2012年3月8日 連帯・共同ニュース第233号
■ 「啓蟄や怒りて折りしペンの先」(福永耕二)。啓蟄はそろそろ春の兆しが見えてきて冬眠していた小動物たちも蠢きはじめる季節をさすが今年はどうも変だ。週末にはぐずついた天気も多く春らしい雰囲気が感じられないのだ。これが放射能汚染の結果かどうかはわからない。桜は放射能の敏感らしく、異変があれば反映するとのことである。桜の調査をしているグループがあると聞くからその結果のことを知りたいと思う。まともなに情報を開示する気のない体制や権力等相手にしないで独自の調査をして対応を考えたいものだ。虫ならずとも怒りで震えの止まらない事の多い日々である。虫たちよ啓蟄といえどももう少し冬眠していろと告げたところである。
■ 「3・11」も近づき被災者の追悼とともに復興や脱原発運動の飛躍を願う催しものも各地で準備されている。3月10日(土)・11日(日)には郡山市で「原発いらない地球(いのち)の集いが開かれる。主催は原発いらない福島の女たち等で、郡山市労働福祉会館とビッグアイ市民プラザで10時30分から20時30分(3月10日)・10時から12時(3月11日)までびっしりの催しがある。そして3月11日(日)の12時30分~15時、15時デモ出発の「原発いらない県民集会」が開成山野球場で開かれる。県民集会実行委員会の主催で加藤登紀子さんのコンサートなどもある。9条改憲阻止の会とテント広場、たんぽぽ舎などで企画したバスでの参加は満杯で締め切った。現地への直接参加と合流という道がある。参加者は連絡して欲しい。
■ 「3月11日」には全国各地で「追悼と脱原発」の催しがある。「フクシマ事故から一年『もう原発いらない』(11時~12時30分)が3・11東電前大アクションとして行われる(東京電力本社前集合)。「3・11東京大行進~追悼と脱原発への誓いをあらたに」(14時日比谷公園中幸門集合、15時デモ出発)がある。そしてさらに「3・11原発ゼロへ!国会を囲もうヒューマンチェーン」(16時社会文化会館集合。17時1回目、17時45分2回目)がある。
■ 「3月11日」を前後する各地の集会などに9条改憲阻止の会のメンバーが参加する。また現在経産省前のテント広場を支えているメンバーも出掛ける。従って3月10日・11日の週末のテント前広場は体制が手薄くなる。どのような時間帯でも、形態でもいいから都合の付く人はテントに出掛けて来てもらいたい。一度テントを訪問したいと思っている方はこの機会に参加してもらいたい。テントの電話《070-6473-1947》。事前の連絡を歓迎。 (文責 三上治)