「"経産省前テントひろば"を守ろう!ハガキを出そう!」など-地震と原発事故情報

たんぽぽ舎です。【TMM:No1752】
2013年2月20日(水)地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします

                           転送歓迎
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★1.”経産省前テントひろば”を守ろう!ハガキを出そう!
   3枚1組 200円
   ~全国の脱・反原発運動の希望の灯台を消すな~
                  横田 朔子(たんぽぽ舎ボランティア)

★2.「美しいモンゴルを核のゴミ捨て場にしないために」報告
    モンゴルの核処分場問題は止まっていない
                  S・K(カトリック正義と平和協議会)
★3.「経産省前テントひろば」からのお知らせ──3月3日集会
   (お問い合わせは主催者へお願いします)
★4.新聞・雑誌から2つ
 ◆地震保険料15パーセント上げ 来年7月めど リスク見直しで
                 (2月18日 日経新聞より抜粋)
 ◆関電、7月に調査報告
                 (2月19日 朝日新聞より

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┗■1.”経産省前テントひろば”を守ろう!ハガキを出そう!
 |   3枚1組 200円
 |   ~全国の脱・反原発運動の希望の灯台を消すな~
 └──── 横田朔子(たんぽぽ舎ボランティア)

◆テントは全国の脱・反原発運動の希望の灯台!
福島第一原発の過酷事故から6カ月目の2011年9月11日、「経産省を囲む
人間の鎖」「脱原発10日間ハンスト」が行われたその日、テントは経産省前に
建てられました。以来24時間、3交代制で寝食を共にしながら多くの仲間たち
がテントを守り続け、はや527日目を迎えました。
いまや福島をはじめ全国の脱・反原発運動の持続的な闘いの共同のひろばとして
定着し、日本人・外国人の誰でもが立ち寄れる、心のよりどころとなっています。
さらに毎週金曜日の夕方は生放送で「テントから全国・全世界へ!あおぞら放送」
は世界への情報発信基地にもなっています。
◆原発推進安倍政権はテントの強制撤去=脱・反原発運動潰しを狙っている!
野田政権下では撤去したくても、官邸前の抗議行動は日増しに参加者が膨れ上が
り、さらにそれに呼応した全国の金曜日抗議行動の拡がりや圧倒的な国民の脱原
発の声を無視できなくなり、強制的に撤去できませんでした。
 しかし自民党への政権交代以後、安倍政権下で経産省によるテントひろばへの
撤去命令は執拗に続いています。また、在特会等によるテントへの罵詈雑言、テ
ントそのものへの暴力行為が目立ってきました。
 安倍政権はいつ、どのような形で強制撤去に踏み切るのか。あるいは右翼の暴
力的行為に警察が介入する形で撤去?まったく予断を許さない状況が続いていま
す。
 原発推進・再稼働と海外への原発輸出を目論む安倍政権は、テントの強制撤去
によって国民的な脱・反原発運動を潰しにかかろうとしています。
◆テントを守ろう!ハガキ運動を2月1日官邸前で開始!
たんぽぽ舎と経産省前テントの「テントを守ろう!ハガキをだそう!の呼びかけ
が、官邸前抗議行動の参加者に大反響!
私たちは非暴力・不服従の姿勢を貫きながら、「テントを強制撤去させないぞ!」
の意思表示として、安倍総理、茂木経産大臣等に全国からハガキを大量に出して
いこう! 家族・友人・知人等周りに広げよう!
★驚くなかれ。1919年(大正8年)、ある学校で学生たちの間に問題の多い
教頭排斥が起こり、ストライキ戦術も含む様々な議論がなされた結果、学生の犠
牲を最小減にするためハガキを出そうという事になり、有志の学生たちが毎日1
枚ずつ教頭に辞職勧告のハガキを出し続けた。1枚、50枚、100枚という具
合に毎日教頭宅にハガキが舞い込む。初は「不都合な示威運動に絶対譲歩しない」
と見向きもしなかった頑固一徹の教頭も、ハガキが500枚に達した時、(好い
加減不安を感じていた故)妻の勧めを受け入れて辞表を出したというハガキ運動
の歴史が記されている。ちなみに1919年は第一次世界大戦(1914~1917年)の2年
後である。(底本:「現代ユウモア全集第二巻。堺 利彦集」現代ユウモア全集
刊行会。1928/昭和3年10月20日発行)
多数の要請・抗議ハガキを受け取る人の心理は、昔も今も変わりはないのではな
いかと思います。
 安倍総理や関係大臣に全国の「脱・反原発」の声として本気で「テントを強制
撤去しないで!」のハガキを出し続けましょう!

