たんぽぽ舎です。【TMM:No1744】
2013年2月13日(水)地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.「生き方そのものが問われている」 小出裕章さんインタビュー
代替エネルギーをどうするか? 経済をどう成長させるか?
というレベルの話ではない。
(人民新聞 2月5日号より抜粋)
★2.菅直人(元首相)講演会が大盛況(2月12日)
原発輸出は反対、今後原発の大きなリスクの語り部として活動を続ける
主催:反原発自治体議員・市民連盟(たんぽぽ舎気付)
柳田真
★3.読者からイベントのご案内(お問い合わせは主催者へお願いします)
◇「障害を持つ人の防災」
講師 鈴木絹江さん
★4.新聞・雑誌から3つ
◇「釈明も虚偽」を認める。東電、説明問題でおわび
(2月12日 朝日新聞夕刊より)
◇虚偽説明、東電社長が組織性否定 社内調査を専門家が評価へ
(2月13日 朝日新聞より抜粋)
◇激減した震災がれき 広域処理の即時中止を 市民団体、参院会館で集会
(2月13日 東京新聞より抜粋)
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※2/14学習会にご参加を!
『美しいモンゴルを核のゴミ捨て場にしないために』
広大な国土にめぐまれ、地中に大量のウランを埋蔵する国モンゴル。国際社会
は現在、モンゴルの国土を使用済み核燃料処分場として利用することを期待し、
日本はモンゴルに原子炉の輸出をいまも計画しています。原子力の問題は、国際
問題。国境を越え、市民が相互に連絡をとり、関心を持ち合うことが必要なので
す。
お 話:芝山 豊さん
日 時:2月14日(木)19:00より21:00
会 場:「スペースたんぽぽ」ダイナミックビル4F
共 催:日本カトリック正義と平和協議会、たんぽぽ舎
参加費:800円
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┗■1.「生き方そのものが問われている」 小出裕章さんインタビュー
| 代替エネルギーをどうするか? 経済をどう成長させるか?
| というレベルの話ではない。
└──── (人民新聞 2月5日号より抜粋)
○ 溶けた炉心の在処、未だに不明 格納容器もあちこちに穴
○ 危機的状況続く4号炉 使用済み燃料の取り出し 至難の業
○ 電気料金値上げは、経営幹部の責任追及が大前提
○ 震災がれき広域処理するなら2つの条件満たせ
○ 事故原因もわからないのに「新基準」作って再稼働に進む原子力ムラ
○ どんな社会つくるのか? 今こそ「暗闇の思想」を
東洋の端にある小さな日本は、欧米を見習う近代化によって、エネルギー
を大量に使えるようになり、人殺し兵器も劇的に発展させてきました。西
洋型の科学技術にすがって、大国を目指したのですが、それ自体が間違い
だったのだと思います。
工業化のために農業を潰し、海を汚染し、沿岸漁業を壊滅させましたが、
その当時に松下竜一さんは、声を上げました。海の埋め立てに反対し、発電
所建設にも反対しました。それを彼は死ぬまで貫き、さらに関心を広げてい
きました。
工業にどっぷりと依存し、自然を壊しながら「カネ」を追い求めてきた日
本の社会の作り方を見直す、という意味で、松下さんは先験的な仕事をなさ
った素敵な人でした。
「どういう社会を作るべきなのか?」が最も重要なテーマです。原発事故は、
代替エネルギーをどうするか? 経済をどう成長させるか?というようなレ
ベルの話ではありません。私たちの生き方そのものが問われていることに気
づいてほしいと思います。
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┗■2.菅直人(元首相)講演会が大盛況(2月12日)
| 原発輸出は反対、今後原発の大きなリスクの語り部として活動を続ける
| 主催:反原発自治体議員・市民連盟(たんぽぽ舎気付)
└──── 柳田真
○2月12日(火)スペースたんぽぽ(4F)とたんぽぽ舎(5F)を使って菅直人
(元首相)の講演会=「東電福島原発事故~総理大臣として考えたこと 脱原
発と選挙」が開かれた。
主催は反原発自治体議員・市民連盟。会場は満杯の人々。
○菅直人氏は、原発輸出には3.11前は賛成していたが、3.11後は」あの大惨事
を経て反対である、と明言。「原発の巨大なリスク」を垣間見た自分としては
今後は、その語り部として原発ゼロを目指して活動し続けると述べた。(詳細
次号)
菅直人氏の著書『東電福島原発事故 総理大臣として考えたこと』
幻冬舎新書 860円+税
○なお、次回は3月12日(火)山本太郎さん。テーマは「脱原発と政治」
18:30開場 19:00開会 21:00閉会
