こいのち通信(世田谷こどもいのちのネットワーク通信)  2026年2月

 あれっ?!もう一か月!と思わずカレンダーを見てしまいますが、「月刊」をとりあえず目指している通信をつくる時、本当に時の流れの速さに呆然とします。ただでさえ「二月は逃げる」のです。弥生三月に年を重ねる(今年は午年だから馬齢というべきか)私にはとりわけの早さです。
 それにしても、悪夢のよぅな2月でしたね。1月号はトランプのベネズエラ大統領拉致という前代未聞の「不法」「違法」行為で始めた通信でしたが、2月号もあまりにもひどい総選挙のことから書き始めざるを得ないなんて・・・。トランプ様に忠実に倣い、権力者はなんでもできると、解散権を振りかざし、豪雪で投票にいけない人たちのことをこれっぽっちも考えることなく、看板もチラシも間に合わない選挙を強行し、政策論議もなし、ただの人気投票のあげくは、自民党の大勝利。野党といわれている勢力は、大変だ、とばかりに、にわかに中道連合をでっち上げ、そこでもう勝敗は決まっていたと思いますね。まずい結果になると、誰かのせいにしたくなるのは世の常ですが(もちろん、私だって高市や野田のせいにしたいですけれど)、一人ひとり、何が間違っていたのか、どうすればよかったのか、これからどうするのか、を考えなくてはと本当に思います。投票率が上がるのはいいことなのか、これも疑問です。「若い人たちに投票してもらうのにどうしたらいいのか」なんて、年寄り世代は言っていたけれど、「誰に入れていいかわからないからAIに訊きました」。そんな時代になっちゃっています。「国民の権利を行使できる大切な一票!」も、何も考えることなく投じられてしまうのか、と情けない気がします。誰もが「主権者」であることの意味を教えるはずの「主権者教育」は、学校ではほとんどなされていないようです。2024年の10月に亡くなった永井憲一先生が(名前の通り、憲法第一の先生でした)、常日頃語っていらしたのが「主権者教育」。憲法の大きな柱の一つである「主権在民」を実践する道を教育の現場で指し示していくことの大切さを説かれていました。だから先生は「法学」と「教育学」の両方に基軸を置いていらしていたのです。教育の中で、本来最も重視されるはずの「自分の頭で考える」ことを、子どももおとなもしなくなってしまい、SNSの情報やユーチューブに頼り、疑うこともしない・・。そんな結果なのかなあ、と、アナログしか知らない私なんぞはつぶやいています。
 悪夢から一週間経ち、選挙に関してさまざまな由々しい問題点が噴出してきています。引っ越したために選挙ができなかったというのもそう。訴えた弁護士もいるし、能町みね子さんも青森に引っ越して選挙ができなかったことをラジオで話していました。時間のないところでの強行選挙の故であることは確かでしょう。雪で投票場にいけなかった人たちも大勢。そんな選挙の正当性を疑います。
 後味の悪い選挙のあとでふと浮かんだ言葉は、今年生誕100年になる茨木のり子さんの詩でした。 

(・・)駄目なことの一切を 時代のせいにはするな わずかに光る尊厳の放棄 自分の感受性くらい 自分で守れ ばかものよ (「自分の感受性くらい」)
(・・・)もはやいかなる権威にも倚りかかりたくない ながく生きて 心底学んだのはそれくらい 自分の耳目 自分の二本足のみで立っていて なに不都合なことやある 倚りかかるとすれば それは 椅子の背もたれだけ (倚りかからず)(・・)駄目なことの一切を 時代のせいにはするな わずかに光る尊厳の放棄 自分の感受性くらい 自分で守れ ばかものよ (「自分の感受性くらい」)

