たんぽぽ舎です。【TMM:No1987】
2013年10月11日(金)地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.汚染水問題は全ての原発で起きる
汚染水(放射能猛毒水)対策なくして、原発再稼働はあり得ない
まず、福島汚染水を止めるため、全力投球せよ
規制委は原発の再稼働審査を中止すべき 柳田 真 (たんぽぽ舎)
★2.「原発即時廃炉」を発言する人が増えるのは良い
小泉元首相が原発即時廃炉を確信を持って発言されるよう、
運動する側が点検すれば良い 横原由紀夫(広島)
★3.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
◆10/19「原発輸出を考える」集会と呼びかけ人募集
会場:日本基督教団信濃町教会
★4.新聞・雑誌より4つ
◆港湾外からセシウム 福島第一 原発沖1キロ 汚染水漏れ影響か
(10月11日茨城新聞より抜粋)
◆海洋汚染制御できず 港湾外セシウム 国際的信用問題にも
(10月11日茨城新聞より抜粋)
◆桜島で爆発的噴火 多量の降灰 鹿児島市内
(10月8日茨城新聞より)
◆六ケ所村に寄付継続 東電、東北電と年2億円
(10月4日毎日新聞より)
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※10/14(月・休日)【学習会】にご参加を
木田節子の新たな挑戦-参議院選挙に立候補し、
ジュネーブを訪問してわかったこと このままにはできません!
(ジュネーブの国連人権理事会で福島の現状を訴えた報告など)
日 時:10月14日(月・休日)14:00開会
お 話:木田節子さん
会 場:「スペースたんぽぽ」ダイナミックビル4F
参加費:800円(学生400円)
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※「地震と原発事故情報」編集部より、お知らせ
『メルマガ読者からの集会・デモ・講演会のお知らせ、その他投稿』の
送付先アドレスは、今後、たんぽぽ舎の通常アドレス
「 nonukes@tanpoposya.net 」となります。
・お知らせ受付専用アドレス「magazine @ tanpoposya.net」は、
10月末で終了となります。
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┗■1.汚染水問題は全ての原発で起きる
| 汚染水(放射能猛毒水)対策なくして、原発再稼働はあり得ない
| まず、福島汚染水を止めるため、全力投球せよ
| 規制委は原発の再稼働審査を中止すべき
└──── 柳田 真 (たんぽぽ舎)
1、東電福島第一原発で起きている高濃度放射能汚染水問題は、日本の全ての原発で起きます。このことはメディアではほとんど報道されていません(報道統制)。
これは規制委の原発再稼働審査が急スピードで進められていることと密接に関連すると思われる。彼ら(電力会社、政府)は再稼働を急ぎたいゆえ、原発が過酷事故を起こした時、「全ての原発で汚染水問題が起きること」を隠しておきたいのであろう。
2、7月8日から、玄海原発3、4号機、大飯原発3、4号機、伊方原発、泊原発など、12基の原発が再稼働申請書を提出。審査が始まりました。
しかし、その申請書には溶融燃料が原子炉容器の底を破って格納容器の底に落ち、コンクリートに作用するという重大事故の記述はありながら、どう長期にわたる汚染水問題に取り組むか、触れられていません。
東電福島第一原発で、汚染水対策ができていない事実から、対策を書けないのでしょうか。
こういう重大欠陥があるのに、規制委は昔の保安院のように、合格証を出すのでしょうか?
3、汚染水問題は全ての原発で起きる。
まず東電福島第一原発の汚染水を止めることに全力をあげよ、海へ流すな!
