【緊急報告会&政府交渉】 原発被災者の権利を守ろう!…「強制」される帰還?

ご存知のとおり、政府は、避難区域を再編し住民を早期に帰還させる政策をとっ

ています。
伊達市の小国地区では、昨年12月、特定避難勧奨地点が解除され、その3か月後
には賠償が打ち切られました。解除にあたり住民説明会は開催されず、除染も終
了しないなかでのいきなりの解除でした。避難住民たちはあたかも「兵糧攻め」
のように帰還を強いられています。
同様に南相馬市でも特定避難勧奨地点の解除の動きがあります。
また、避難指示解除準備区域の田村市都路地区は、説明会で住民から「目標値ま
で国が除染すると言っていた」として再除染の要望が相次ぎましたが、政府側は
現時点で再除染に応じず、新型の個人線量計での被曝の「自己管理」を進めよう
としています。

政府は、「人」の被曝管理を重視するとしていますが、「場」の線量が蔑ろにさ
れていいはずはありません。除染で効果が上がらない中、帰還を進めるための論
理のすりかえではないでしょうか?

このように帰還を急がせる国の政策は、原発被災者がとどまるか、避難するか、
帰還するかの「自己決定」権を侵害するものです。

このたび、福島各地の避難区域再編や避難指示解除の状況について、緊急報告会
を行い、政府との交渉を行います。

ぜひ多くのみなさまのご参加をお願いいたします。
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【緊急報告会&政府交渉】
原発被災者の権利を守ろう!
「強制」される帰還?…避難指示解除と賠償打ち切り
7月31日@参議院議員会館
http://hinan-kenri.cocolog-nifty.com/blog/2013/07/post-6ab6.html
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◆日時: 2013年 7月31日(水) (緊急報告会:14:00~ 政府交渉16:00~)
◆会場: 参議院議員会館101
(最寄駅:東京メトロ「永田町」「国会議事堂前」)

◆プログラム(予定)

<第一部>緊急報告会(14:00~16:00)
避難解除をめぐる情勢…満田夏花/FoE Japan
南相馬の状況…大山弘一/南相馬市議会議員
…吉田邦博/安心安全プロジェクト
伊達市小国地区の住民から(ビデオメッセージ)
測定結果より…青木一政/フクロウの会
田村市都路地区からの避難者として…浅田正文・浅田眞理子
川俣町の状況(予定)
飯館村の状況(予定)
避難解除と賠償問題…福田健治/弁護士

<第二部>政府交渉(16:00~18:00)
交渉相手先:原子力災害対策本部 生活支援チーム・復興庁・文部科学省
いずれも調整中
1.避難解除の基準/住民との協議/グローバー勧告への対応
2.避難者への賠償の打ち切り/帰還の際の新規賠償について
3.個人線量計の配布について

※政府に事前に提出している質問書は別添参照

◆資料代:500円 (カンパ歓迎!)

◆申込み資料準備の都合上、なるべくお申込みください。
https://pro.form-mailer.jp/fms/6483043945737

◆主催:FoE Japan、福島老朽原発を考える会

◆問合せ
FoE Japan  Tel: 03-6907-7217 Fax: 03-6907-7219
携帯:090-6142-1807

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http://hinan-kenri.cocolog-nifty.com/blog/2013/06/38sv-549e.html

※伊達市小国地区の住民インタビュー映像(約7分)
http://youtu.be/R1d3pkdk0-E?t=41m47s