スラップ訴訟を止めるためのシンポジウムの案内です。
(重複送信をお許し願います)
特定秘密保護法案、日本版NSC、武器輸出三原則、集団的自衛権、…と安倍政権が好き勝手をしようとしている中、現時点でも権力側がこんなにひどいことが行われているということを確認し、その対抗策を検討するためのシンポジウムを、スラップ訴訟を受けている3団体で開催します。
是非ご参集願います。
前代未聞の法律問題! 守ろう!表現の自由!! STOP!SLAPP!!
『11・23全国スラップ訴訟止めよう!シンポジウム』
近年、全国各地で国や政府・大企業などの権力者によって、「SLAPP(スラップ)」と呼ばれる提訴の乱立が相次いでいます。この「スラップ」裁判とは、市民が自らの生存権や自然環境を守るために行う表現活動に対して、権力者側が司法を使って、時間的にも精神的にも、金銭的にも負担をかけて押さえつけるもので、国民の表現の自由を奪い、権力者の力を強めるものに他なりません。現在日本では、「スラップ」という言葉自体も認知されておらず、その防止策は全くとられていません。これ以上、スラップ訴訟による被害者を増やさないためにも、国や権力者に力を与えないためにも、スラップ訴訟を起こさせない手立てを模索していく必要があります。そこでこの度、「スラップ」についての理解を深め、各地各者の現状報告を通して情報共有をし、スラップ訴訟被害防止への取り組みを図るためにシンポジウムを開きます。多くの皆さまのお集まりをお願い致します。
【日時】 2013年11月23日(土)祝日 午後1時から (開場12時半)
【会場】 早稲田大学早稲田キャンパス15号館201教室 ※入場無料
東京都新宿区西早稲田1-6-1 電話 03-3203-4141
(高田馬場駅徒歩20分又は学バス早大正門、地下鉄東西線早稲田駅徒歩5分)
~会場のご注意~
※早稲田大学15号館には、エレベーターがなく、階段しかございません。車椅子等、階段のご利用がご不便なお方がいらっしゃいましたら、大変恐れ入りますが、館内入口に待機しているスタッフまでお申し付け下さい。ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。
【主催】
『経産省前テントひろば』 東京都千代田区霞が関1-3-1 電話070-6473-1947
『上関原発阻止被告団』 広島県三原市高坂町真良1015 電話0848-66-3592
『高江ヘリパッドいらない住民の会』 沖縄県国頭郡東村字高江85-12 電話0980-51-6922
【共催】 早稲田大学 浜邦彦研究室
【基調講演】 「スラップ訴訟とは何か」烏賀陽 弘道さん(スラップに詳しいフリーランス記者)
言論の自由を侵害・妨害する民事訴訟をSLAPPと呼ぶ。アメリカでは20年以上前から、50州のうち26州でSLAPPの提訴を抑止し、被害を防止する法律がある。しかし日本ではSLAPPという法概念すら導入されておらず、野放しにされている。被害者はジャーナリストや弁護士といった職業言論人から一般市民に拡大。訴訟もマンション建設反対から、原発建設や在日米軍基地拡張への反対運動まで、様々な分野で言論の自由の抑圧に民事訴訟が使われている。こうした「法制度の悪用」を防止する「SLAPP被害防止法」の制定が急務である。
【現状報告】 高江米軍ヘリパッド、上関原発、経産省前テントの現場から
安次嶺現達さん「高江スラップ訴訟元被告」 高江ヘリパッドいらない住民の会
伊佐 真次さん 「高江スラップ訴訟最高裁上告」 高江ヘリパッドいらない住民の会
清水 敏保さん 「中国電力いやがらせ訴訟被告」 上関原発を建てさせない祝島島民の会代表
橋本 久男さん 「中国電力いやがらせ訴訟被告」 上関原発を建てさせない祝島島民の会
岡田 和樹さん 「中国電力いやがらせ訴訟被告」 上関原発阻止被告団
淵上 太郎さん 「テント裁判被告」 経産省前テントひろば
正清 太一さん 「テント裁判被告」 経産省前テントひろば
ほか全国のスラップ被害者・勝訴者から
以上