たんぽぽ舎です。【TMM:No1986】
2013年10月10日(木)地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.原発再稼働は日本を滅ぼす <連載1>
福島事故を繰り返さないために、警鐘を鳴らし続けたい。 (柳田真)
★2.小泉純一郎元総理の脱原発発言は信じられるか?
~ いくつか気になる点~ (杉並区 野田光太郎)
★3.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
◇10月26日(土)14:00~ 牛久市(茨城)
山崎久隆講演会(パート4)「止まらない汚染水問題」
★4.新聞・雑誌より3つ
◇「原発ゼロ」13日合同デモ=3団体、霞が関で(時事通信10月7日)
◇柏崎刈羽原発再稼働申請に異論続出 汚染水問題で参院閉会中審査
(東京新聞 10月8日より抜粋)
◇新潟・泉田知事、変心か深謀か 審査申請承認の「条件」
読めない真意 地元困惑 --- だが、東電の言いなり拒否
(東京新聞「こちら特報部」 10月4日より抜粋)
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※11日(金)汚染水とめろ!再稼働やめろ!官邸前抗議行動へ
ぜひ参加しよう! たんぽぽ舎も全力で参加します!
主催:再稼働阻止全国ネットワーク(たんぽぽ舎も参加・構成団体)
日時:10月11日(金)18:30より20:00
場所:首相官邸前
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※13日(日)「原発ゼロ☆統一行動」へご参加ください。
13時~日比谷公会堂で集会、14時~巨大デモ、17時~国会周辺行動
主催 首都圏反原発連合 共催 さようなら原発1000万人アクションほか。
地図、デモコース http://coalitionagainstnukes.jp/?p=3436
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┗■1.原発再稼働は日本を滅ぼす <連載1>
│ 福島事故を繰り返さない、警鐘を鳴らし続けたい。
└────(柳田真 たんぽぽ舎、再稼働阻止全国ネットワーク)
●“原発再稼働の嵐がやってくる” これに対する市民のネットワーク、再稼
働に直面する原発現地を応援できる全国的ネットワークをつくろうと皆で協力
し、昨年11月、人事や全国現地連絡委員など、いくつかの苦労の末に、「再稼
働阻止全国ネットワーク」が東京文京区民センターで400人で結成された。
結成から11カ月、今、東電福島原発の高放射能汚染水が海へジャジャ漏れし
てるというのに、規制委の猛スピードの審査(今冬12月~1月)は多くの国民
が再稼働反対にもかかわらず強行されようとしている。四国電力伊方原発、九
州電力川内原発・玄海原発、関西電力大飯原発・高浜原発が最先頭とみられて
いる。北海道の泊原発は「替え玉受験生(田中委員長発言)」というかなりドジ
なやり方で審査が遅れそうだ。
●このような時期をかんがみて、「原発再稼働は日本を滅ぼす」というテーマ
で、メルマガへの連載(毎週1回)を書こうと考えた。目的は、警鐘
を鳴らし続けたい―乱打したい、の一念である。熱しやすく冷めやすい日本の
人々に、そして原発反対派に。
原発が再稼動したら、もしそこに地震や津波が襲えば、もし老朽化や他の理
由で原発が事故ったら、二度目、三度目の原発大惨事が起きてしまったら、そ
の時日本は耐えられるだろうか!と考え込んでしまう。
●「3・11」事故まえまで、東京での反原発デモは20人ぐらい。今やそれは、
万を超す規模に大きくなった。これらの人々が力を合わせれば、再稼働阻止の
可能性が増す。いま、原発推進派の重点は「再稼働」である。福島事故を繰り
返したくない市民の最大の焦点は「再稼働阻止」である。
これに多くの人が「集中」してほしいと切に願う。
力をよせてほしい。
日本を滅ぼす愚をさけるためにも。
(次号へ続く)
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┗■2.小泉純一郎元総理の脱原発発言は信じられるか?
