲載するため
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内容をお送り下さい。
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