たんぽぽ舎です。【TMM:No1765】
2013年3月5日(火)地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.原発ゼロをめざす運動の重点
大飯原発止めよ-再稼働阻止-テントを守ろう
柳田 真(たんぽぽ舎)
★2.3/14学習会のお誘い・「脱原発社会をいかに創るか」
熊本一規さん(明治学院大学教授)の中味の濃い学習会
渡辺秀之(たんぽぽ舎ボランティア)
★3.新聞・雑誌より
◆福島第一 遠い収束 核燃プールむき出し
(3月5日東京新聞より)
★4.テント日誌3/3(日)経産省前テントひろば-540日目
「今すぐに福島を元に戻せ!」
福島を忘れない!福島を風化させない!福島・首都圏の集いの報告
(I.K)、(K.M)
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※首都圏反原発連合が3/10東京での集会に合わせて大阪発、東京行きの貸切バス
を走らせます。往復で格安4000円です。赤字でも走らせます。
まだ空席が残っています!よろしくおねがいします!
お申し込みは以下のWEBで。
http://coalitionagainstnukes.jp/?page_id=1622
連絡先は TEL:080-9195-2668 メール:bus@coalitionagainstnukes.jp
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┗■1.原発ゼロをめざす運動の重点
| 大飯原発止めよ-再稼働阻止-テントを守ろう
└──── 柳田 真(たんぽぽ舎)
イ.原発ゼロを目指す運動で焦点は何か?重点はどこかを考えたい。
ロ.私たちの力量は3・11福島惨事前と比べ格段に人が増えたとはいえ、原子
力推進帝国のカネと権力の大きさは依然巨大だ。それと闘うには、みんなの討
論・知恵と同時に焦点(重点)を絞ることが必要だ。たくさんあれこれやりた
いが、しかし、現在の焦点=重点を意思一致したい。
ハ.現在の状況は、原発50基中、2基(大飯原発)のみが動いていて、48基が定
期点検後停止である。「原発なしで電気は大丈夫」が実質証明されている。
「原発の電気が3割」はウソ、がはっきりした。東京も東日本も中部日本も四国も
九州も原発ゼロなのだ。原発なしでもやっていける。この事実を広く国民へ周
知したい。原発がないと電気が心配と間違って思っている人々へ特に広めたい。
ニ.その上で、大飯原発2基の停止に向けて特に力を集中する必要を指摘したい。
なぜなら、直下に活断層が疑われ、免震重要棟なし、フィルター付きベントな
し、避難道不十分の欠陥原発だから。この2基が稼働ゆえに、90%強の原発が
止まっているのに原発ゼロが実現していると言えないからだ。この2基の悪い
役目は突出している。
大飯原発を止めろ!を運動現場の第一重点にして、叫び続けたい。
規制委は本来なら、今すぐ大飯原発停止を決断すべきなのだ。原発現地へ
ホ.原子力規制委への大衆的な批判活動を!
規制委に対する誤った幻想を払拭しよう。
現在の局面は規制委が「規制基準案」を作り、パブコメにかけている段階だ。
私たちはこれを大衆的に批判しよう。
1つは、活断層定義を40万年から12~13万年に後退させたこと(東電は柏崎刈
羽7基がこれで救われると思っている=20万年ゆえ:日経新聞記事がそのよう
に報道)
2つは、東電福島1号機の国会事故調妨害事件とそれを黙認する規制委。
3つは、名雪事件
再稼働のための規制委の諸作業を全体としてとらえ、批判しよう。
ヘ.再稼働阻止!(第1波行動3月、2波行動5月、3波行動7月)
再稼働阻止全国ネットワークは1月下旬の全国会議で、再稼働阻止に向けて、
3波の行動方針を決めました。
3月に第1波、5月に第2波、7月第3波の全国各地の行動です。
共通スローガンは3本=
(1)福島を忘れるな!
