「2月7日(木)多治見市で開催のシンポジウム レジュメから インチキ科学者は信用できない」など-地震と原発事故情報

たんぽぽ舎です。【TMM:No1746】
2013年2月15日(金) 地震と原発事故情報-5つの情報をお知らせします
                            転送歓迎
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★1.2月7日(木)多治見市で開催のシンポジウム レジュメから
 インチキ科学者は信用できない
 - 核融合研の重水素実験計画を批判する -(槌田敦)
★2.来週2月21日(木)、東電株主代表訴訟第五回口頭弁論のお知らせ
                    (山崎久隆)
★3.メルマガ読者からのイベント案内(お問い合わせは主催者へ)
 ◇2月23(土)17時~、春日部市市民活動センター
 「お父さん 理科の先生の真面目な放射能の授業」講師:川根眞也さん
 ◇2月27日「原発にもメーカー責任を」グリーンピース・セミナー、要申込
 ◇2月27日 院内集会「どうなる発送電分離?! 電力システム改革のゆくえ」
★4.新聞・雑誌から
 ◇東北電力、値上げ申請 7月から家庭向け平均11.41%(2/15東京新聞より)
 ◇テロを口実、原発警備に4倍超えの警察庁予算案(2/14東京新聞より)
★5.今週のたんぽぽ舎の活動をお知らせ
 「志賀原発・命のネットワーク」への「寄せ書き」を作っています。
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※あす16日(土)15時から、過払いとなった電気料金を取り戻そう!
「電気料金の原発負担を拒否する運動 第1回相談会 代表:槌田敦さん」
 場所 たんぽぽ舎(ダイナミックビル5階)
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┗■1.2月7日(木)多治見市で開催のシンポジウム レジュメから
 │  インチキ科学者は信用できない
 │  - 核融合研の重水素実験計画を批判する –
 └────(槌田敦 元理化学研究所研究員、前名城大学教授)

 核融合が未来のエネルギーと、もて囃されて間もなく70年になる。水爆が実
現したのだから、これを戦争以外に利用するということで国民の支持を得た。
しかし、莫大な国費を浪費したのに、いまだにもたもたしている。
 その理由は、水爆では必要な1億度以上の温度を、原爆の爆発で得るが、そ
の他の方法ではこれを得るのが難しい。プラズマ(電離気体)を磁場で絞る方法
ではわずかな核融合があっただけである。

 しびれを切らした核融合研は、加速器を使って原子を衝突させる方法を取る
ことにした。しかし、この方法で核融合反応は得られるが、加速器を運転する
電力のほうが、核融合で得られる電力よりも大きいことが分かっていて、無意
味である。
そこで、これがばれないようにするために、加速器を使ってプラズマをビー
ム加熱し、熱核融合させる、と説明することにした。ここから大ウソが始まる。
 DD核反応では10億度以上必要である。加速器を使ってもプラズマを10億度
以上にすることは難しく、失敗する可能性が高い。ところが、この加熱に失敗
しても、プラズマの重水素に加速した重水素を衝突させることでDDビーム核
融合反応が得られ、トリチウム(三重水素)ができる。
 このトリチウムに加速器で重水素を衝突させるとDTビーム核融合反応とな
る。つまり、二段階の核融合反応が得られる。ここでDとは重水素、Tとはト
リチウムである。

 そもそも、核融合研究の目的は、このDT核融合であり、水爆研究そのもの
である。この軍事研究への道を核融合研はひたすら隠している。しかし、軍事
研究だからこそ、将来も発電の見込みがないのに、核融合研に莫大な国費が毎
年落ちているのである。
 この研究は、トリチウムを持ち込むのではなくトリチウムを生産し、これを
燃料にしてDT核融合させる計画である。それなのに、「本計画でも三重水素
を燃料として用いる核燃焼実験は行わない」と主張する。これはウソを通り越
してインチキである。
 さらに、当初計画を当面縮小して、トリチウム発生量を減らすなど小細工発
表する。
 この重水素実験全体が、ウソとインチキで構成されていると私は考える。こ
のような核融合研のインチキ科学者たちは信用できない。ウソつきはコソ泥の
始まり、インチキは核災害の始まり、そして本格的軍事研究所への始まりであ
る。
 東濃3市1町は、子孫を悲しませないため、インチキ科学者に騙されないよう
警告する。
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参考
◇シンポジウムの内容
 http://www.city.tajimi.gifu.jp/kikaku/sympo2013_fusion/index.html
◇れんげ通信ブログ版 2013/02/10
 多治見市主催 シンポジウム 参加者の圧倒的多数は重水素実験反対
 http://rengetushin.at.webry.info/201302/article_8.html

