4月1日の記事にあります拙著「阿部静枝の戦後ー歌集『霜の道』と評論活動をめぐって」(『昭和後期女性文学論』所収)が「友愛労働歴史館」のHPに紹介されました。論文集の表紙と阿部静枝の若き日の肖像画とともに掲載されていました。
紹介記事の後には、筆者の第一歌集『冬の手紙』の批評会(1971年)の折のスナップを掲載しました。
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『昭和後期女性文学論』の論文「阿部静枝の戦後」(内野光子著)を読む!
この程、翰林書房から『昭和後期女性文学論』(新・フェミニズム批評の会)が出版されました。同書には友愛労働歴史館ゆかりの阿部静枝を取り上げた論文「阿部静枝の戦後―歌集『霜の道』と評論活動をめぐって」(内野光子著)が掲載されています。著者の内野光子氏は阿部静枝のお弟子さんで、歌人・評論家。
阿部静枝(写真)は歌人(ポトナム同人)、評論家であると同時に社会運動家で、民社党やその前身である社会民衆党(大正15年に安部磯雄や片山哲らが結党)を代表する戦前・戦後の婦人運動家。同志に赤松常子(労働運動家、参議院議員)や赤松明子(吉野作造二女)らがいました。
友愛労働歴史館は2014年に開催した企画展「同盟結成から50年、その今日的意義を探る」(2014.9.8~2015.2.28)の中で阿部静枝を取り上げ、紹介しています。その折の解説スライド「阿部静枝―歌人・評論家・社会運動家」をPDFデータで送付いたしますので、希望者は友愛労働歴史館までご連絡ください。
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阿部静枝、玉城徹の両氏です(1971年)
初出:「内野光子のブログ」2020.4.7より許可を得て転載
http://dmituko.cocolog-nifty.com/utino/2020/04/post-e0540f.html
〈記事出典コード〉サイトちきゅう座 https://chikyuza.net/
〔opinion9625:200408〕