「首相官邸前抗議行動への提案」など-地震と原発事故情報

たんぽぽ舎です。【TMM:No1719】
2013年1月17日(木)地震と原発事故情報-5つの情報をお知らせします

                           転送歓迎
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★1.首相官邸前抗議行動を振り返って
   自分を変えていこうとする人たち 抗議行動はまだ始まったばかり
                 小川 治(たんぽぽ舎ボランティア)
★2.首相官邸前抗議行動への提案
   もう一工夫して「トークリレー」をしたらいかが
                 M・I生(所沢市西狭山ヶ丘)
★3.エネルギー政策の暴走を止めよう。
   原発事故後のエネルギー政策を検討してきた
   有識者会議の委員を、なぜ入れ替える必要がある?
                 悦田和久(神奈川県 会社員)

★4.新聞・雑誌から
  ◆東海第二原発起訴 あす第1回口頭弁論-老朽化、地震が心配
                 (1月16日 東京新聞より抜粋)
★5.テント日誌 1/14日 経産省前テントひろば―491日目
   ネット右翼の襲撃の翌日、テントの状況を心配した多くの方が
   来て下さいました。     (Toku-san)

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※1月18日(金)首相官邸前抗議行動(第39回)へ参加しよう
 2013年最初の官邸前抗議行動・18日(金)18時~20時
 いますぐ原発ゼロに! 大飯原発を停止せよ。 真下に活断層あり
 主催:首都圏反原発連合(たんぽぽ舎も参加・構成団体)
 たんぽぽ舎も参加します。
 午後1時~4時 ボランティアできる方、よろしく。
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┗■1.首相官邸前抗議行動を振り返って
 |  自分を変えていこうとする人たち 抗議行動はまだ始まったばかり
 └──── 小川 治(たんぽぽ舎ボランティア)

 去年3月からはじまった官邸前行動は、約10か月続いてきた。当初は国会
記者会館前のミニ集会といったところだった。やがて衆院第二別館に列が届く
まで参加者は増え続け、6月末にピークに達し、国会議事堂正門前付近も人で
溢れた。以降、参加者は減少を続けたが、12月の選挙前後から再び参加者は
増えてきている。
 普通の市民が毎週金曜日、日常の一部であるかのように官邸前・国会正門前
に大勢集まる。自分の言葉で自分の考えを発言する。(それって普通の市民?)
あるいは思い思いの自作プラカードを持参。地方から訪れる人も増えている。
集会やデモですぐに世界を変えられる、などとはもちろん思わないが、自分
を変えることはできる。今、官邸前に集まってくる人たちは、自分を変えてい
こうとする人たちなのだろう。10か月たったが、まだ始まったばかりだ。

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┗■2.首相官邸前抗議行動への提案
 |  もう一工夫して「トークリレー」をしたらいかが
 └──── M・I生(所沢市西狭山ヶ丘)
 
毎週金曜日の反原発官邸前行動を主催する首都圏反原発連合の皆様、そしてその
構成団体である貴舎に心から敬意を表します。私もやむにやまれない気持ちで、
何度も参加しております。参加していて気づいたことを僭越ながら述べさせて下
さい。
シュプレヒコール・有志のスピーチ、とてもいいと思います。継続して抗議行動
をしていくには、もうひと工夫が必要ではないかと思います。多くの方が参加し
ているという気持ち・意識をもてるように”トークリレー”をしたらどうでしょ
うか。”トークリレー”を間に入れることで意識の高揚につながるのではないで
しょうか。つまらぬ提案ですが。

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┗■3.エネルギー政策の暴走を止めよう。
 |  原発事故後のエネルギー政策を検討してきた
 |  有識者会議の委員を、なぜ入れ替える必要がある?
 └────  悦田和久(神奈川県 会社員)

以下に、今日(1月16日)の朝日新聞の記事を掲載します。・・・原発事故後
のエネルギー政策を検討してきた有識者会議の委員を、なぜ入れ替える必要があ
るのでしょうか? 政府のHPで公開された資料によると、昨年の最後の会議で
は、たしか、委員の一人が「今までの検討はなんだったのか」と言っていたと記
憶しています。自分達にとって都合の良い結論を出してくれる組織に入れ替えよ
うってことでは、ないでしょうか?

(ここから記事全文 *の部分を除く)
~ エ ネ 政 策  新 組 織 で 議 論 ~
~ 経産相表明 前政権から仕切り直し ~
安倍政権は、中長期的なエネルギー政策を定める「エネルギー基本計画」の議論
を仕切り直すことにした。民主党政権のもとで話し合ってきた有識者会議とは別
の組織をつくる方向で、民主党政権が目指した「2030年代に原発ゼロ」の明
記(*:政府のHPで公開された資料によると有識者会議では疑問が多く出てい
ました。補足説明として付記。)は見送られる可能性が強まった。
民主党政権では総合資源エネルギー調査会・基本問題委員会(委員長=三村明夫
・新日鉄住金相談役)が検討してきた。しかし、茂木敏充経済産業相は15日の
閣議後記者会見で「(検討)組織は若干、これまでと違う形を考えている」と語
った。茂木氏はこれまで原発ゼロ方針について「再検討が必要」と見直す姿勢を
示しており、基本計画もこの考えに沿って進めるとみられる。
これまでの委員会は東京電力福島第一原発事故を受けて11年10月にでき、脱
原発を訴える飯田哲也氏らを委員にする一方、電力業界の代表は入れなかった。
しかし、民主党政権の「30年代に原発ゼロ」の方針に三村委員長らが反発し、
計画づくりは昨年11月を最後に中断した。
基本計画はエネルギー政策基本法に基づき、3年に1度見直す。今の計画は民主
党政権の10年6月に見直され、30年の原発割合を東日本大震災前の25%か
ら約5割まで引き上げることを目指している。

