「総選挙で「脱原発に一票!」を! 「脱原発」候補者リストを公開」など-地震と原発事故情報

たんぽぽ舎です。【TMM:No1657】
2012年12月18日(日)その2 地震と原発事故情報-5つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.~みんながアンペアダウンしたら~
40アンペアを30アンペアに下げました
矢嶋 理恵(たんぽぽ舎ボランティア)
★2.総選挙で「脱原発に一票!」を! 「脱原発」候補者リストを公開
小林伸行(元国会議員政策秘書、横須賀市議会議員)
★3.読者からイベントのおさそい(問い合わせは主催者へお願いします)
◆ドキュメンタリー映画・西山正啓監督「原発震災を問う人々」
シリーズ最新作『主権在民ーフクシマから東海村へー』(100分)/
★4.新聞・雑誌から
◆宇都宮健児弁護士「貧乏とサラ金こそが我が原点」―都知事選候補
(フライデーより)
★5.本の紹介
◆『脱「原子力ムラ」と脱「地球温暖化ムラ」』の紹介
いのちのための思考へ
江澤 誠 著(新評論社)
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☆ 11.19 京都から海老沢徹さん(元・京大原子炉実験所)を迎えて緊急の講座

テーマ:加圧水型原発の弱点について-炉心水位計がない- ほか
講 師:海老沢徹さん(京大原子炉実験所OB(熊取6人組のお一人))
槌田敦さん、山崎久隆さんも参加・発言します。
日 時:11月19日(月)19時から[18時半開場]、参加費800円、
会 場:スペースたんぽぽ
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┗■1.~みんながアンペアダウンしたら~
|  40アンペアを30アンペアに下げました。
└──── 矢嶋 理恵(たんぽぽ舎ボランティア)

とうとう、我が家もアンペアダウンに踏み切りました。家族3人、64平方メ
ートルのマンションで40Aだったのですが、30Aに下げてみることにしまし
た。「無理無理、絶対無理」「パソコン使っててブレーカー落ちたらどうするの」
と家族はずっと反対してきたのですが、考えてみれば夫は自宅暮らししかしたこ
とがないし、息子は40Aでずっとやってきたので、ブレーカーが落ちるという
経験をしたことがないのです。何に何kWかかるか、ブレーカーが落ちないよう
にするにはどう家電品をやりくりすればいいか、ということを考えながら暮らす
のは、案外楽しいものです。落ちるのもそれはそれで楽しいです。さすがに10
Aにすると炊飯器も使えない、と聞きましたが、30Aもあればそうそう怖いも
のはありません。電子レンジとドライヤーを一緒に使わない、そのくらいのこと
で乗り切れるんじゃないでしょうか。私は逆にワクワクしています。アンペアを
さげることは、電気のことを考えるいい機会にもなります。何より基本料金が下
がります。消費者(一般家庭)に収入の7割を電力会社は頼っているそうです。
だったらみんながアンペアダウンしたら、その分電気の供給量が減り、収入もが
たべりです。
原発なんかいらなくなるかもしれません。お金、掛かりますから。原子力は安
いという神話はとっくに崩れています。再生可能エネルギーも今はまだまだコス
トが高いです。補助をつけないといけないエネルギーは破綻しています。一番い
いのは節電でしょう。増やすことばかり考える時代はもう終わっているんです。
できることって、案外身近なことからじゃないでしょうか。文句言うのも一つで
すが、身の回りのことを変えてみることだって必要だと思います。ちょっとくら
いのリスクは冒してみる。
ふんだんに電気を使っていて、原発いらないと言っていいのかどうか。私はそ
うは想いません。小林公吉さんがたんぽぽ舎の講座で「1990年代の暮らしを
すれば電気はいらなくなる」と言っていました。みんなが1割減らせば「電気は
足りない、再稼働は必要」なんていうスローガンは意味がなくなります。ひとり
ひとりの力を合わせたら、世の中変わるかもしれませんよ。

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┗■2. 総選挙で「脱原発に一票!」を! 「脱原発」候補者リストを公開
└──── 小林伸行(元国会議員政策秘書、横須賀市議会議員)

反原発自治体議員連盟の一員として、横須賀市で山城保男議員と共に奮闘して
いる小林伸行と申します。今回「脱原発」候補者リストを作成しましたので、ご
報告いたします。 → http://vote4it.info/
原発のあり方を左右する、今回の総選挙。そこで、全国の議員・候補者の、原
発に対する態度を明らかにすべく、「eシフト」と「脱原発つうしんぼ」の共同で
アンケートの実施を企画してきました。ただし、選挙に間に合わない可能性もある
ため、候補者リストをオープンソース的に公開しました。 態度を表明している
候補者は、「脱原発」「原発推進」と判定しています。また、態度をはっきりさ
せていない候補者については、アンケートや働きかけなどに有効活用頂ければ幸
いです。もし、お気づきの点や、修正・追加情報の提供などありましたら、どう
ぞお寄せ下さい。