(2)大飯原発を止めろ
(3)それぞれの現地でのスローガン(たとえば○○原発の再稼働阻止!など)
みんなで全国で連帯してガンバル。東京も努力しよう。
ト、「テントを守ろう-ハガキ」を出そう!
火曜日テント行動(たんぽぽ舎は、毎週火曜に「テントひろば」に応援に行
っています。参加歓迎です)へ参加しよう。
安倍首相と経産省へ出している「テントを守ろう-ハガキ」の文面を紹介します。
『テントを撤去しないでください!
経産省前テントは、原発に対する国民の生の声・異論がじかに届く貴重な
場になっています。福島原発大惨事を真剣に反省し、二度と原発事故を起
こさせないためにも、国民の多様な意見を聞くことが大事です。
そういう場として存続するテントを強制撤去しないでください。』
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┗■2.3/14学習会のお誘い・「脱原発社会をいかに創るか」
| 熊本一規さん(明治学院大学教授)の中味の濃い学習会
└──── 渡辺秀之(たんぽぽ舎ボランティア)
・「脱原発の経済学」の著者・熊本一規(明治学院大学)教授の2回目の学習会
「脱原発社会をいかに創るか」が、開催されます。
日 時:3月14日(木)18:30開場、19:00開会
会 場:「スペースたんぽぽ」
資料代:800円
1) 学習内容は、「脱原発社会をいかに創るか」と題し、○安全な原発はあり得
ない、○原発には差別が不可避、○原発無くても電気は足りる、○原発は電気し
か生まない、他の予定。
2) 熊本教授は「脱原発の経済学」の中で、「広島、長崎、水俣、福島を貫くも
の」と題し、以下のように述べています。
人類史上、世界の大惨事の多くが日本で起きている。原爆の広島・長崎、公害
の水俣、そして原発事故の福島である。
人類史上の大惨事が日本でばかり起こるのは決して偶然ではあるまい。それは、
日本のなかに、大惨事をもたらすような根深い体質があるからである。
その体質とは、一部の特権層(強者)が自己の利益を追求し、甘い汁を吸ってお
きながら、その結果もたらされた失敗や惨事に対して責任を取らない、そして、
国民もまた彼らの責任を厳しく追及することがないという体質である。
3) 「原発は地域社会を破壊する」の観点で、「島根3号機と(のり島の権利)」
、「上関原発と漁業権」などの漁民の権利の侵害についての攻防の実体験、およ
び市民運動で鍛えられ、法律面にも精通している熊本教授の冷静な論理展開も参
考になると思われます。
4) 学習会の後半では、熊本教授及び参加者での討論も予定していますので、是
非、ご参加ください。
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┗■3.新聞・雑誌より
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◆福島第一 遠い収束 核燃プールむき出し
間もなく事故から二年を迎える東京電力福島第一原発を、本社ヘリ「まなづる」
で上空から見た。
一見すると、水素爆発で飛び散った建屋のがれきはかなり片付けられたと感じ
る。しかし、ヘリが近づくにつれ、印象は変わる。
4号機の原子炉建屋は最上階が撤去され、鍵穴の形をした格納容器上部に水が
たまっていた。海側のタービン建屋との間には、鉄くずが山のように積み上がっ
ていた。3、4号機とも使用済み核燃料プールはむきだし。底にある大量の核燃
料と、外界を隔てるものは水だけだった。「事故収束」はまだ遠い。
(3月5日東京新聞より)
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┗■4.テント日誌3/3(日)経産省前テントひろば-540日目
| 「今すぐに福島を元に戻せ!」
| 福島を忘れない!福島を風化させない!福島・首都圏の集いの報告
└──── (I.K)、(K.M)
○ 今日は明治リバティータワーで「福島を忘れない!福島を風化させない!福
島・首都圏の集い」があった。参加したかったけれど、私はテント守り隊に!