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┗■2.来週2月21日(木)、東電株主代表訴訟第五回口頭弁論のお知らせ
 └────(山崎久隆 )

 昨年3月5日に東電取締役等に対して提起した「東電株主代表訴訟」は、
 いよいよ第5回口頭弁論期日を迎えます。
 昨年末、補助参加人(東電)側から提出された「原発必要論」に対して、
 その反論のプレゼンを弁護団長の河合弘之弁護士が行う予定です。

 被告および補助参加人(東電)側からは、前回の当方の主張した、津波に
 ついて様々な警告が発せられていたことに対しての反論が提出される予定で
 す。同日に開廷直前の地裁前アピール、報告集会なども開催いたします。
 取締役の責任追及の重要性をできるだけ多くの方に知っていただく機会に
 なればと願っております。

2月21日(木)
【直前地裁前アピール】9:30~
 場所 東京地裁前・・・原告各自によるアピールを行います。
【第5回口頭弁論期日】10:30~11:30(予定)
 場所 東京地裁103号法廷
【記者会見】 11:40~
 司法記者クラブ(千代田区霞が関1-1-4 高等裁判所内 )
 出席 河合弘之、海渡雄一ほか代理人弁護士
    堀江鉄雄(原告団代表)、木村結(原告団事務局)ほか原告
【報告集会】12:00~14:00
 場所 弁護士会館 1005号室(10階)
 内容 第5回口頭弁論期日報告、今後の裁判の展開
 出席 代理人弁護士、原告ほか。

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┗■3.メルマガ読者からのイベント案内(お問い合わせは主催者へ)
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◆「お父さん 理科の先生の真面目な放射能の授業 ぜひ受けてみませんか!」
【講師】川根眞也先生
 日時 2013年2月23(土) 17時~20時
 会場 春日部市市民活動センター ぽぽら 会議室1
  春日部駅西口 徒歩5分 ララガーデン隣りビル4階
 定員 50名(お母さんもご一緒に♪)
 参加費 600円
 要事前申し込み メール sukoyaka_kasukabe_2011@yahoo.co.jp
  お名前・メールアドレス・電話番号・参加人数を書き、件名を
  「お父さんの放射能授業申し込み」としてお送りください。
 問い合わせ 放射能から子どもを守る会・春日部 山本 080-3507-0176
 共催 内部被ばくを考える市民研究会、放射能から子どもを守る会・春日部
 企画 六花
 http://www.radiationexposuresociety.com/archives/2367

◆「原発にもメーカー責任を」グリーンピース・セミナー
 モハンティ弁護士に聞くインド原賠法
 ~インドでは、原発にも「メーカー責任」があるって本当ですか?~
 講師 ビカーシ・モハンティ弁護士(逐次通訳あり)

 日時 2月27日(水)11時30分~13時30分(開場11:00)
 会場 参議院議員会館101会議室 (定員:100人)
 参加費 無料
 申し込み締め切り 2月26日午後5時
 お問い合わせ 03-5338-9800 担当:鈴木まい/鈴木かずえ
 https://secured.greenpeace.org/japan/ja/campaign/events/20130227/

◆2/27院内集会「どうなる発送電分離?!~電力システム改革のゆくえ」

 日時 2月27日(水)17:00~19:30
 場所 衆議院第二議員会館 多目的会議室(永田町、国会議事堂前下車)
 報告 経産省・電力システム改革専門委員会事務局
    船津寛和氏(環境エネルギー政策研究所)
    大林ミカ氏(自然エネルギー財団)
 講演 町田徹氏(経済ジャーナリスト『東電国有化の罠』著者)
 資料代 500円
 主催 発送電分離プロジェクト、日本消費者連盟、eシフト
 問い合わせ先 電話03-6907-7217 Email info@e-shift.org(eシフト)

 2月8日経産省より「発送電分離は法的分離、2020年まで段階的に実施」と
 発表されました。自民党政権下で電力改革が形だけに終わらないよう、脱原
 発に向けた分散型、自然エネルギーの普及を視野において議論します。ぜひ
 ご参加ください。

