結ふ食 楽屋(ささや)にて
評者 新海あぐり
積雪を許さぬ葱の尖りかな 新海あぐり
・高点句必ずしも名句ならず。くたっとなってるネギが沢山ありますとの指摘も。
若水が死に水となる戦地あり 新海あぐり
・いつまでもめでたいはずの水であってほしいものです。かなで止めたほうがよいか?
ひとはけの紅伸びやかに初日出づ 合沢舞祥
・正月の句はすがすがしく詠みたい。「紅の伸びやか」としてここで一度切った方が。
初春の力漲る群鶏図 小宮桃林
・非常にリズミカルで力強い。初春やで一回切った方がなお力強いのでは?
明日(あす)できることは明日(あした)へ初仕事 新海泰子
・この人は初仕事に何をしたのでしょう?あすと、あしたは工夫されている。
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〔culture0202:160206〕