 しかし、嘆いてばかりいても始まらない。あの実に「好戦的」な女性は、次々と歴代の男たちがなかなか手をつけられなかったことにどんどん手を出してくるでしょう。政治の世界に女性の数が増えたら戦争の可能性は減る、というのもこの国に関しては嘘っぽい。安保法制も辺野古の埋め立ても、スパイ防止法だって、なんでもござれ。そして本丸は「憲法改正」なのでしょう。結党以来の悲願、アベだってできなかったことが、与党だけでなく、野党も協力して実現していってしまうのでしょうか。こいのちは、いつも総会の時に「子ども、憲法、原発」と一番大切にしたいことを確認しながら、活動を続けてきています。「憲法」改悪、「原発」回帰には、これからも抗っていきたい。あきらめないで。
 国政の方向がどうであれ、私たちに出来ることはまだまだたくさんあります。「地方自治」をどのように育んで、進めていくのかがますます問われます。保坂さんや杉並の岸本さんなどが中心になって進めてきた「Local Initiative Network」(LIN Net)があることはおおいなる希望だと思っています。暮らしの足元、身近なところから政治を考えていこうと、若い人たちがどんどん自治体の議員や首長になるといううれしいこともあります。
 「こいのち」の学習会で、「教育大綱」や「子どもの権利条例」の内容をずっと深掘りしてきましたが、誰もが生まれた時から「人権」をもっていることを、あらゆる現場で伝えることを続けていきたいです。「こいのち」の学習会もしばし途絶えている感もありますが、寒い寒いとも言っていられないので、春には動きだします!10月に「権利条例」を子どもたちが作成するにあたってアドバイスしたり一緒に話し合ったりした林大介さん(東洋大学准教授、子どもの権利条約ネットワーク事務局長)と、大学生の方に話をきく機会をもちました。その時にも語られた「学校現場で条例をどう伝え、子どもたちに広めていくのか」という課題を、今回は、現場をもっている先生たちに来ていただき、話し合う会にしたいと思っています。どの学習会にも、先生や、かつて先生だった方に参加していただいていますが、そこでしばしば語られるのは、「現場は大変だ!」「雑務が多くて、本来の学習に時間を十分に割くことができない」などのつぶやきやため息です。子どもだけでなく、教師もおとなも等しく幸せにならなければとつくづく思います。立場を超えてともに考え合っていく。懸案だったそういう機会にしていきましょう。いつも学習会に参加してくださっている名谷さんが、「インクルーシブ教育と子どもの人権」というテーマで寄稿してくださいました。「権利条例」を世田谷の学校に生かしていくために、とても重要な課題です。次回の学習会の時にも話し合いたいと思っています。3月の終わりの週は春休みで、世田谷では「福島っ子リフレッシュ」の28回目が実施されますので、それが終わった4月1日を今候補にしています。「世田谷の教育を考える会」のメンバーにも打診したところ、積極的なお返事をいただきつつありますので、みなさんも楽しみにしていてください。教師と親が話せる機会って意外と少ないのですよね。
 前号でお知らせしたように、2月の最終日28日に第39回目の「神戸をわすれない」を行います。簡単なチラシができましたので、ギリギリですがお届けします。いつ何が起こるかわからない、東京に地震が来る可能性だっていつでもあります。大都市での地震に学ぶことはまだまだたくさんあります。長田区の野田北部・鷹取地区で震災の直後からまちの再生と復興のようすを14巻の記録・記憶ビデオにおさめてきた「青池組」の映像の中から、今回は、住民さん、行政、専門家、ボランティアがどんな「まち」を作っていくのかを喧々諤々話し合う場面を生き生きと描いた二巻を観たいと思います。誰もが対等に意見を言い合う会議のようすには、この国でなくなってしまったかに見える「民主主義」のあるべき姿が生きています。世田谷の各地域での防災のまちづくりには格好の材料であること請け合いです。熟議をしなくなっているこんな時代、きっと元気になれます! (星野弥生)