「総選挙で、グッバイ原発」→ http://vote4it.info/

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┗■3.読者からイベントのおさそい(問い合わせは主催者へお願いします)
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12月8日(土)
●ドキュメンタリー映画・西山正啓監督「原発震災を問う人々」シリーズ最新作
『主権在民ーフクシマから東海村へー』(100分)/
1.10:30~
2.13:00~ *武藤類子さんトーク 14:50~
★この回のみ要予約3.15:30~4.18:30~・西山監督トーク20:20~/
※2.3.は無料託児有・要予約//吉祥寺駅南口5分・
武蔵野公会堂2階会議室 1・2/¥1000/

「主権在民」を上映する会(090-8083-1856)

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┗■4.新聞・雑誌から
|  宇都宮健児弁護士「貧乏とサラ金こそが我が原点」―都知事選候補
|  愛媛県の漁村生まれ、小学生のとき大分県へ、サラ金弁護士へ
└────  「フライデー」11/30・12/7 秋の大合併号より抜粋

「うーん、弱い立場にいる人を見ると他人事とは思えず、放っておけない性分
なんです。だから都知事選にも出馬することになったんでしょうね」少しはにか
んだように、訥々と語るのは、東京都知事選(11月29日告示)に出馬を表明した
宇都宮健児弁護士(65)だ。 ―中略―
「貧困・格差の是正」「脱原発」を掲げて立候補を表明。 ―中略―
宇都宮氏は、’80年代に社会問題となった高金利のサラ金問題解決の第一人者。
’10年4月から今年5月までは、日本弁護士連合会会長も務めた。―中略―
自分を頼ってくる人の力になりたい。その思いで、一歩も引かずサラ金業者と渡
り合い、その後は貧困問題の解決にも尽力してきた。その経験が、都知事選立候
補へと背中を押したのである。「弁護士は、目の前に来た人だけを助けるのでは
不十分で、背後にいる何十万、何百万の人を考えなければならない、そのために
は、立法活動や行政の改革に取り組む必要がある。国民の代表として、真っ先に
多重債務問題やホームレス問題に取り組むべき国会議員の無関心は許せません。
名も無き人たちの必死の努力で社会は成り立っている。それを虫けらのように
扱ってはいけないんです」宇都宮氏は静かに怒りをたぎらせる。果たして「要領
が悪い」愚直な弁護士の挑戦は実るのか。

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┗■5.本の紹介
| 『脱「原子力ムラ」と脱「地球温暖化ムラ」』の紹介
|  いのちのための思考へ
└──── 江澤 誠 著( 新評論社 )

3.11の衝撃のなかで、私たちが深く思考したはずのこれからの日本-脱す
べきものの核心を据える。フクシマ原発事故によって原発の「安全神話」は崩れ
たが、地球温暖化に絡むCO2(二酸化炭素)の「危険神話」はいまだ増殖を続
けている。「原発」と「地球温暖化政策」は、我々の近代(科学)志向と深い関
わりを持ち、蜜月の国策事業として知られてきたが、今なお「地球温暖化問題」
の実像に迫る議論はタブー視されたままである。本書は、フクシマ原発事故の本
質を見据えながら 「原発」と「地球温暖化政策」の雁行の歩みを改めて辿り直
し、3.11の衝撃のなかで私たちが深く思考したはずの「大きな問い」の続き
を、読者と共に考えていこうとするものである。
いのちの問題を排除する偽「クリーン国策事業」との決別。
脱原発運動のもう一つの射程
本書の内容 1….”地球にやさしい”戦略の始まり
―「アトムズ・フォ-ピ-ス」という名の核発電
2…..原発事故と「原子力ムラ」についてのもう一つの視点
3….原子力発電と地球温暖化問題の癒着
4….脱原発と脱地球温暖化政策
-なぜ”脱”なのか、日本近代の歩みを問う
○全220頁、2012年9月刊

◇お知らせ
著者 江澤誠さんを講師にお迎えして、学習会が開かれます。詳しくは学習会で!

【原子力発電と地球温暖化問題の癒着-その歴史-CO2と原発】
第2回 歴史〈2〉
日 時:11月21日(水)19:00開会(開場 18:30)
参加費:800 円
場 所:スペースたんぽぽ
主 催:スペースたんぽぽ講座実行委員会

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【編集部より】
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