たんぽぽ舎です。【TMM:No1650】
 2012年11月14日(水)地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします
                           転送歓迎
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 ★1.11月も毎週抗議! 11/16(金)は31回目の行動
    大飯原発を停止せよ! すべての原発を動かすな!
                   呼びかけ:首都圏反原発連合
 ★2.『つくるな大間・あさこはうす応援 東京チーム』がスタート
    大電力消費地でできること 一緒に考えませんか?
                                           (伊藤 晴夫 たんぽぽ舎会員)
 ★3.「再稼働阻止全国ネットワーク」結成の報告・その1
    結成宣言(全文)
 ★4.新聞・雑誌から3つ
 ◆再稼働阻止へ 市民団体共闘 全国ネット設立
        強大電力会社に対抗 原発ゼロ実現を
        結成集会「廃炉勝ち取る」 (11月14日東京新聞より抜粋)
   ◆東電の電力購入入札 事前説明会に希望100社参加
                       (11月14日東京新聞より)
   ◆天然ガス 日米で大差 価格の不思議 分かれる市場、相場なく個別交渉
 (11月14日朝日新聞より抜粋)
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 ※編集部より訂正
  11月13日(火)発信の【TMM:No1649】で、見出し部分の一部を
  訂正致します。
 1.誤:地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします
   正:地震と原発事故情報-5つの情報をお知らせします
 2.誤:★4.新聞・雑誌から3つの記事
   正:★4.山本太郎のDVD『テレビと新聞が伝えない 太郎ホントの話』
        11月1日東京ドームフェアにて好評発売開始!!!! ¥500
        たんぽぽ舎で取り扱い中  (広瀬隆)
   正:★5.新聞・雑誌から3つの記事
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 ┗■1.11月も毎週抗議! 11/16(金)は31回目の行動
  |  大飯原発を停止せよ! すべての原発を動かすな!
  └──── 呼びかけ:首都圏反原発連合
11月毎週金曜 16,23,30日 18:00~20:00
 首相官邸&国会議事堂周辺
※悪天候が予想される場合は、当日の正午に決定し、WEBとtwitterでお知らせし
 ます。 http://coalitionagainstnukes.jp/ 
○たんぽぽ舎は、いつものように13:00~16:00たんぽぽ舎で、ビラ折りやプラカ
 ードづくりの作業、16:00出発、17:00経産省前テントひろば到着、みんなと合流
 し、17:20に1班~5班にわかれて官邸前、国会議事堂へ出発。
 20:00終了時にビラを配布し20:30に経産省前テントひろばに戻り、約10分の終了
 集会(1班~5班からの報告、当日の行動の全体像がわかる)をして解散です。
 そのあと有志でおいしい飲食交流会へも毎回行っています。
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 ┗■2.『つくるな大間・あさこはうす応援 東京チーム』がスタート
  |  大電力消費地でできること 一緒に考えませんか?
