「(緊急速報)11・11 たそがれの経産省 キャンドル包囲『人間の鎖』アクション」地震と原発事故情報 その223 

 11・11 たそがれの経産省 キャンドル包囲「人間の鎖」アクション

 再稼働にひそかに全力で突き進む経産省及び原子力安全・保安院を
                       怒りの炎でとりかこもう!

 11月11日(金)午後06:00~07:30 経産省前「人間の鎖」
 参加(予定)します。氏名(ペンネームOK)、○名で参加します
           携帯(当日連絡用)
           宜しければメッセージ
 と書いてこのメールに返信して下さい。

この行動は9月11日(日)の「人間の鎖」に続くもので2回目です。

○マルマガ「地震と原発事故情報」読者の皆さん、とりわけ首都圏在住中の読
者のみなさんに強く、強く訴えます。
 来る11月11日に首都東京で予定される「11.11たそがれの経産省キ
ャンドル包囲!「人間の鎖」アクション」に、反・脱原発を希求する全ての読
者のみなさんが、全ての力を合わせて集うことを訴えます。

○九州電力は11月1日の未明をもって、地元そして東京・全国の抗議の声を
無視抹殺して、復水器の異常により停止中であった玄海4号機の再稼働を強行
した。原子力安全・保安院の九電の「事故推定要因と対策は『概ね妥当』」と
いうその一文のみを根拠として。即日行われた九電に対する抗議行動に対して
も「保安院が安全と言った」の一点張りで、全く抗議を寄せ付けません。
 そもそも九電は「ヤラセ問題」において第三者委員会が指摘する佐賀県知事
の関与を否定した報告書を提出し、それに対し枝野経産相による露骨な不快感
の表明と、その報告書の再提出を求められていたその最中にです。
 更に九電同様、「やらせ問題」に揺れる北海道電力も又、「やらせ問題」に
対し「問題無し」と開き直りの姿勢を示し、一見すると監督官庁である経産省
及び原子力安全・保安院を見下し、自らの保身と利益追求に遮二無二に突き
進んでいるかのように見えます。
 又、関西電力は大飯原発3号機のストレステストの報告書を既に経産省及び
原子力安全・保安院に提出し、早ければ来年、年明けの再稼働を目指しています。

○それだけではありません。現野田首相は31日ベトナム首相と会談し、原発
輸出再開へ向けたゴーサインを出しました。
 野田政権は曲がりなりにも「脱原発の方向性を示唆した前菅政権とは打って
変わり、1)停止中原子炉の再稼働、2)原発輸出の再開、3)建設中あるい
は計画中の原発の新規増設と、就任早々に国連で行った「原発安全性を世界最
高水準へ」と、世論調査によれば何らかの形で、原発依存社会からの脱却を願
う7割以上の国民世論をを敵に回して、更なる「原発大国」への道を突き進も
うとしています。
 勿論野田首相とて、国連演説を挟んで行われた約2000名による9・11
経産省を取り囲む「人間の鎖」第一波行動、そして6万人の参加をもって開か
れた9・19「脱原発5万人集会」、こうした国内原発反対運動の盛り上がり
に驚愕し、帰国後は一転、「原発依存からの脱却」の道を歩むかの様なポーズ
をとり続けました。
しかし、その実態は先にも見たように徹頭徹尾、欺瞞でしかありません。

○枝野経産相の強い不快感表明にも関わらず(これ自体、たんなるポーズの可
能性もありますが)、各電力会社がそれを公然と足蹴にし再稼働に向けて遮二
無二に突き進めるのも、先の野田首相の路線、そしてそれを背後で操る電力資
本・プラントメーカー・経産省等の原発利権帝国の強力な後ろ盾があることの
証左に他なりません。
 菅前首相が鳴り物入りで、突然と導入された「ストレステスト」、その最初
の報告である大飯原発3号機の「ストレステスト」の報告なる物は既に本紙
(「地震と事故情報」11月5日付き222号)で、明らかにしたように「茶
番以外のなにものものでもな」く、只々、現状を追認したものでしかありませ
ん。
 それもその筈、その報告書を精査・検査する処の原子力安全・保安院からし
て、「ストレステスト」の評価に対して何一つ指針も基準も待ちえず、完全に
各電力会社が今後報告する各「ストレステスト」の報告書を見てから考えると
いう、お手盛り状態であることがこの間の対政府交渉によって明らかにされて
いるのです(本紙、10月16日月197号)。
 こうした各電力会社と経産省及び原子力安全・保安院の癒着、あるいは一体
となった原発拡大路線によって、先の野田首相の露骨な原発推進路線は可能と
なっているのです。