参加費:800円 会場:スペースたんぽぽ
(反原発自治体議員・市民連盟は、2011年1月準備会~5月結成以来
毎月1回定例学習会を開いています。)
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┗■3.読者からイベントのご案内(お問い合わせは主催者へお願いします)
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◇「障害を持つ人の防災」 講師 鈴木絹江さん
地震・津波・原発
福島第一原発から約40km地点で3.11の東日本大震災や原発事故を経験した鈴
木絹江さんをお迎えしてお話を伺います。
日時 2月16日(土) 2;00~4:30(開場は1:30~)
場所 多摩氏永山公民館5階 ベルブホール
入場料 無料 当日先着順 (定員約150名)
手話通訳・要約筆記あり
お問い合わせ 自立ステーションつばさ 042-389-6491
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┗■4.新聞・雑誌から3つ
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◇「釈明も虚偽」を認める。東電、説明問題でおわび
東京電力は11日夜、国会事故調査委員会に「真っ暗」と虚偽説明をして福島
第1原発の現地調査を妨げた問題に対する釈明に虚偽の内容があったとして、自
社のホームページに「おわび」を掲載した。
東電は虚偽説明問題が発覚した7日、国会事故調側から明るさについて質問が
あったので説明したとして、「何らかの意図をもって虚偽の報告をしたことはな
い」と自社ホームページなどで釈明していた。
だが、国会事故調から質問があったというのも虚偽で、明るさをめぐる話は、
実際は東電から切り出していた。
東電は「確認した結果、当社側からご説明していることがわかった」として、
おわびを載せた。ただ、「何らかの意図をもって虚偽の報告をしたことはない」
との主張は崩していない。 (2月12日 朝日新聞夕刊より)
◇虚偽説明、東電社長が組織性否定
社内調査を専門家が評価へ
国会事故調の福島第1原発入りを妨げた、東京電力の「真っ暗」虚偽説明問題
で、東電の広瀬直己社長は12日の衆院予算委員会で、この問題の社内調査結果
を外部の専門家に評価してもらう考えを明らかにした。
(-中略-)
広瀬社長は予算委で虚偽説明は、原子力の専門家として国会事故調事務局との
調整の担当を任せていた玉井俊光企画部部長(当時)が間違った認識をもって、
上司に相談せずにおこなったものと説明。組織としての関与を否定した。
しかし、広瀬社長は、事故調の現地調査は社長決裁すべき事案ではないか、と
辻元清美議員(民主)に問われると、「当然社長が関与すべきものだと思ってい
る」との見解も表明。虚偽説明時に会長だった勝俣恒久氏と、社長だった西沢俊
夫氏を社内調査の対象にする考えを示した。
(-中略-)
東電と原子力規制委の両者が現地調査実施に協力姿勢を示す答弁をした
が、実施に向けた機運はなお高まらない。国会事故調は国会に設置された調査機
関。その調査権が踏みにじられた形だが、当の国会で、現地調査の実施や東電の
責任追及に向けた動きが鈍いのだ。
12日に広瀬社長に質問した国会議員は辻元氏だけ。時間は23分間だった。
(2月13日 朝日新聞より抜粋)
◇激減した震災がれき 広域処理の即時中止を
市民団体、参院会館で集会
震災がれきの広域処理に反対する市民団体が12日、参院議員会館で集会を開
き、即時全面中止を求めるとともに、旗振り役の環境省を厳しく批判した。
(-中略-)
広域処理のうち、主な対象である宮城県の可燃物と岩手県の木くずは3月末、
残る岩手県の可燃物なども12月末にそれぞれ終了する。必要量が当初の推計の
6分の1に激減したためだ。
このため、賛否両派が激しく対立した北九州市や静岡県島田市などは、当初予
定を1年繰り上げて3月末に打ち切られる。一方、今月1日に本格焼却を開始し
た大阪市、試験焼却を実施済みの富山県高岡市や富山市では、4月以降も受け入
れが続く可能性がある。
「不必要 明白」 環境省を批判
汚染がれきを考える会・富山の村山和弘氏は「富山市は、がれき量が激減したこ
とで混乱している。広域処理の必要性がなくなったのは明らかだ」と指摘した。
(-中略-)
大阪市の反対運動で昨年12月に逮捕され、処分保留で釈放された下地真樹・阪
南大准教授は「橋下徹市長が自らのメンツに固執しているだけだ。1日も早く止
めたい」と力を込めた。
(2月13日 東京新聞より抜粋)
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