インクルーシブ教育と子どもの人権
 日弁連がインクルーシブ教育の決議を採択

 日本弁護士連合会は、昨年12月11日長崎でインクルーシブ教育をテーマにシンポジウムを開催し、翌日の人権擁護大会で、「ともに学び・育つインクルーシブ教育及びともに生きるインクルーシブ社会の実現を求める決議」を採択しました。決議文は「『ある社会がその構成員のいくらかの人々を閉め出すような場合、それは弱くもろい社会である』国連の国際障害者年行動計画(1979年)がこう指摘したように、人間の差異への不寛容と排除は、社会から多様で豊かな包摂力を奪い、個人の尊厳や平和と民主主義の礎を阻害する」からはじまっています。詳しい内容は日弁連のホームページをご覧ください。
 長年、インクルーシブ教育の実現に向けて活動を共にしてきた大谷恭子弁護士は、一昨年亡くなられる前の講演で以下のように話されています。「2025年の人権大会ではぜひ、インクルーシブ教育を取り上げて、インクルーシブ教育は人権だということを、人権擁護の要の弁護士会がまず宣言することを提言したい。人権問題なのだから譲れないんだよと。それは、あったらいいなという希望じゃなくて、譲れない一線なんだよということを、まずは弁護士会から発信してもらいたい。現場を変えるのは教師にお願いするしかないから、この方々が、手を取り合って、子どもの教育に関する責任者として、子どもを中心に、障害者中心にした教育を実践していただきたいとつくづく思っています。その最大のパートナーとして弁護士はありたいと思いますので、よろしく頑張りましょう。」
 大谷さんは、人権擁護の要である弁護士会だからこそ、人権としてのインクルーシブ教育の実現のための決議をあげることを提言され、それが実現したのです。
世田谷は国連レベル?
 シンポジウムの基調講演には、国連・障害者権利委員会元副委員長の石川准さんと、子どもの権利委員会元委員長の大谷美紀子さんのお二人が登壇されました。そこで私が知ったことは、国連レベルでは、障害者権利委員会と子どもの権利委員会とで、障害のある子の最善の利益に関する論議がされてきたということです。インクルーシブ教育に関して両委員会では温度差があり、子どもの権利委員会は、障害のある子の最善の利益として分離された場で学ぶことや生活することを容認していました。しかし、論議を重ねて出された共同声明には、
・子どもの最善の利益の保障は、大人がパターナリスティックに考える「子どもにとってよいこと」ではなく、子どもの意見がその基盤となる。
・通常学級で疎外やいじめに遭うことを危惧して、障害のある子どもを安易に分離するのではなく、子どもの最善の利益を保障するためには、十分な支援が保障されたあらゆる子どもにとって安心できる通常学級をつくらなければならないという理解が必要である。
・親が分離教育を望む場合でも、インクルーシブ教育に対する権利は個々の学習者の権利であり、親の責任は子どもの権利に従属する。
・「発達」とは、障害の有無を問わず、他の者と包摂的な関わりの中で理解されるべきであり、「分けられた場」での発達ではない。多様な子どもがいることを前提に、学力偏重の能力主義ではなく個々の人格を尊重したホリスティックな発達概念が求められる。
・質の高いインクルーシブ教育に対する権利は、普通教育制度及び特別・隔離教育制度という二つの教育制度の維持とは両立しない。