○勿論、こうした各電力資本・プラントメーカー・経産省等の原発利権帝国に
も弱点がないわけではありません。9・11-9・19に持たれた、ある意味
60年安保闘争以来の一大国民運動としての高揚を見せた、日本における反=
脱原発、このさらなる拡大は彼らをして震撼たらしめたに違いありません。早
くもTPP問題を巡って党内の綻びを見せ始めた野田政権、こうした野田政権
に対して9・11直後から開始された若者のハンガーストライキ、そして経産
省前のテント広場の闘い、更には10月27日を皮切りに開始された福島の女
性を始めとし、そして全国の女性へと受け継がれた経産省前での座り込み闘争
を目前にしながらも、9・19集会の盛り上がりを目の当たりにした政府=警
察権力は、そうした運動への不当な弾圧が更に火に油を注ぎかねない状況を危
惧し、9・11新宿デモへのあの大弾圧(12名の不当逮捕、不起訴)にも関
わらず、経産省前の闘いには一指も触れる事が出来ませんでした。

○全てのメルマガ読者の皆さん!今こそ9・11-9・19、そして10・2
7~11・5と綿々と闘われた経産省前テントを中心とした運動の成果を引き
継ぎ、そして9・19の闘いが決して一過性のものではないことを、政府、経
産省及び原子力安全・保安院、そして各電力会社に示し、彼らの「原発推進路
線」をキャンドルと怒りの炎をもって取り囲もうではありませんか!
 11.11(金)平日という、ある意無集会に困難な日にちと時間を敢えて
設定したのは、経産省を始め各省庁で働く仕事に責任と誇りをもつ多くの職員
に私たちの声を直接届け、良心的職員の良心に訴える共に、そうした声を背景
にしながら彼らの職場内部と、私たち外部からの声を併せて、経産省をしてこ
の「原発推進路線」を断念させるために、平日という困難を乗り越えて、再び
経産省を「人間の鎖」で取り囲むアクションに多くの読者が参加することを再
び強く訴えます。

○参加を決意される方、又はどうしても参加できないが賛同の意思を表明して
いただける方は、直接このメールに名前及び「11.11行動に○人で参加し
ます」という記載の他に、出来ればその決意の内容を含めて11月10日夕方
までに、ご返信下さい。
 たんぽぽ舎以外のメルマガあるいは転載ブログから投稿される場合は、
nonukes@tanpoposya.net宛までにご連絡下さい。
 尚、当日の行動スケジュール、集合場所等に関しては下記の「呼びかけ団
体」からの【実施要綱】に示してありますので、そちらをご参照下さい。

 連帯の挨拶を込めて!

【実施要綱】

11・11 たそがれの経産省 キャンドル包囲「人間の鎖」アクション

<11・11-12・11 再稼働反対!全国アクション
                      : http://nonukes.jp/ >

★ 11・11 たそがれの経産省 キャンドル包囲「人間の鎖」アクション

ウソと“やらせ”を駆使して「安全神話」をつくり上げ、東電福島第一原発事
故を引き起こした最大の責任官庁である経済産業省と原子力安全・保安院。事
故は収束せず、放射能汚染は拡大し、今なお、子どもや労働者を含む多くの
人々が被ばくを強いられ続けています。

事故原因は未解明であり、安全指針も失効(2~3年後に改定)し、原発の安
全を保証するものは何ひとつないにも関わらず、電力会社と経産省・保安院は
「ストレステスト」という名のアリバイテストによる再稼働(無免許運転!)
に動いています。

9・11の「人間の鎖」行動の成功を引き継いで、再び経産省・保安院をキャ
ンドルを掲げて取り囲み、再稼働の中止と全原発停止、さらには「自主」避難
者への賠償など「避難の権利」の確立を求めます。

全54基中、稼働中の原発はわずか11基に過ぎません。「原発なしでも大丈
夫」な日本はすぐそこまで来ています。再稼働を止めて、脱原発へ!
11・11「人間の鎖」アクションにぜひご参加ください。

【「私は囲みます!」参加宣言者を急募中!】 第1次目標:1000人
アクション参加者を募っています。1周900mの包囲めざして鎖を延ばして
いくイメージで、名乗りをあげてください。メッセージもどうぞ。
(もちろん、事前表明がなくても当日の参加は歓迎!)
            ↓
ぜひ登録してください。メッセージもお寄せください。
 ☆登録はこちらから ⇒ http://nonukes.jp/wordpress/?p=865

≪2011年11月11日(金) 午後6時~7時30分 ≫

◆ 午後6時 経済産業省本館正門前に集合
(「霞ヶ関駅」:千代田線・日比谷線A12出口すぐ、
        丸の内線A5出口200m)
 正門前にてアピール後、人間の鎖行動(1周約900mを包囲)へ

【発言】脱原発運動の現場から、県外避難者など
【歌】制服向上委員会
【経産省周囲の各面での集会・パフォーマンスも】

※午後4時~5時30分(予定)に霞ヶ関周辺で街頭・駅頭アピール
(チラシまきなど)も行います。午後4時に経産省前テントひろば
(正門脇)に集合してください。

・キャンドル、ペンライト、懐中電灯などを持参してください。
プラカード、鳴り物、パフォーマンスなどの持ち寄りも歓迎。

【呼びかけ】11・11-12・11再稼働反対!全国アクション実行委員会
[連絡先]ピープルズ・プラン研究所
   (TEL) 03-6424-5748 (FAX) 03-6424-5749
  (E-mail) contact@2011shinsai.info
   【ウェブサイト】 http://nonukes.jp/
   【ツイッター】 @1111nonukes

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