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┗■4.新聞・雑誌から
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◆東北電力、値上げ申請 7月から家庭向け平均11.41%(2月15日東京新聞)

 東北電力は14日、家庭向け電気料金を7月1日から平均11.41パーセント
の値上げを経済産業省に申請した。国の許可が必要ない企業などの大口向けも
7月から平均17.74パーセント値上げする。申請通りの値上げ幅が認められた
場合、使用量の標準的な家庭(30アンペア、月280KW/h使用)の月額料金は、
現在より540円高い7223円となる。東日本大震災の被災者は、新たな負
担を強いられることになる。(後略)

※関連情報
◎2月14日付け 経産省資源エネルギー庁 東北経済産業局 プレスリリース
「東北電力株式会社による電気料金値上げ認可申請等に係る公聴会」
 日時 5月9日(木)9時から、仙台合同庁舎8階講堂
 公聴会は、意見陳述または傍聴が可能です。陳述書の提出方法、傍聴申込み
 については、つぎのPDFをご確認ください。
 http://www.meti.go.jp/press/2012/02/20130214002/20130214002-1.pdf

◎東北電力株式会社の電気料金値上げ認可申請等に係る「国民の声」募集
 公示日 2月14日(木)、終了日5月9日(木)(郵送の必着)
 東北電力からの申請書類および意見提出方法等の詳細は、つぎのPDFを
 ご確認ください。
 http://www.meti.go.jp/press/2012/02/20130214003/20130214003-1.pdf

◆テロを口実、原発警備に4倍超えの警察庁予算案
 「イスラム過激派対策」は疑問 (2月14日 東京新聞より)

 警察庁が新年度予算案に、全国の原発と原子力関連施設の警備体制強化費用
として、本年度の4倍以上に当たる17億5千万円の関連経費を盛り込んだ。
理由はイスラム過激派によるテロの脅威や、北朝鮮の挑発行為などがあること。
ただ専門家は「そこまでの危険性があるのか」と疑問符を付ける。(後略)

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┗■5.今週のたんぽぽ舎の活動をお知らせします。
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「志賀原発・命のネットワーク」への「寄せ書き」を作っています。
 1月26日、27日「再稼働阻止全国ネット」の全国会議がたんぽぽ舎で
 行われ、2月から7月にかけての行動方針が確認されました。
 全国各地の活動を応援していく行動が大事になっています。
 再稼働阻止全国ネット ホームページ参照
 http://saikadososhinet.sakura.ne.jp/ss/archives/1539

 会議において、2月23日開催の「志賀原発・命のネットワーク」の総会に
 全国から激励のメッセージを送ろうとの提案があり、さっそく、たんぽぽ舎
 では「寄せ書き」を作って送る準備をしています。講座などでお立ち寄りの
 際には、ぜひ応援メッセージをお願いします。
 また、ご自宅からでも直接、現地の方に激励のメッセージが届けられます。
 絵葉書などで一言伝えるだけでも、勇気付けられると思います。
 送付先 〒625-0052 石川県羽咋市中央町サ5(羽咋労働会館内)
 「志賀原発・命のネットワーク」 Fax 0767-22‐2111
 (ホームページ http://inochi-no.net/ )

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 また、2月24日(日)は「たんぽぽ舎 第25回総会」を開催します。
 第2部(15時から)の企画として、福島の黒田さんや山崎久隆さんのお話が
 あります。懇親会(17時半から)では、昨年好評だった「野菜おでん」を
 作って皆様をお待ちしていますのでご参加下さい。
 会員以外の方も大歓迎です。
 http://www.tanpoposya.net/main/index.php?id=1514

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【編集部より】
 メルマガ読者からの集会・デモ・講演会のお知らせ、その他投稿歓迎。
 「集会・デモ・講演会のお知らせ」に関しては、タイトル及び内容を400字
 以内で、またその他投稿に関しては400~800文字以内でタイトル及び内容を
 お送り下さい。宛先は、magazine@tanpoposya.net です。
 なお、お送り頂いた投稿は集会・デモ・講演会のお知らせを含めて紙面の
 都合上すべてを掲載できない場合があります。予めご了承ください。
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          13:00~20:00のオープンです。
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