1.たんぽぽ舎      TEL 03-3238-9035
             Fax 03-3238-0797
2.経産省前テントひろば TEL 070-6473-1947

★ハガキセット 3枚1組 200円 の郵送をご希望の方は、
 たんぽぽ舎へお申し込み下さい。   
郵便振り込み番号 00180-1-403856(たんぽぽ舎)
 通信欄に『ハガキ代金』とご記入の上、お振り込み下さい。

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┗■2.「美しいモンゴルを核のゴミ捨て場にしないために」報告
 |  モンゴルの核処分場問題は止まっていない
 └──── S・K(カトリック正義と平和協議会)

 2月14日、スペースたんぽぽで上記学習会が行われた。講師は芝山豊さん(清
泉女学院大学 専門はモンゴル文化)。この学習会は日本カトリック正義と平和
協議会との共催で行われた。芝山さんは原発関係の専門家ではない、と前おきを
したうえで、それでもモンゴル研究者の視点で私たちの関心を呼び起こす話をし
た。
 レジメの冒頭には「今日 知っていただきたいこと」として

1. モンゴルの核処分場問題は止まっていない
2. モンゴルに核処分場をつくるための日本の原発輸出の準備は着々と進んでい
  る
3. 核選択はモンゴル国民の総意ではない
4. CFS構想(包括的燃料サービス構想)を根絶しない限り脱原発はあり得ない
5. モンゴルの核汚染は既に始まっている
6. モンゴルへのオリエンタリズムを自覚して真の友人としてできることを

の6つの項目をあげた。2011年5月、毎日新聞がモンゴル産ウラン燃料を原発導
入国に輸出し、使用済み核燃料はモンゴルが引き取るというCFS構想(包括的燃
料サービス構想)の日米モンゴル間合意を報道し、大きな反響を生んだ。しかし
9月にモンゴル大統領が国連総会で核廃棄物持ち込み否定の演説をして人々の関
心は薄くなった。
しかし原発導入、核廃棄物処理をめぐり日本、中国、各国はモンゴルを狙ってい
る。
自分たちの核のゴミ処理のために他国を利用する、そのことに対して意識と知識
を持ち、脱原発の活動を進めていきたい。

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┗■3.「経産省前テントひろば」からのお知らせ──3月3日集会
 |  (お問い合わせは主催者へお願いします)
 └──── 

◎経産省前テントひろばが中心になって以下の集いが取り組まれています。多く
の方々のご参加を!

  3.3 福島・首都圏の集い  ―福島原発災害に学ぶー

日時:2013年3月3日(日曜日)13時30分~17時(13時開場)
場所:明治大学リバティーホール
内容:「福島の現実」を語る…福島からの避難者、仮設住宅・借り上げ住宅の方
    々、濃・漁民の方々。
   原発入らない福島の女たち、ふくしま集団疎開裁判の会、子どもたちを放
   射能から守る福島ネットワーク、希望の牧場、飯館の新天地を求める会、
   井戸川元双葉町町長などの発言も予定

主催:現代史研究会、経産省前テントひろば、たんぽぽ舎、
   福島原発事故緊急会議、反原発自治体議員市民連盟
協賛:首都圏反原発連合、フォーラム平和・人権・環境
連絡先:経産省前テントひろば(070-6473-1947)

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┗■4.新聞・雑誌から2つ
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◆地震保険料15パーセント上げ 来年7月めど リスク見直しで

 政府と損害保険各社は2014年7月をめどに、家庭向け地震保険の新規契約の保
険料を15パーセント程度引き上げる。東日本大震災を踏まえ巨大地震発生のリス
クが高まったと判断したためだ。損保各社は南海トラフ地震の被害推計を検証し、
15年以降の追加値上げも検討する。値上げの影響を抑えるため耐震性の高い建物
の割引率は高めるが、負担増で加入者離れが起こる可能性もある。(中略)
 11年の東日本大震災で保険金の支払いが1兆2000億円を超え、将来の震災発生
リスクが高まった。大震災を踏まえ昨年12月に政府の地震調査研究推進部が新た
な検証結果を公表。算出機構は影響を精査し、全国平均で約15パーセントの値上
げが必要と判断した。
 損保各社は14年7月に続く第2弾の値上げも検討する。太平洋の南海トラフを震
源とする巨大地震が起こった場合の影響を十分保険料に織り込めていないためだ。
値上げ幅は地震調査研究推進本部が南海トラフ地震の新たな検証を終えてから決
める。短期間に2度の大幅値上げとなる。
(後略)                (2月18日 日経新聞より抜粋)

◆関電、7月に調査報告
 関西電力は18日、全国で唯一稼働中の大飯原発(福井県)の敷地内で重要施設
の非常用取水路を横切る断層の追加調査計画の詳細を発表した。活断層の可能性
があるかについて判断するため、敷地内に試掘溝を掘って確認し、7月中ごろに
も報告をまとめる。
 計画では、3号機から南に約170メートルの地点を調べる。3月に準備工事を始
め、長さ約70メートル、幅約50メートル、深さ最大約40メートルの試掘溝を掘る。
 問題の断層をめぐり、規制委の有識者会合は活断層かどうか、見解がまとまら
ず、関電にデータの補強を求めていた。  (2月19日 朝日新聞より)
 
※ ズルイぞ、関電。7月まで調査をズルズル延ばして儲けて逃げ切る気。
  それに「助け舟」を出した規制委員会(島崎副委員長)のひどさ、怒るぞ!
                              (柳田)