たんぽぽ舎です。【TMM:No1782】
2013年3月21日(木)地震と原発事故情報-5つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.3/22(金)の2つの行動に参加しよう!
(1)経産省前テントひろばの抗議集会-17:00より18:30
(2)第47回首相官邸前抗議行動-18:00より20:00
★2.メールマガジン読者からのお便り
◆関電和歌山支店前抗議アクションに参加して
岡野純一(原発さよなら千葉 会員)
★3.メールマガジン読者からのイベントの案内(お問い合わせは主催者へ)
◆3/28から5/2反原発出前します!! 連続講座のお知らせ
★4.新聞・雑誌から2つ
◆冷却装置、停止続く 福島第1停電 配電盤原因か
(3月19日朝日新聞より抜粋)
◆福島第1停電 仮設配電盤 交換せず 専門機器なら防止可能
(3月20日東京新聞より抜粋)
★5.テント日誌3/17日(日)-経産省前テントひろば 554日目
~朝から招かれざる客が暴力行為~
~「原発事故報告書」の真実とウソ紹介~
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┗■1.3/22(金)の2つの行動に参加しよう!
| (1)経産省前テントひろばの抗議集会-17:00より18:30
| 経産省前テントひろばにて
| (2)第47回首相官邸前抗議行動-18:00より20:00
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(1)経産省前テントひろばの抗議集会
福島原発事故後2年余り経ちましたが、フクイチは未だ収束していません、そ
ればかりか毎日貯まる400トンの汚染水を太平洋に放出しようとしています。ま
た、多くの人々がふるさとも生活も仕事も奪われてしまい、15万人以上の人が避
難し、十分な賠償もされず、今も高線量の中での生活を余儀なくされ、さらに多
くの労働者に除染や廃炉のための被曝労働を強いています。
誰が事故の責任をとったでしょうか?安倍政権は、半世紀以上も原発を推進し
てきた自民党政権の責任をとらずに、新安全基準(新稼働推進基準)を原子力規
制委員会に作成させ、この夏から多くの原発の再稼働を企んでいます。
経産省テントひろばを開設して1年半、このような状況の中で、福島をはじめ
脱原発を訴える全国のさらに世界の人々が訪れる文字通りの脱原発ひろばに危機
が来ました。債権者として「国」がテントひろばに「占有移転禁止仮処分」を訴
え、東京地裁がこれを認め、3月14日にテントひろばに仮処分を通告してきたの
です。次に土地の明け渡し請求訴訟を準備していると思われます。
そこで、私たちは顧問弁護士の出席をお願いして、抗議集会を開催します。
全国のテントの支援者の皆さまには集会への参加をお願いしたく、ご案内申し上
げます。 経産省前テントひろば
経産省前テントひろばの抗議集会
日時:2013年3月22日(金)17時~18時半
場所:経産省テントひろば前
出席:淵上太郎、正清太一、原発いらない福島の女たちから、弁護士、他著名人
問い合せ:経産省前テントひろば(070-6473-1947)
淵上太郎(090-3919-0604)
(2)第47回首相官邸前抗議行動
日時:3月22日(金)18:00から20:00
主催:首都圏反原発連合(たんぽぽ舎も参加・構成団体)
たんぽぽ舎では、13:00からビラ、プラカードなどの用意をして、
16:00、たんぽぽ舎出発。17:00「経産省前テントひろば」集合。
テント抗議集会に参加し、途中から1~5班にわかれて官邸前、国会前へ
出発。20:20テント前にて総括集会。
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┗■2.メールマガジン読者からのお便り
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◆関電和歌山支店前抗議アクションに参加して
岡野純一(原発さよなら千葉 会員)
「原発さよなら千葉」の岡野純一と申します。
全国各地に拡がっているという金曜行動。
今回所用で和歌山に向かうことになったので、関電和歌山支店前で毎週行なわれ
ているという抗議行動に参加しました。
和歌山駅に降りたとたん目の前に脱原発のプラカードを掲げた男性が一人。声
をかけてみると和歌山支店前の行動には参加されてはいない様子。
関電和歌山はJR和歌山駅から2キロ近くあるのでタクシーで向かう。タクシ
ーを降りても人が見えないので周りを一周すると、先ほど駅前で話した男性がや
はりプラカードを持って立っている。金曜行動は対面の信号脇でやっているという。
向かうと車道に沿って4~5名、後ろにドラムとアコーディオン。
昨年7月に6名で始めて最大時40名超。現在は16~17名との事。
和歌山は交通の便が不便なため6時から7時の時間に絞っているとか。コール
は無く、サイレントスタンディングとの事。人通りは少なく、もっぱら車にプラ
カードをアピールする形。でもドラムとアコーディオンはズッと鳴ってます。
千葉から和歌山に避難された方が参加されたこともある様子です。
最後に簡単に昨年の千葉4区野田落選運動のこと、たんぽぽ舎、経産省前テン
トのことなど挨拶させていただきましたが、うまくまとまりきれませんでした..