等があげられ、両委員会の共通する見解として分離教育を否定しています。
 世田谷では、今年度から「インクルーシブ教育ガイドライン」と「子どもの権利条例」が施行されました。私たちの会と「こいのち」は、国連の両委員会と同じように、インクルーシブ教育と子どもの権利について機会あるごとに話し合っています。世田谷は国連レベルだと思えるのですが…?
しかし、現実は
 そんなふうに思っているのは私たちだけのようです。年末年始にNHKが映画「小学校~それは小さな社会」を全国放映しましたが、あそこに映し出されている世田谷の学校からは、インクルーシブ教育も子どもの権利も感じることはできません。
 そして、第4回区議会定例会(11月27日) で、自民党の河野俊弘議員は、インクルーシブ教育に関する質問をし、教室の秩序と学力をしっかり守るというのが日本の教育の良さであり、それを世田谷らしい教育としたうえで、ある一人の子どもの意思や権利だけを一方的に優先させるのではなく、周りの子どもたちが落ち着いて学ぶ権利や、安心して学校生活を送る権利も同時に守っていかなければならないと、ガイドランを行き過ぎた権利論や耳触りのよいスローガンの羅列と批判しました。そして、行き過ぎた権利論や耳触りのよいスローガンの羅列ではなく、教室の秩序と学力という土台を前提に、何を守り何を改めるのか具体的に示していくことが区長としての責任だとも言っていました。
 詳しくは、議会の録画や議事録をご覧いただきたいのですが、このような質問が出てくるということに私は危機感をもちます。分離は差別であり、インクルーシブ教育は子どもの人権なんだということを正面から否定できないから、それを「行き過ぎた権利論や耳触りのよいスローガンの羅列」という言葉で表現しているのではないでしょうか。この現実を受けとめて、これからどう取り組んでいくか大きな課題です。
               (名谷和子 普通学級で障害児を受け持つ担任と親の交流会)

「未来世代のためのウェルビーイング法(未来世代法)」の意義について

 せっかく「世田谷区子どもの権利条例」を広め、活かしてゆこうとしてきた矢先に、散々な選挙結果が出てしまい、それどころではない状況が襲ってきた感じですね。でも、めげずに様々な知恵を出し続けてゆかねばと、気持ちを立て直しています。皆さんも多分、そうでしょう。
 さて数か月前に私は、「未来世代のためのウェルビーイング法(未来世代法)」という存在を知り、日本の政治状況へも、一つの「安全装置」として有効なのではないかと、漠然と考えてきました。未来世代法」は2015年にイギリスのウェールズで、世界で初めて施行されました。国や行政機関が何かを決める際に「その選択は10~25年先の世代を幸福にするものかどうか?」というチェックを義務付けています。2023年には、世界20カ国以上が同様の法律を持ち、さらに20カ国以上で審議されているとの事です。国連がSDGsを打ち出す前の事です。ウェールズのシステムでは、7つの目標を立て、それぞれの達成度を49の指標で測ります。「経済・社会・環境・文化」の分野に、それらが適用されています。そして、それぞれの政策決定者たちが自分の決定について長期的な視点でしっかり検証できるように、「未来の世代の守護者=未来世代コミッショナー」という大臣の様な立場の人がサポート(監視?)しているようです。
 日本でもこの法律が実現できたなら、選挙制度・学校制度・税金・エネルギー政策・福祉政策など全てにおいて、それが将来の世代の幸せにつながるのかという判断を加えるという事ですから、究極的には、原発廃止、差別・戦争の防止にもつながる、先回りした「憲法裁判所」的な機能と言えるのかもしれません。もちろん、基本的人権・自由・平和が維持されていることが大前提ですね。
 それから、イギリス全体でなくウェールズで機能できているのは、やはり小さな自治政府だからという事は大きいでしょう。日本の政府を小さくする道はないのか? 大分昔に話の出ていた「地方分権」というテーマも、改めてセットで考えるべきでしょうね。「未来世代のためのWell-being法日本版プロジェクト」は昨年、出版もしていて、やる気満々なのかなと思うと、HPなどのムードは、あまり活発じゃないようで、ちょっと不安ではあります。
 今回の選挙結果がもたらす社会状況は、とてもこんな話を夢見心地に語っている場合ではないのかもしれませんが、夢と希望は、誰もが抱く権利があります。それすら奪われる社会にならぬ様に、できる事を重ねてゆきましょう!             (タカハシトール)

小豆川先生の講演、ぜひお聞きください!