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┗■4.新聞・雑誌から
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◆東海第二原発起訴 あす第1回口頭弁論-老朽化、地震が心配

 茨城県東海村の日本原子力発電(原電)東海第二原発の運転差し止めなどを
求める起訴の第一回口頭弁論が十七日、水戸地裁で開かれる。東京電力福島第
一原発事故で、原発の「安全神話」が崩れた後、首都圏唯一の商業用原発に対
する司法判断が注目される。
 今回の起訴は二〇一二年七月、十都県の二百六十六人が原電に運転差し止め
を、国に設置許可の無効確認などを求めて提訴した。
 訴状によると、断層の連動地震に対する原電の評価に誤りがあり、耐震安全
性が確保されておらず、過酷事故対策も取られていないと主張。全国の原発で
最も人口過密地帯にあり、事故が起きれば首都圏が壊滅するなどとしている。
一九七三年にも住民らが国に設置許可取り消しを求める訴訟を起こしたが、〇
四年に最高裁で敗訴が確定している。
 東海第二原発は七六年十一月から稼働する沸騰水型炉。出力百十万キロワッ
ト、周辺三十キロ圏に約九十四万人が居住する。東日本大震災で外部電源が喪
失し、高さ五・四メートルの津波で、非常用発電機を冷却するポンプ三台のう
ち一台が浸水。残り二台で原子炉を冷温停止させた。
 震災後、原電は非常用発電機を囲う防護壁など追加の安全対策を講じたとし
ている。
(-後略-)  (1月16日 東京新聞より抜粋)

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┗■5.テント日誌 1/14日 経産省前テントひろば―491日目
 |  ネット右翼の襲撃の翌日、テントの状況を心配した多くの方が
 |  来て下さいました。
 └────  (Toku-san)

 襲撃の翌日、テントの状況を心配した多くの方が来て下さいました
 前日の夜に排外主義者からの攻撃を受け、テントの一部が破壊されたという事
態が起きたので、この日の朝、テントに電話をして状況を確認してみた。電話に
出た責任者のSさんから、今のところ特には問題は無いが、休みの日には右翼や
排外主義者がよく来るので、出来れば早く来て欲しいと言われたので、早目にテ
ントに行く事にした。
 14時頃にテントに着くと、テントの前には6名の方が座っていらした。日曜日
の担当の方以外は、前日に襲撃があった事を知り、防衛のために来て下さったと
言う事だった。この日の霞ヶ関は、暖かく天気も良かったためか、いつもより人
通りが多かったが、たまたまテントの前を通り過ぎた年輩の3名の女性の方達が、
「地震があったら原発は終わり。事故があっても補償いてくれないから」と話を
されていた。テントに多くの方が来て下さり、テントの前で座り込みに参加して
下さる事は、テントの防衛の意味もあるが、多くの人が座り込んで下さっている
だけで、アピールになる。多くの人を集めて開かれる抗議集会やデモとはまた違
う抗議行動として意味がある行動だと思う。
テントの中には、何度かテントに来ていたが、今日初めてテントの中に入った
という男性がいらっしゃった。定期的に福島に行って支援を続けながら、現地の
状況や活動の情報をまとめたものを発行しており、テントにも送りたいので、住
所を教えて欲しいと言われた。政権交代後の経産省の動きを心配されていらした
が、「脱原発運動において、テントは重要。また来ます」と言って、帰って行か
れた。その後もこの日初めてテントに来られたという男性、大阪から東京で行わ
れた他の集会に参加するために出て来られて、久しぶりに足を運んで下さった男
性、金曜日に初めてテントに寄り、土曜日の件をインターネットで知って、足を
運んで下さった女性、官邸前集会やテント主催の抗議集会でスタッフをして下さ
っているKさん等がいらっしゃった。多くの方がテントの事を心配して、激励し
て下さったり、足を運んで下さる。本当に有難いと思う。皆さんの期待に我々は
応える事が出来ているのだろうか?皆さんからの支持を維持するためには、主観
主義に陥らず、自らの行動を客観的に評価し、気を引き締めてテントで活動を続
ける必要が有ると思う。
 この日は、珍しく夜11時を過ぎても、テントひろば周辺の各官庁のビルには灯
りがついていた。不寝番の途中で深夜三時頃にテントの外に出ると、分厚いファ
イルを抱えた人達が財務省の建物へ向かって歩いて行った。泊まり担当のKさん
の話では、来年度の概算要求の詰めの作業が行われているのではないかという事
だった。Fさんは、昨年の同じ頃にはあまり見られなかった光景かもしれないと
仰っていた。自民党政権になって、全てが民主党政権の前の状態に戻されている
のだろうか?政権が代わり、原発政策も推進に見直される事が想像されるが、官
僚の人達は、国家公務員倫理法で、全ての主権者国民の奉仕者として定められて
いる。今こそ、国民の多くが望む脱原発のために知恵を絞ってもらいたい。

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