機会があれば、これからも各地の脱原発行動に参加できればと思います。
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┗■3.メールマガジン読者からのイベントの案内
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◆3/28から5/2反原発出前します!! 連続講座のお知らせ
「反原発出前のお店」のメンバーによる、初心者のための連続講座。
原発がわかるお話&トピック満載です。
3月28日 行く先のない核のゴミと核施設問題 ~核燃料サイクル施設のお話
講師:澤井正子さん(原子力資料情報室、反原発出前のお店)
4月11日 電気は本当に足りないのか?
4月25日 収束しない福島第一原発事故
5月 2日 私たちの選択―正しく判断するためには―
昼の部は13:30~15:45 夜の部は18:30~20:45(昼夜は同じ内容です)
会 場
・昼の部(全回)、夜の部(4/11)「スペースたんぽぽ」(JR総武線水道橋駅徒歩)
・夜の部(3/28、4/25、5/2)連合会館(旧総評会館) 501号室
(東京メトロ千代田線新御茶ノ水駅徒歩ゼロ分)
参加費:1回700円
主 催:反原発出前のお店 賛同団体:原子力資料情報室、平和フォーラム
参加申込はメールで team-takagi@mbr.nifty.com
原子力資料情報室のホームページにくわしいお知らせが載っています。
http://www.cnic.jp/4872
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┗■4.新聞・雑誌から2つ
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◆冷却装置、停止続く 福島第1停電 配電盤原因か
東京電力福島第1原発内で停電が起き、使用済み燃料プールなどの冷却が止ま
った問題で、東電は19日、停電の原因は3、4号機の仮設配電盤で起きた何らか
の不具合の可能性が高いと発表した。冷却は同日午後1時現在も止まったままだ。
同原発は事故から2年過ぎた今も不安定な状態にあることが浮き彫りになった。
(後略)
「公表は早く」 経産相が苦言
茂木敏充経済産業相は19日、東電に対し、事態を把握し早期に復旧させるため
の体制をつくるよう指示した。この日の閣議後会見で茂木氏は、東電が発生から
3時間後に停電の事実を公表したことについて「こういったものは早い方がいい」
と苦言を呈した。(後略) (3月19日朝日新聞より抜粋)
◆福島第1停電 仮設配電盤 交換せず 専門機器なら防止可能
東京電力福島第1原発の使用済み燃料プールなどで同時多発した停電事故で、
東電は重要な装置が仮設の配電盤につながっている危険性を認識していながら、
後手に回った。停電の原因は仮設の配電盤で起きた異常が各設備に波及したと、
東電の調査でほぼ判明。同時多発事故の恐ろしさは、東電自身が2年前に痛感し
たはずなのに、その教訓が十分に生かされなかった。(後略)
危機管理甘さ再び 原因不明のまま仮復旧
(前略) 事故当初は電源復旧を最優先するために仮で対応することは仕方なかっ
たとしても、早期に配電盤を専用のものにしなかった東電の危機管理の甘さがま
た露呈した。 (3月20日東京新聞より抜粋)
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┗■5.テント日誌3/17日(日)-経産省前テントひろば 554日目
| ~朝から招かれざる客が暴力行為~
| ~「原発事故報告書」の真実とウソ紹介~
└──── (I.K)、(K.M)
春の訪れが感じられる朝、昨日届いた乙武洋匡さんの新刊「自分を愛する力」
を手にテントへ向かった。通常日曜日の午前中は訪れる人も少なくゆっくり座っ