テント関係者のほとんどが集会に行ったので守り隊は少数精鋭で頑張った。
11時過ぎ心配して来てくださったOさんと川柳の大家(?)Rさんのジョークを
楽しんでいたら、Mさんが集会に参加するため諏訪から訪れて下さった。
今年は長野も寒かったそうだ。諏訪湖のおみわたりの話などで盛り上がる。
午後になって私が11日のキャンドルナイトの葉書を送った友達が寄ってくれた。
初めてのテント訪問!テントはもっとたくさんの人に囲まれていると思ったらし
いが静かなのにびっくりしたらしい。集会のせいでなどと説明した。座り込みな
がら、通りがかる人に挨拶、観光バスにお手振り!
日曜日はお散歩する外国の方も多くにこやかに挨拶を返して下さるのは励みに
なります。スカイホップバスのガイドさんもいつもにこやかに手を振ってくれる
し・・・。
4時過ぎ早めにテントに戻ったKさんから集会の会場はほぼ満席だったと聞い
てホッとして帰路に着く。(I.K)
○ 「福島を忘れない!福島を風化させない!福島・首都圏の集い」(3日13時
半~17時、明治大学リバティホール)には400人が集まり、福島から来ていただ
いた11人の方のお話を聞いた。町長選出馬を断念した井戸川前町長にも来ていた
だいた。
「今すぐに福島を元に戻せ!」11人の痛切な怒りは、質疑の中で出たこの言葉に
凝縮される。
私は何も分かっていなかったのかも知れない。放射能汚染された土地に住む人
々の苦しみを!
仮設住宅の生活を余儀なくされている人たちの気持ちを!
長年生産してきた農作物や長年養ってきた動物達が放射能汚染されている人の
気持ちを!
土地を離れられない人々と避難した人たちの間にある微妙なわだかまりを!
こんな状態なのにまだ原発を再稼働させようとする政府に対する怒りを!
(印象深い言葉のリストアップ)
・除染は業者のため 除染は無駄 除染はまやかし
・健康状態を尋ねると85%の人がなんとなく悪いと応える。
・山下俊一氏は、20mSv/年はたばこ喫煙害や仮設住宅ストレスより安全、と言った。
・一時帰宅してみると120mSv/h。家や土地を補償してほしい。
・情報は隠蔽され後出しされる
・自然界が駄目と言っているのに人はいいのか?
・金で無く皆さんの声が欲しい(東京から声を上げて欲しい)
・嘘がこれ以上続くならこの国はお終しまい
・第2次世界大戦の嘘 と 原発の嘘
・近くの水力発電機は100年ももっている
・今でも子どもは外では遊べない 保養所に感謝
・子どもたちは、放射能が低い道の中央を歩くくせを持ち、保養所で土にさわって
いいのかと尋ねる
・ICRPが3.8μSv/以下の地域での居住を推薦している
・裁判に勝っても子どもたちを救うためには市民の力が必要
・原発は今後2度と動かさないと約束してほしい。
・浪江町では、死の街/絶望の街で無念と絶望感にさいなまれる
・私たちの気力を問われている
(K.M)
○ 以下は今すぐ見られる動画です、まだの方は是非ご覧願います。
第1部(2時間弱)http://www.youtube.com/watch?v=l48ZY0ExYR4
第2部(1時間半)http://www.youtube.com/watch?v=VFmgKsS9kzc
☆編集部・注
2月27日のテント日誌もきていますが、3月3日の集会の報告が含まれていま
すので、3月3日のテント日誌を先に掲載致します。
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【編集部より】
メルマガ読者からの集会・デモ・講演会のお知らせ、その他投稿歓迎。
「集会・デモ・講演会のお知らせ」に関しては、平等に掲載するため
日時、会場、タイトル及び内容、主催者、主催者の連絡先などを400字
以内で、またその他投稿に関しては400~800文字以内でタイトル及び
内容をお送り下さい。
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なお、お送り頂いた投稿は集会・デモ・講演会のお知らせを含めて紙面の
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