「2枚のはがきを至急送りましょう」など-地震と原発事故情報

たんぽぽ舎です。【TMM:No1905】
2013年7月19日(金)地震と原発事故情報-5つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.2枚のはがきを至急送りましょう
1枚は新潟県泉田知事へはげまし・応援のはがき
もう1枚は柏崎会田市長へ要望のはがき
★2.はがきの見本文
新潟県民・柏崎市民・刈羽村民の安全を守るためにも
再稼働を認めないでください
★3.8月17~18日『福島を忘れない・全国シンポジウム』
福島原発事故:現地・現場の声を聞く―
『福島を忘れない・全国シンポジウム』実行委員会
★4.「普通ではない・ゆっくり進むM7の地震」
巨大地震が繰り返す間にはさまっていて、巨大地震の繰り返しを
左右しているのではないか!
「警戒せよ! 生死を分ける地震の基礎知識」 その8
島村英紀(地震学者)
★5.新聞・雑誌より1つ
◆甲状腺被曝者、公表の10倍 100ミリシーベルト超2000人
福島第一原発作業員
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※7/20(土)学習会にご参加ください!
「原発は人類と共存し得ない 原発のない人間性豊かな社会を造ろう」
お 話:木原壯林さん(元京都工芸繊維大学名誉教授、化学専攻)
日 時:7月20日(土)18:00より
会 場:「スペースたんぽぽ」ダイナミックビル4F
参加費:800円
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※7/22(月)学習会にご参加ください!
「反原発と反TPPについて」
お 話:金子 勝さん(慶應大学経済学部教授)
日 時:7月22日(月)19:00より
会 場:「スペースたんぽぽ」ダイナミックビル4F
●予約優先となります。お電話かメールで。
たんぽぽ舎 TEL 03-3238-9035  メール:ホームページ参照
参加費:800円
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┗■1.2枚のはがきを至急送りましょう
|  1枚は新潟県泉田知事へはげまし・応援のはがき
|  もう1枚は柏崎会田市長へ要望のはがき
└──── ハガキチーム(たんぽぽ舎)

7月17日NHK首都圏・甲信越版ニュースをごらんになったでしょうか。東京
電力広瀬社長は刈羽村と柏崎市を訪れ「再稼働の説明」を議会で行いました。再
稼働推進側の議員は申し合わせたように「規制委員会への申請と地元に対する説
明を同時にする事は良い事」の旨を述べました。
しかし、刈羽村村議近藤容人さん、柏崎市議高橋新一さんは「福島原発事故の
収束もなく、事故の解明もなされていない中で、柏崎刈羽原発の再稼働の説明と
は何たる事か」「我がふるさとを福島と同じ様にするのか」と質問と抗議を明確
に述べていました。
「柏崎刈羽をはじめ新潟県は東電柏崎刈羽原発から1ボルトの電気を使用して
おりません。」福島県も同じです。
私たち首都圏に住み、電力を消費しているものとして福島過酷事故を忘れず、
柏崎刈羽原発の再稼働を見過ごさない為にも泉田知事と会田市長にはげましと要
望のはがきをこころをこめて送りましょう。

≪下記をハガキにご自分でお書き下さい≫

◎「泉田知事へのたより」
宛名 新潟県泉田知事様
郵便番号 950-8570 住所:新潟市中央区新光町4-1

◎「会田市長への手紙」
宛名 柏崎市役所広報広聴課様
郵便番号 945-8511 (郵便番号を記入すると住所は不要です)

◆問い合わせ先(主催)◆
たんぽぽ舎 TEL 03-3238-9035  FAX 03-3238-0797
◆ハガキセット(1組2枚120円)の郵送を御希望の方は、
たんぽぽ舎へお申し込み下さい。
・郵便振込口座番号 00180-1-403856 加入者名:たんぽぽ舎
・通信欄に『応援ハガキ代金』と記入し、
ハガキ代金+送料100円をお振り込み下さい。

☆『再稼働反対ハガキ   3枚 200円』も扱っています
☆『テントを守ろうハガキ 3枚 200円』も扱っています

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┗■2.はがきの見本文
|  新潟県民・柏崎市民・刈羽村民の安全を守るためにも
|  再稼働を認めないでください
└────

泉田新潟県知事の勇気ある対応を私たちは支持します!
新潟県民・柏崎市民・刈羽村民の安全を守るために再稼働を認めないで下さい!
首都圏の電力消費者としていつも皆様には危険を背負いつづけさせ申し訳あり
ません。
福島原発の事故収束もなく、事故の解明も終わってない中で東京電力広瀬社長
の「地元説明」にはあきれ返る思いです。広瀬社長は原発を再稼働させないと電
気代を値上げしなければならないと私たちを脅かします。
しかし、山や海を田や畑を汚し、人の住めない所にするぐらいなら原発はいら
ないと思っています。
私たちも2007年の中越沖地震と原発火災を覚えています。あの時東京電力が真
剣に事故の反省を行っていたなら今日の福島の事故の何割かは防げたと思います。

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┗■3.8月17~18日『福島を忘れない・全国シンポジウム』
|  福島原発事故:現地・現場の声を聞く―
└──── 『福島を忘れない・全国シンポジウム』実行委員会

日時:8月17日(土)7:00から7:25新宿駅西口スバルビル前集合
7:30新宿発-シンポジウムと交流会
8月18日(日)8:00発―現地訪問―20:00新宿着
報告と現地案内:川俣町、伊達市、飯舘村、浪江町、葛尾村の各議員、
円通寺住職(吉岡棟憲氏)ほか
バスツアー参加料金:18,000円(市民) 25,000円(議員)
往復バス・シンポジウム・交流会・宿泊朝食付・18日の現地訪問を含む