  └──── (伊藤 晴夫 たんぽぽ舎会員)
 たんぽぽ舎ボランティアで活動するなかから生まれたチームです。
 まだまだよちよち歩きで人材不足ですが、下記講座を企画しました。
 ぜひご参加ください。
 あわせて、東京圏にお住まいでチームの活動を共に作り、手伝って頂ける方の連
 絡を待ちます。
◆11/22大間原発おおまちがい・講座
  『あさこはうす』と大間原発の今!=小笠原厚子さんをお迎えして=
 【お話し】
  ●『あさこはうす』発展プロジェクト(小笠原厚子さん)
  ● フルMOX原発の行方(山崎久隆さん・たんぽぽ舎)
 日 時:11月22日(木)18:30開場 19:00開演
 会 場:スペースたんぽぽ(東京都千代田区三崎町2-6-2)
 資料代:800円
 問い合わせ:つくるな大間・あさこはうす応援 東京チーム
 tukurunaoma_ah@yahoo.co.jp
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 ┗■3.「再稼働阻止全国ネットワーク」結成の報告・その1
  |  結成宣言(全文)
  └──── 「再稼働阻止全国ネットワーク」
 2011年12月16日、まったく収束していない東京電力第一福島原発事故
 の「収束」を世界にむかって宣言してみせた野田佳彦政権は、さらに6月8日、
 記者会見をし、福井県おおい町にある関西電力大飯原発3、4号機の再稼働から、
 原発再稼働をスタートさせると宣言した。
 これは5月5日以降の全原発がストップしている状況、長引けば、「原発ナシ」
 で生活は十分できるという事実が、あまりにハッキリしてしまう事態が生まれる
 ことに焦った原発利権共同体である〈原子力ムラ〉の強大な巻き返しの一歩であ
 った。
 野田はそこで、「実質的に安全は確保されている」、「国民の生活を守るため
 に再稼働は必要」などと、信じられない強弁をしてみせたのである。
  日本列島住民の「命」を危険にさらす「再稼働」に対する反対の声は、ここか
 ら全国に噴出しだした。東京での怒りの首相官邸包囲の再稼働反対のための毎週
 「金曜行動」に万単位の人々が結集しだし、それは全国百以上の「金曜抗議行動」
 へと飛び火する結果をつくりだしたのである。マスコミの発表する「世論調査」
 ですら「国民世論」の7割から8割は原発反対の意思を表示していると伝えてい
 るのだ。しかし、野田政権は、そうした「世論」状況をいっさい無視して、大飯
 再稼働から、福島原発事故に直接的に責任のある〈原子力ムラ〉の人間を中心に
 した人事で、なんと緊急事態だからという理由で国会承認もなしに「原子力規制
 委員会」を発足(9月19日)させるという暴挙へ突き進んでいる。
 これに対して、6月30日と7月1日をピークとする大飯での再稼働阻止のた
 めの現地行動は、多様な非暴力実力抵抗・不服従行動の全国的な大合流を実現す
 るかたちで闘われた。そして、大飯でのあきらめない反対行動はさらに続いてい
 る。「反原発自治体議員・市民連盟」、「再稼働反対!全国アクション」、「経
 産省前テントひろば」、「ストップ大飯再稼働現地アクション」、「たんぽぽ舎」
 の五団体共催の再稼働阻止のための全国ネットワークをつくろうと呼びかけた東
 京での集まり(7月15日)では、全国の力を相互に連結しあい、知恵と力をお
 しみなく出し合う〈組織=運動〉づくりの必要が広く確認された。
 こうした原発再稼働に抗する力強い抗議の声の拡大と深化という状況をふまえ
 て、北海道から福島、九州まで、全国各地(原発現地)から東京での「再稼働阻
 止全国ネットワーク」づくりの集まりに結集した私たちは、三つの分散会での討
 論と全体会での議論に基づき、「つながろう全国各地!止めよう原発再稼働」を
 合言葉に、ネットワークの結成へ向かいたい。
 私たちは、福島はもちろん、原発を押しつけられている立地住民(そしてその
 周辺住民)と、都市の電力大量消費者という、国と電力資本によって現在強いら
 れている相互の対立(分断)構造が、簡単に超えられると考えているわけではない。
 しかし、まちがいなく準備されている原発再稼働の嵐のような攻撃に抗するた
 めには、各地一つ一つの闘いが孤立してたたきつぶされてしまっていいわけがな
 い。各地の再稼働をストップする闘いを結んで、原発ゼロ社会を実現するという
 一点で結びついた全国的な〈組織=運動〉こそが、今つくりだされなければなら
 ないはずだ。それは各地の特殊な条件をふまえた対等・平等な運動の連合であり、
 力づよい運動経験の相互共有の場所でなければなるまい。分断はそうした運動の