て読書を楽しめると思ったのに、10時半ごろ突如腕に神鷲皇国会の腕章をつけた
狼藉者数人に襲われる。彼らの怒鳴り声を聞き、椅子を片付ける間もなくあわて
てテントに逃げ込んだ。テントの男性2人が一生懸命制止したのを押しのけて3人
ほどがテントの中に入り込んできて「お前ら不法占拠だろう。認めて謝れ!そし
たら許してやる」「俺らは東京の連中のように甘くないんだぞ!大阪のテントを
潰したのは俺たちだから」など関西弁でまくし立てテーブルの上のものなどを叩
き落すなどしてタブレットで撮影し始めた。一人の男がSさんの腕をねじり上げ
腹部を殴るなどの暴行を加え、私にはマスクを取れと言い、とらなかったら顔か
ら剥ぎ取り、かぶっていた帽子も叩き落とした。写真を撮られているのが判った
から出来るだけ下を向いていたので彼らの人相はよく覚えていない。
つい先日取り付けられた公示書にはテントの使用を許した。とあるのでそれを
読むように伝えたが、彼らには通じなかったようだ。少しして「ご飯を食べてま
た大勢引き連れて来る」と脅して去っていった。皆に連絡して、間もなくHさん、
弁護士さんなどが駆けつけてくれ一安心!昼近くにこの騒動は知らず、テントに
公示書が来た新聞報道などを見て心配した郡山のKさんと友達その他の人たちが
寄ってくださいました。新宿から自転車で来た方、毎回官邸前行動に参加されて
いるそうです。参加人数が減ってきたと報道されているが、この運動は粘り強く
やらなければいけない。自分はたとえ一人になっても続けていくと力強い言葉を
残して行かれました。3時過ぎには応援の人数も増えたし、もう一度彼らと会い
たくなかったので帰宅の途につきました。(I.K)
午前の招かれざる客の暴力行為を知って屈強な(?)男性たちがテントひろば
に集まって警備に入ったが、いつもの大声を張り上げる一人が来ただけで大過な
く、夕刻には緊急警備体制が解かれた。夜は第2テントでテント上映会が開催さ
れ、若い人たちがDVDを観て10時過ぎまで歓談していた。隣「CINEMA DE TENT
(しねまでてんと)」と聞いて、私には「死ぬまでテント」と聞こえた。いくら
裁判所から使用許可が出たと言っても「死ぬまで…」はいやだ、早く総ての原発
を廃炉にさせたい。生温かい夜テントで仮眠したあと早朝に塩谷喜雄著『「原発
事故報告書」の真実とウソ』(文春新書750円)に惹きつけられた。たんぽぽ
舎で購入し17日の東京新聞で山口二郎氏が紹介している本はお勧めだ。4つの
事故調査報告書が互いに連携なくバラバラに「並走」して出された報告書を精査
してランク付けした。責任逃れに終始する東電事故調を黒星1ツと断罪し、一方
地震でIC配管が壊されたのではないかと突き付ける国会事故調を高く評価しな
がらも、官邸の対応を徹底批判して東電を擁護する姿勢を不可解だと指摘している。
地震について東電事故調がわずか半ページしか言及していないが、「地震問題
にこそ事故の真相を解くカギが隠れている?」のだ。
また、4つの事故調が調べなかった原発のリスクも指摘している。「この小さ
な列島に、世界で起きるM4以上の地震の4割が集中する。とてつもない地震列
島の海岸線に54基の原発」、「長い配管網の老朽化と震災による破断というリ
スクが心配されていた」、「事故が独立か連鎖か?…集中立地に伴う連鎖事故の
リスクを原子力規制委員会は厳密に評価し直すべきである」、「日本の原発が1
0年に1度は大事故を起こす」、と。「福島第一原発事故は、まだ収束も冷温停
止もしていない。」(あとがき)で終わる。(K.M)
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【編集部より】
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