★バスツアー先着40名募集中(申し込み先)★
申し込み必要事項:氏名、住所、携帯電話番号、
生年月日(国内旅行傷害保険に加入するため)
★FAX 03-3238-0797
★メール nomorenukes8@gmail.com

スケジュール
8月17日(土) 会場:福島ビューホテル
13:30 開会・シンポジウム 参加費:市民3000円/議員5000円
17:30 交流会・会食(5000円)
(ツアー参加者はシンポと交流会費込み)
◎宿泊:福島グリーンパレス

8月18日(日) 避難区域などの現地訪問
8:00ホテル発~飯舘村~川俣町(山木屋)~
葛尾村~小名浜 新宿20:00解散予定

主催:『福島を忘れない・全国シンポジウム』実行委員会
(代表:福士敬子前都議会議員)
共催:反原発自治体議員・市民連盟
東京都千代田区三崎町2-6-2ダイナミックビル5F
たんぽぽ舎気付 TEL 03-5231-7199 FAX 03-3238-0797

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┗■4.「普通ではない・ゆっくり進むM7の地震」
|  巨大地震が繰り返す間にはさまっていて、巨大地震の繰り返しを
|  左右しているのではないか!
|  「警戒せよ! 生死を分ける地震の基礎知識」 その8
└──── 島村英紀(地震学者)
その7は、7月15日【TMM:No1900】に掲載

○この1月から、ニュージーランドの首都ウェリントンの地下40キロのところで
マグニチュード(M)7という大地震が「起き続けて」いる。
いや、群発地震ではない。たったひとつの地震が、半年もかかって、じつに
ゆっくりと進行中なのである。
ニュージーランドは日本とよく似た地震と火山の国だ。日本と同様、太平洋
プレートが東から地下に沈みこんでいる。
2011年には大都市クライストチャーチの近くでM6.1の地震が起きて、日本人
28人を含む185人が犠牲になった。

○M7とは、この国に西欧人が入植して以来、最大の地震だ。普通の地震として
一挙に起きれば、大変な被害を生じる可能性がある。しかし、いま起きている地
震は、地下にある巨大な地震断層が、日々、ミリの単位で動き続けている不思議
な地震なのである。
このような地震があることが分かったのは世界でもごく最近だ。いままでの
地震計では捉えることは出来なかった。精密で時間分解能もいい地殻変動の観測
が行われるようになってはじめて、このような現象が起きることが分かったので
ある。
普通の地震計でさえ感じないのだから、住んでいる人たちはなにも感じない。も
ちろん、被害もない。
普通の地震は地震断層が一挙に滑る。「一挙に」というのは、数秒とか十数
秒以内という時間である。しかし、いま起きているニュージーランドの地震は、
半年もかかっている。

○じつは、その二つの種類の中間にも地震があることも分かってきている。「一
挙」ほどではないが、数分とか、数十分とかかかって地震断層が滑る地震である。
1896年に起きて東日本大震災よりも多くの津波による犠牲者を生んでしまっ
た「明治三陸地震」は、この種の地震ではなかったか、と思われている。もちろ
ん、当時は分からなかった。
この地震が起きたときに、沿岸の人々はせいぜい震度2か3しか感じなかっ
た。そのうえ揺れがとてもゆっくりだったので、地震とは思わない人が多かった。
しかし、大津波が突然襲ってきて22000人もの犠牲者を生んでしまったのであ
る。つまり、この地震は、「震動」は小さかったが、津波だけが大きくなる地震
だったのである。震源断層がゆっくり滑ると、このようなことが起きる。
ニュージーランドの地震は幸いなことに、もっとゆっくり滑っている。上に
住む人々は、気味が悪いが我慢するしかあるまい。
このような「普通ではない地震」が巨大地震が繰り返す間にはさまっていて、
巨大地震の繰り返しを左右しているのではないか、と思われはじめている。
「次の大地震」を恐れている日本にも、ひとごとではないのだ。(つづく)

(出典:夕刊フジ2013年6月28日5面より)

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┗■5.新聞・雑誌より1つ
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◆甲状腺被曝者、公表の10倍 100ミリシーベルト超2000人
福島第一原発作業員

東京電力福島第一原発事故で、がんが増えるとされる100ミリシーベルト以上
の甲状腺被曝(ひばく)をした作業員が、推計も含め2千人いたことが分かった。
対象を広げ詳しく調べ直したことで、昨年12月の公表人数より10倍以上増えた。
東電は、大半の人に甲状腺の異常を調べる検査対象となったことを通知したと
いうが、受検者は半数程度にとどまるとみられる。
作業員の内部被曝の大部分は事故直後の甲状腺被曝だ。だが、厚生労働省も東
電も、全身の線量だけで作業員の健康を管理しており、甲状腺被曝の実態把握が
遅れている。国の規則が全身の被曝線量の管理しか求めていないためだ。(中略)
実測値を再評価したほか、体内に入った放射性ヨウ素の量がはっきりしない場
合、セシウムの摂取量をもとに、作業日の大気中のヨウ素とセシウムの比率など
から推計した。この結果、100ミリシーベルトを超えた作業員は1973人と分かっ
た。中には、線量見直しで甲状腺被曝が1千ミリ以上増えた人もいた。
旧ソ連のチェルノブイリ原発事故の経験などから、甲状腺に100ミリ以上の被
曝をすると、がんのリスクが高まると考えられている。従来は、40歳以上はがん
が増えにくいとされていたが、最近は40歳以上でもリスクが増えるとの報告も出
ている。(後略) (7月19日朝日新聞朝刊より抜粋)

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