ささや句会 第77回 2022年 2月20日日曜日                     

春寒やキエフの広場の花時計                  新海泰子

疾く生きて春塵となる命かな                  小宮桃林

春の闇薄目の猫をそっと撫で                  中代曜子

春耕の一日(ひとひ)の自足野良時計              小宮桃林

寒明けや母の形見の時計巻く                  奥野 皐

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