【直前掲載】■■3.18オンライン・フォーラム 朱建栄「改革開放後の中国の対外戦略の変遷と『中国脅威論』」■■ のご案内

著者: 矢沢国光 やざわくにてる : 世界資本主義フォーラム
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 【趣旨】岸田政権が、戦後安保政策の大転換を、乱暴に進めています。敵基地攻撃能力を装備し、米軍と共同作戦の組織を立ち上げる、と言っています。
 その背景に、日本人の多くがロシアのウクライナ侵攻・北朝鮮のミサイル連続発射とともに、中国の「台湾軍事解放」を脅威としている、ということがあります。
 日本の中国研究者の多くが、中国脅威論に与していますが、中華人民共和国の建国以来の歴史的経過と今日の習近平政権の基盤・動向を歴史的全体的にみれば、中国が[アメリカやロシアのように]軍事侵攻に出るとは考えられません。
 「中国脅威論」にたいして大きな歴史的視野から批判することは、今日の日本にとって、非常に重要であると考えます。(世界資本主義フォーラム共同代表・矢沢国光)

●主催 世界資本主義フォーラム
●日時 2023年3月18日(土)午後1時30分~4時
●開催方式 zoomによるオンライン
●テーマ 「改革開放後の中国の対外戦略の変遷と『中国脅威論』」(仮題)
●講師 朱建栄[東洋学園大学教授 アジア国際関係、中国現代史]
  [経歴]中国・華東師範大学卒業、1986年来日、学習院大学で博士号取得。
東洋女子短期大学助教授等を経て現職。
  [著書]
・東アジア国境紛争の歴史と論理/共著 /藤原書店/2022
 ・朝鮮半島の今を視る / 共著 / 2022年1月 / 朝鮮問題研究センター
 ・加速する中国 岐路に立つ日本 / 共著 / 2021年8月 / 花伝社
 ・米国の中国敵視・包囲戦略に、中国の対応と戦略――香港・台湾・日中の背後にある巨大な影 / 共著 / 2020年12月 / 『虚構の新冷戦』東アジア共同体研究所琉球・沖縄センター編、芙蓉書房出版
・毛沢東の朝鮮戦争―中国が鴨緑江を渡るまで(岩波書店、1991年/岩波現代文庫、2004年)
・毛沢東のベトナム戦争―中国外交の大転換と文化大革命の起源(東京大学出版会、2001年) ほか多数
[訳書]
・沈志華『最後の「天朝」 毛沢東・金日成時代の中国と北朝鮮』(岩波書店、2016年)
●参考文献など
 ・中国超新星爆発とその行方/青灯社/2022
 ・朱建栄「バイデンのアメリカ」2021.5.25日本記者クラブ講演
  ユーチューブ https://www.youtube.com/watch?v=vH-YUbSVFdI

●参加方法 どなたも参加できます
(1)前々日[3月16日]までに、sekaiforum@jcom.zaq.ne.jpまで、
・「3.18参加希望」と書いて
・氏名[所属・立場、できれば電話番号、など]をお知らせください。
・事前にZOOM接続情報と当日の報告資料を送信します。早めに申し込みく
ださい。
(2)当日朝9時までにZOOM接続情報を「リマインダー」(再送信)します。届かない方は、正午までに、矢沢090-6035-4686まで連絡ください。
(3)参加費 500円[あと払い]、支払い方法は、世界資本主義フォーラムのサイトをご覧ください。 https://www.worldcapital.online/
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矢沢国光(やざわくにてる)
yazawa@saitama.zaq.jp
 携帯 090ー6035-4686
 世界資本主義フォーラム https://www.worldcapital.online/
 フォーラム参加申し込み sekaiforum@jcom.zaq.ne.jp