「【TMM:No1727】掲載『線量計に細工が!』の文章について、お詫びします」など-地震と原発事故情報   

たんぽぽ舎です。【TMM:No1749】
2013年2月18日(月)地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします

転送歓迎
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★1.1月26日(土)【TMM:No1727】掲載の1.「線量計に細工が!」の
文章について、お詫びします   合田寅彦(茨城)
■メールマガジン編集部のおわび  柳田 真
★2.雲間から現れた月を見上げて 2月15日官邸前抗議行動
本日は、国会前をレポート
金子(たんぽぽ舎 金曜行動ボランティア)
★3.新聞・雑誌より
◆原発さえなければ-自殺した酪農家(男性)の妻と息子が
東京電力へ損害賠償を求める訴訟
(2013年2月17日朝日新聞朝刊から抜粋)
★4.たんぽぽ舎のオープン時間について
午前中は、原則 開いていません-人手の確保ができにくいため
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※毎週、火曜日は「経産省前テントひろば」を守ろう!たんぽぽ舎有志の日です。
参加をお待ちしています。朝10時から夕方19時までの可能な時間帯で。

※2/20(水)講演会にご参加を!
「手抜き除染、その裏に潜む構造に迫る」プロメテウスの罠
日 時:2月20日(水)19:00より
お 話:青木美希さん(朝日新聞記者)
会 場:「スペースたんぽぽ」ダイナミックビル4F
参加費:800円

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┗■1.1月26日(土)【TMM:No1727】掲載の1.「線量計に細工が!」の
|  文章について、お詫びします(ちきゅう座編集部注:当該記事⇒https://chikyuza.net/archives/30450)
└──── 合田寅彦(茨城)

[線量計に細工!」の文を投稿して以降、私の文章に対してたくさんの方々
から厳しいご批判をいただきました。この文章は、放射線量を毎日のように測定
している友人の行為(機器の解体と判断)を傍らにいた私が一人称のかたちで書
いたものです。
機器について無知とはいえ書いた責任は免れません。
反原発を戦っておられるすべての皆様、私を信用してポンとキーを叩いてしま
われた柳田真さんはじめたんぽぽ舎の皆様、そして地域で共に闘ってる「東海第
二原発を廃炉にする石岡市民の会」の友人たちに対して、信頼を失うほどの多大
のご迷惑をおかけしてしまいました。
自分の無知に恥じ入るとともに、この場をお借りして心よりお詫び申し上げます。
石岡市役所にも近隣自治体や住民から多くの問い合わせがあったようです。市
所有の線量計については、解体したと疑わしいものすべてを機器メーカーに出し、
その校正費用は投稿した私が自分の責任において支払うことにいたしました。

■メールマガジン編集部のおわび
柳田 真

たんぽぽ舎メールマガジン読者の方々、及びたんぽぽ舎に信頼を寄せて下さる
方々から、1月26日(土)発信【TMM:No1727】掲載の『1.「線量計に細工が!」』
の文章に対して、多くのご心配とご指摘をいただきました。
たんぽぽ舎の「測定にかかわる見識」を疑われる文章(読者の投稿文)を掲載し
た不明をメールマガジン編集部として心からおわびします。
この文章は、古くからの友人の依頼文章であり(過去たびたび本人の文章を掲
載)、運動現場の1つの実践報告文だから…と安易に載せた責任は編集部にあり
ます。(1月30日(水)発信の【TMM:No1731】にて、たんぽぽ舎からの文章を訂正
の意味も含めて掲載しました)

今後の対策として、
イ.編集-チェック体制を複数でおこなう(どんなに忙しくても…)。
ロ.読者からの投稿文章を関連する部門・担当者にまわして検討してもらう。

今後は、従来に増して、日刊のメールマガジン発行に細心の注意とエネルギーを
注ぎます。
皆様のご期待に応える内容をめざして努力を積み重ねます。おわびに代えて。

参考までに、この問題についての主な経過

1.合田さんの投稿文掲載-1月26日(土)【TMM:No1727】
2.4人の方から、たんぽぽ舎あてに意見が寄せられました。(岩手県のNさん他)
3.たんぽぽ舎の放射能測定にかかわっている鈴木千津子さん、原田裕史さんの
見解文(合田文への訂正文)を掲載。 1月30日(水)【TMM:No1731】
4.編集部よりの「若干の時間を下さい」との文章を掲載。(合田さんが海外へ
出かけていたため、連絡取れず) 2月2日(土)【TMM:No1734】
5.2月15日(金)、合田さんから、おわびの文章(最終版)が到着。
6.この後、編集部で若干の討論と編集部・柳田のおわび文を合わせて掲載。
2月18日(月)【TMM:No1749】

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┗■2.雲間から現れた月を見上げて 2月15日官邸前抗議行動
|  本日は、国会前をレポート
└──── 金子(たんぽぽ舎 金曜行動ボランティア)