 蓄積を通してこそ、少しずつ超えられるはずである。
 そのような〈運動=組織〉を目指して、私たちは「再稼働阻止全国ネットワー
 ク」の結成を、ここに宣言する。
               2012年11月10日 集会参加者一同
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 ┗■4.新聞・雑誌から3つ
  └──── 
◆再稼働阻止へ 市民団体共闘 全国ネット設立
  強大電力会社に対抗 原発ゼロ実現を
  結成集会「廃炉勝ち取る」 (11月14日東京新聞より抜粋)
 国内で唯一稼動している大飯原発(福井県)を速やかに停止させ、他の原発の
 再稼働も許さずに原発ゼロを実現しようと、約50の市民団体が「再稼働阻止全国
 ネットワーク」を設立した。国内全16カ所の原発立地地域で活動する団体も加わ
 り、電力会社や国などへの働き掛けを強めていく。
  「電力会社の持つ資金力や権力は強大で、原発立地地域における市民団体の力
 は微々たるもの。しかし、それ以外の地域の団体が力を貸して手をつないでいけ
 ば、必ずや対抗できる力になりうる」
  全国ネット設立の準備を中心になって進めてきた「たんぽぽ舎」(東京)の柳
 田真・共同代表はこう力を込めた。
  「原発推進勢力は着々と再稼働の地ならしをし、態勢をつくりつつある。近い
 将来、再稼働の嵐がやってくる」(事務局)として、東京など大都市圏の団体の
 力を原発立地地域の支援に向けるとともに、現地の思いを原子力ムラの中枢にぶ
 つける役割も担っていくという。
  結成集会は10日夜、東京都文京区で開かれ、全国から約300人が参加。各地の
 団体が地元の現状を説明した。(後略)
◆東電の電力購入入札 事前説明会に希望100社参加
              (11月14日東京新聞より)
 東京電力は13日、原発停止により不足する電力を補うため一般企業から購入す
 る予定の電力260万キロワット分の入札について、都内で事前説明会を開いた。
 説明会には応札を希望する約230人が参加した。
  発電事業への参入を目指す一般企業からの購入は、自前で発電所を建設・運用
 する費用を抑えるのが狙い。需要が増える時期に限定して購入するのではなく、
 常時使用する「ベース電源」としての活用を見込む。入札の上限価格は、石炭火
 力発電を想定したキロワット時あたり9.53円。
  説明会には、エネルギー関係会社や鉄鋼、重電メーカー、商社などが参加。質
 疑では各社の担当者から「(国の)支援を受けている状況で支払いは担保されるの
 か」「液化天然ガス(LNG)火力なら、コストの安い石炭より二酸化炭素(C
 O2)を4割削減できる。環境問題についてはどう考えているか」などと厳しい
 質問も飛んだ。
◆天然ガス 日米で大差  価格の不思議 分かれる市場、相場なく個別交渉
 (11月14日朝日新聞より抜粋)
 日本が4~9月に輸入した液化天然ガス(LNG)の価格は前年より15パーセ
 ント上がり、過去最高だった。ところが、米国では下がっている。同じ天然ガス
 なのに、日米で価格が違うのはなぜ?
  財務省の貿易統計によると,4~9月に日本が輸入したLNGの額は3兆円。
 前年同期より24パーセント増えた。原発が動かないので、輸入量が約4230万トン
 と9パーセント増えたうえ、価格が上がったことが響いた。
  ガスは種類によって熱量が違う。このため、価格を比べるときは「100万
 BTU(英国熱量単位)」という単位で調べる。1単位当たりでみると、日本のLNG
 は15ドルほど。ところが、米国のガスは3~4ドルだ。ガスを液化して船で運ぶ
 費用6ドルを加えても10ドルほどで、日本より安い。(中略)
  価格が下がらないのは、燃料費の調整制度で、ガスを最も多く買う電力会社が
 消費者に簡単に価格転嫁できるという事情もある。国際エネルギー機関(IEA)
 の田中伸男・前事務局長は「電力会社は地域独占で、安く調達するインセンティ
 ブ(動機付け)がなかった」と指摘する。(中略)
  米国では、ガス価格の下落で火力発電の費用が下がり、原発が割高になってい
 る。米ドミニオン社は10月、2033年まで運転が認められている稼動中のキウォー
 ニー原発を「経済性を失った」として廃炉を決めた。
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 【編集部より】
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