│ ~メルマガ読者から いくつか気になる点~
└────(杉並区 野田光太郎)
小泉純一郎元総理の脱原発発言が話題になり、野党や皆さんの一部にも期待
が広がっているようだが、私にはいくつか気になる点があります。小泉元総理
が脱原発に貢献したいなら、まず自分の政策の検証と反省をするのが最優先の
課題ですし、私たちも調べてみるべきでしょう。
一つ、小泉政権下での原子力政策はどんなものだったのか。東電のトラブル隠
し、プルサーマル、六ヶ所村の再処理工場、廃棄物のクリアランス基準、原発
作業員の被曝の管理、原発輸出などについて、野党の国会質問や反原発団体の
要望にはどう応じていたか。
二つ、自民党の河野太郎らが主導する「原発ゼロの会」には参加していない
ようだが、なぜか。
三つ、小泉政権は米国のイラク戦争に賛成・参加したが、その責任について。
特にイラクに撃ち込まれた劣化ウラン(DU)弾の被害は、劣化ウラン研究会
なども追究してきたが、認知されているか。
四つ、自衛隊のイラク派兵で隊員の命を危険にさらし、劣化ウラン弾による
被曝の危険にもさらす前例を作ったが、福島原発の事故でも、自衛隊は被曝し
ながらの作業を強いられた。安全配慮義務はどうなっているのか。
【メルマガ編集部より:
小泉元首相の「原発即時ゼロ発言」について、様々な意見があります。
今後の反原発運動の前進を目指して、小泉発言について皆さんのご意見を
お寄せください。メール nonukes@tanpoposya.net FAX 03-3238-0797 】
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┗■3.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
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◆山崎久隆講演会(パート4)「止まらない汚染水問題」
~福島第一原発 放射能汚染水を海に流すな!~
日時 2013年10月26日(土) 13:30開場 14:00~16:00
場所 牛久市中央生涯学習センター 二階 中講座室
参加費 資料代300円
主催 山崎久隆講演会実行委員会・原発いらない牛久の会
共催 牛久「環境学習同好会」・常総生活協同組合
問合せ 森川080-3935-4653、藤田080-5193-5218
茨城県の、東海再処理施設が1997年に火災爆発事故をおこしたのが、
レベル3とされている。しかし、福島第一原発汚染水漏れがレベル3
(もっとひどいかも)。福島第一原発事故がレベル7、さらにその上に
レベル3以上の事態が進行している。事故直後から汚染水問題を警告して
きた山崎久隆さんを講師に、下記の講演会を企画しました。
たくさんの参加を呼びかけます。
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┗■4.新聞・雑誌より3つ
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◆「原発ゼロ」13日合同デモ=3団体、霞が関で
(時事通信 10月7日より抜粋)
東京電力福島第1原発事故を受け、「原発ゼロ」を目指す三つの市民団体が
7日、東京都内で記者会見し、13日午後に霞が関の官庁街で合同デモを行う
と発表した。主催する「首都圏反原発連合」のミサオ・レッドウルフさんは
「力を合わせ、はっきりと反原発の意思を可視化したい」と訴えた。数万人の
参加を見込んでいるという。
デモの前には日比谷公会堂で集会を開き、共催団体の一つ「さようなら原発
1000万人アクション」の呼び掛け人で作家の大江健三郎さんらも参加する。
◆柏崎刈羽原発再稼働申請に異論続出 汚染水問題で参院閉会中審査
(東京新聞 10月8日より抜粋)
東京電力福島第一原発の汚染水問題をめぐる、参院経済産業委員会の閉会中
審査が7日、開かれた。東電が柏崎刈羽原発(新潟県)の再稼働を申請したこ
とについて、複数の委員から「汚染水対策と同時並行で本当に対応できるの
か」などと異論が続出。参考人として出席した東電の広瀬直己社長は「再稼働
するには相当な努力が必要だ」と強調した。
審査では、直嶋正行氏(民主)らが「再稼動より、福島の対応を優先させる
べきではないか」と、広瀬氏や再稼働を審査する原子力規制委員会の田中俊一
委員長らにただした。
田中氏は「福島の状況が国民が納得できる程度の落ち着きがないうちに、柏
崎刈羽をどうするかは慎重に検討する」と答弁。事故収束に追われる東電に、
原発を動かす管理能力があるのかどうかを見極める考えを示した。(後略)
◆新潟・泉田知事、変心か深謀か 審査申請承認の「条件」
読めない真意 地元困惑 --- だが、東電の言いなり拒否
(東京新聞「こちら特報部」 10月4日より抜粋)
新潟県の泉田裕彦知事が、東京電力柏崎刈羽原発(新潟県)の再稼動に向け
た安全審査申請を条件付で承認した。泉田知事といえば、再稼動反対の急先鋒
で知られてきた。昨夏の関西電力大飯原発(福井県)の再稼動では、反対だっ
た関西の知事たちが最終局面で「腰砕け」になった。今回の承認劇も関西の再
現なのか。それとも「条件」が再稼動の前に立ちふさがるのか。現地で探った。
(小倉貞俊・林啓太記者)
・・・知事の真意を測るかぎが申請承認に付けた「条件」にありそうだ。どん
な中身なのか。
まず、条件に入る前に同知事は広瀬直己東京電力社長に25日、県と柏崎市、
刈羽村の三者が東京電力と結んだ安全協定の順守を確約させた。協定は紳士協
定ゆえ、法的拘束力を持たない。だが、社長の確約が付けば別だ。(中略)
ここで知事側は一方的な東京電力仕様のベント設備ではなく、その内容に条
件を付けた。まず、地元の避難計画との整合性を持たせ、さらに操作して住民
たちに健康被害が出かねない仕様なら認めないという内容だ。
東京電力に県とのベント設備についての協議を条件として義務付け、具体的
には県の技術委員会[※]に東京電力に参加してもらい、県側が納得するまで改
善させるという形にした。(中略)
【デスクメモ】「東京電力はお金と安全のどちらを大切にするのか」「当然、
安全を大切にしたい」。知事と東京電力社長の会話だ。東京電力が柏崎刈羽
の再稼動に前のめりなのは、銀行団の融資を受けるためだ。お金が大切なの
だ。福島での相次ぐ汚染水漏れの根底にも経費削減がある。嘘を恥じない風
潮が社会を覆っている。(牧)
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※「技術委員会」
正式名:新潟県原子力発電所の安全管理に関する技術委員会、今年5月に委
員改選があり、田中三彦氏ら5名が着任した。東電・柏崎刈羽原発周辺地域の
安全確保に関する協定書第12条第3項の規定に基づき、原発の安全管理に関す
る技術的な助言・指導等を行う委員会である。
http://www.pref.niigata.lg.jp/genshiryoku/1356757715547.html
http://www.pref.niigata.lg.jp/HTML_Article/945/110/gijyutuiinkai_youkou,0.pdf
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【編集部より】
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