小雨の空に枝を重ねる並木は、暗い影絵の様で並木を抜けても、ゆく道の足元
は暗い。国会議事堂前迄来て目を上げる、と、横断幕が掛けられたステージが、
明るく浮かび上った。午後6時、ステージに駆け上がったロングコートの女性、
「シュプレヒコール!」の声に続き「原発反対!」「再稼働反対!」「子どもを
守れ!」「命を守れ!」と叫ぶ、細っそりとした体が弾けよとばかりの力強さ。
スピーチ最初の男性は、「原発はウソだらけ、もんじゅの点検不備箇所は一万
件、それを点検整備担当者は、知らなかったと言う。福島第一原発1号機では、
国会事故調に、建屋内が暗くて何も見えない、危険だと調査を妨害、それが明る
みに出ると、担当者の思い違いだったと言い訳。原発はウソだらけだ!」と怒り、
次の男性は、「小泉進次郎が福島に来て”原発政策を進めて来たのは、自民党
です。その責任を取って行きます。などと言う、するとそれにマスコミが飛びつ
き、報道する。政治は、安倍、麻生、小泉とファミリービジネス、マスコミは、
太鼓持ち。政治を私達の手に取り戻しましょう。そして、今実施されている、パ
ブコメは、ツッコミどころ満載!パブコメを出しましょう」と呼びかけた。
大田区の女性は、「大田区が放射性物質測定室を作りました。大田区を離れて
いた人がそれを聞き、帰って来ています。行政は市民の安全安心を守るとゆう姿
勢を見せて下さい!」と訴えた。
浦安にある遊園地で働いている男性は、「先の選挙の結果には心の底からがっ
かりしました。でも、それを機会に同じ職場の若い人達と原発や政治の事につい
て話せる様になりました。現状に失望せず頑張りましょう。」と明るく締めくく
った。
スピーチを聞き、コールをあげるうちに、いつの間にか雨は止み、深く青い空
が雲間から見え、国会議事堂の屋根と並んで、月が浮かんでいる。福島ではこの
月はどんな風に眺められているのだろう。
いつか本当に、同じように、きれいな月だねと見上げる事が出来る日が来るよ
うに、私に何が出来るかを問い続けてゆきたい。

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┗■3.新聞・雑誌より
| ◆原発さえなければ-自殺した酪農家(男性)の妻と息子が
|  東京電力へ損害賠償を求める訴訟
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「お父さん 何でごめんなさいなの」

「原発さえなければ」。そう書き残し、東京電力福島第一原発事故の3カ月後に
福島県相馬市の酪農家の男性が自ら命を絶った。「事故で平穏な生活を奪われた」
と、妻と息子2人が3月、東電に対して損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こ
す。夫への思い、東電への怒り。妻が取材に語った。

残された妻子、東電提訴へ

菅野重清さん(当時54)が自分の酪農場の堆肥(たいひ)小屋で首をつり、
亡くなったのは2011年6月。小屋は原発事故の2カ月ほど前、堆肥販売を拡
大しようと、借金をし500万円以上かけて建てたばかりだった。
小屋の壁には今も、重清さんがチョークで書いたメッセージが残っている。
「仕事をする気力をなくしました」「ごめんなさい」「なにもできない父親でし
た」――。
妻のバネッサさん(34)が壁を見つめ、涙を流しながらつぶやいた。「10
年以上一緒に暮らしたお父さん、会いたいよ。お父さんは悪くないのに、何でご
めんなさいなの」
バネッサさんは00年、母国のフィリピンで重清さんとお見合いして結婚し、
相馬市に来た。約40頭の乳牛を育て、つくった堆肥を売る生活。重清さんは寡
黙だが、家族との暮らしをいつも一番に考えてくれた。休日には長男(8)、次
男(7)と4人で買い物に出かけたり、山で山菜を採ったりした。バネッサさん
にはそんな日常が幸せだった。(中略)
昨年11月、事故後の福島の現状を追う映画を撮影していた四ノ宮浩監督と出
会った。東電への不満をため込みながら、どうしてよいか分からなかったバネッ
サさんは、自分の思いを初めて他人に伝えた。「東電を訴えたい」。その一言で
訴訟の準備が始まった。「お父さんがいてくれたらなと、思う。生活も苦しい。
子どものために闘いたい」
バネッサさんと息子2人は3月に起こす訴訟で、約1億1千万円の損害賠償を
求める予定だ。原発事故の影響で酪農が続けられなくなり、生活が破壊されて自
殺に追い込まれた、と主張していく。
東電広報部は取材に「多くの皆様にご迷惑とご心配をおかけしていることにつ
いて心からおわび申し上げます。提訴については承知していません」と回答した。
(植松佳香)(2013年2月17日朝日新聞朝刊から抜粋)

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┗■4.たんぽぽ舎のオープン時間について
|  午前中は、原則 開いていません-人手の確保ができにくいため
└──── たんぽぽ舎

たんぽぽ舎の業務は午後1:00~午後8:00です。
午前中は開いていません。
お電話、又、来訪については午後1:00からお願い致します。
会議室使用の場合は、午後9:00まで利用可能です。

理由
たんぽぽ舎は1名だけの専従体制(あとは全員ボランティア)なので、午前中
から夜8:00までの勤務は、1人では長時間労働となりできません。夕方、仕事を
終えてからたんぽぽ舎へ、みえる方が多いことから、夕方を重視しています。
午後1:00~午後8:00、これは1989年のたんぽぽ舎設立から24年つづいています。

以上の事情をご理解いただいて、お手数ですが、お電話・来訪は午後1:00から
お願い致します。

メール・FAXは24時間受け付けています。
E-mail nonukes@tanpoposya.net
FAX 03-3238-0797

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【編集部より】
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