マイケル・サンデル・ブームは一段落しましたが、東北大地震を契機に、地域共同体のきずなを再評価するコミュニタリアニズムが再び大きく脚光を浴びてきました。
そこで、昨年末に、日本のコミュニタリアニズム研究者が総結集して、現在のコミュニタリアニズム研究の最前線を踏破した論集である『コミュニタリアニズムのフロンティア』(勁草書房)を刊行いたしました。本書は3部構成で、コミュニタリアニズムの思想的展開、実践的展開、日本のコミュニタリアニズム、から構成されています。
この刊行を記念して、わが国のコミュニタリアニズム研究者が一堂に会して白熱の討論を行うシンポジウムを下記の要領で開催します。入場は無料ですので、関心のある方は、どなたでもぜひお越しください。
『コミュニタリアニズムのフロンティア』刊行記念シンポジウム
日 時 : 2013年2月16日(土) 13:30~17:00
場 所 : 東京工業大学 田町キャンパス・イノベーションセンター (JR山手線・田町駅 芝浦口すぐ)
開 場 : 13:15
開 演 : 13:30
第一部 13:30~15:50
はじめに(菊池理夫) 本書の概観(小林正弥)
<コメント>
宇佐美誠(東京工業大学社会理工学研究科教授)
深井慈子(岡山大学名誉教授)
フロアと研究者の質疑応答
第二部 16:00~17:00
<コメント>
山脇直司(東京大学総合文化研究科教授)
全体討論
参加予定の本書執筆者
菊池理夫・小林正弥・川瀬貴之・福原正人・吉永明弘・栩木憲一郎・畑仲哲雄・伊丹謙太郎・青木孝平
お問い合わせ先
千葉大学地球環境福祉研究センター
FAX:043-290-3028
Mail:info@public-philosophy.net