前号で、「福島っ子リフレッシュin世田谷」での、福島+世田谷の合同学習会が、子どもたちの目がキラキラするほど素晴らしかったことをお伝えしましたが、3月に実施される第28回目のリフレッシュでも、小豆川先生にアンコールをお願いしてしまいました。「目から鱗」で、小さい子どもたちにも十分にわかる内容です。春休みでもあるので、子どもたちも含め多くの区民の方に参加していただきたいです。3月30日(月)16時~18時 大蔵第二運動場にて

江古田映画祭~福島をわすれない

〇「福島を忘れない」をテーマとした江古田映画祭。今年は2月28日~3月11日までギャラリー古藤や武蔵大学を会場として開催します。世田谷の「脱原発を考える会」が1月24日に開催した勉強会の講師は、江古田映画祭実行委員で「カフェ水曜日」主宰の村山敦子さんでした。ご縁がつながり、今回ふくしまっ子リフレッシュの報告書が江古田映画祭でも配布されます。
 映画祭上映予定のラインナップは魅力的な作品ばかりです。みなさんぜひお運び下さい。。(https://furuto.art.coocan.jp/)                   (鷹濱美春)

      ◇ ◇ ◇ ◇ いろいろ告知板 ◇ ◇ ◇ ◇
★もっと語ろう不登校 Part 309 3月 7日14:00~  フリースクール僕んち 
ズーム希望者は 佐藤:yurinoki11513@gmail.com 高橋:fsbttoru@yahoo.co.jp に申し込んでください。
★第39回 「神戸をわすれない」 野田北部・鷹取地区の映像を鑑賞し、世田谷のまちづくりにどう生かすかを考える
2月28日(土)15:00~18:00 東京新教会にて(「神戸をわすれない・せたがや」星野弥生)
★教育車座集会 第6弾!「世田谷区子どもの権利条例」を教育現場にどう生かしていくか?
 日時(予定)4月1日  18:00~21:00 場所は未定ですが、東京新教会?
★浜野佐知監督映画「金子文子 何が私をこうさせたか」2月28日よりユーロスペース他全国順次公開。 戸籍差別・児童虐待のサバイバーで、すべての人の平等と自由を求めて生き抜いた金子文子没後100年。吉行和子さん最後の出演作。ニューヨーク国際映画賞・インド・ドバイ国際映画賞各5冠受賞
【死刑廃止映画週間最終日、ユーロスペースへ行ったら「金子文子 何が私をこうさせたか」の大看板に迎えられました。2026年2月1日の日本経済新聞「金子文子とは何者か」で記者は書いています。「映画に、文子が思索をつづった万年筆を、次代を生きる少女に形見として手渡す美しい場面がある。筆を託された者とは、森崎和江や石牟礼道子、道浦母都子など他者の痛みを抱きしめる表現者であり、その作品世界を慕う私たちでもあるような気がするのだ。」(亀田旬子)】
★「人間の生と性を学ぶ会」 3月17日(火) 17時半~20時半 宮坂区民センターにて
 村瀬幸浩先生とともに、身近な問題から語り合う会です。どなたでも。(星野弥生)
★星野弥生の気功教室 第二、第四金曜 17時半~19時20分 経堂地区会館別館、第二・第四日曜 10時~12時 代々木公園 月の第三火曜 13時半~15時 オープンスペースBe!(東京新教会)
 3月 代々木公園は8、22日、経堂は13、20日(第三金曜です)Beは17日。どなたでもどうぞ。その他、向ヶ丘遊園、新宿にクラスがあります。「気功学習室」で検索してみてください。(星野弥生)

世田谷こどもいのちのネットワークの会員になってください。つうしん・お知らせが届き、講演会・学習会などの参加費が無料になります。年会費3000円 カンパ大歓迎!郵便振替口座 00100-9-396998
【事務局】星野弥生 Tel 03-3427-8447 070-5554-8433  email:marzoh@gmail.com