汚染水対策はなくして、再稼働はあり得ない。
規制委は原発の再稼働審査を中止すべきだ。
※訂正。昨日発信の【TMM:No1986】■1.原発再稼働は日本を
滅ぼす<連載1>の最後の段落で、『「3・11」事故前まで、東京での反原
発デモは20人ぐらい』の記述は、渋谷や銀座で定例的におこなわれている
「再処理工場止めようデモ」を指しています。
年2回・4月と10月におこなわれている「原発とめよう!」行動は60から
100人位でした。
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┗■2.「原発即時廃炉」を発言する人が増えるのは良い
| 小泉元首相が原発即時廃炉を確信を持って発言されるよう、
| 運動する側が点検すれば良い
└──── 横原由紀夫(広島)
東京の野田さんが指摘されている点に異存はありません。
ただ、原発即時廃炉(私もずっと主張し会報で提起してきましたが)を発言する人が増えるのは良い-ということです。
小泉元総理の過去の言動に批判がありそれを総括しなければ認められない-という事で言えば、日本共産党もそうではないでしょうか。
私は、70年代から反原発で運動していますが、3・11で反省したのは、「自分たちと同じ意見の者は受け入れるが、原発賛成派や迷っている人たちとの対話が不十分だった」ということです。
共産党は77年、「核絶対否定を運動の中心にという人たちがあるが、核絶対否定は反科学的であり運動論としても間違っている」と主張されました(私自身が経験しました。原水禁統一大会開催時、原発反対は意見が一致しない、ということで討論さえ出来ず、原発反対を提起した私の発言は議長団からさえぎられました。参加していた海外代表は、原発問題が議論できない核問題分科会はおかしい-と退場しました。
とにかく、今は、一人でも多くの(また、政治に影響力をもつ人たち)人々が、「原発は直ちに止めよ」と声を挙げることが必要だと考えます。
過去の言動が誤っていたと反省することは運動する立場の者にとっては必要不可欠ですが、現実にはたやすいことではありません。往々にして左翼と呼ばれる人たちほど反省の言葉を述べず、「自分たちは最初から一貫して反対だった」との立場を取る人たちが多いようです。
小泉元総理が原発即時廃炉を確信を持って発言されるよう、運動する側が点検すれば良いと考えます。
小泉元首相の発言に右往左往する必要はありませんし、感情的に反発する必要もないと思います。
※事故情報編集部の10月10日発信【TMM:No1986】での「…小泉発言について皆さんのご意見をお寄せください…」に対するご意見の1つです。
引き続き、以下のように皆さんのご意見をお待ち致します。
【メルマガ編集部より:
小泉元首相の「原発即時ゼロ発言」について、様々な意見があります。
今後の反原発運動の前進を目指して、小泉発言について皆さんのご意見を
お寄せください。メール nonukes@tanpoposya.net FAX 03-3238-0797 】
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┗■3.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
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◆「原発輸出を考える」集会と呼びかけ人募集
1.日時 10月19日(土)14:00~16:30
2.場所 日本基督教団 信濃町教会
〒160-0016 東京都新宿区信濃町30番地
電話:03-3351-4805
JR中央「信濃町駅」より徒歩3分
3.プログラム(概要) 集会名:「原発輸出を考える」
講師予定者:
渡辺信夫(「原発メーカー訴訟」の会 会長)、
島 昭宏(弁護士、「原発メーカー訴訟」弁護団代表)、
河合弘之(弁護士 脱原発弁護団全国連絡会会長)、
山本太郎(参議院議員)
「原発輸出を考える」集会の呼びかけ人募集
「原発メーカー訴訟」の会は原発メーカーを訴える訴状を
2013.11.11に提出予定前に、同問題点を考える会の開催。
(訴訟の詳細内容は「原発メーカー訴訟」検索で確認)
主催者:「原発メーカー訴訟」の会
連絡先:「原発メーカー訴訟」の会事務局長
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┗■4.新聞・雑誌より4つ
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◆港湾外からセシウム 福島第一 原発沖1キロ
汚染水漏れ影響か
東京電力は10日、福島第一原発の港湾外の海水で、放射性セシウム137が1リットル当たり1.4ベクレル検出されたと発表した。陸側から漏れた汚染水の影響の可能性がある。東電は国に通報した。(後略) (10月11日茨城新聞より抜粋)
◆海洋汚染制御できず 港湾外セシウム 国際的信用問題にも
東京電力福島第一原発の港湾外で放射性セシウム137が検出された。「影響は港湾内で完全にブロックされている」と世界に向けて表明した安倍晋三首相の発言が否定された形で、事態を放置すれば国際的な信用問題に発展しかねない状況だ。(中略)
第一原発では1日推定300トンもの汚染水が港湾内へ漏れ出ており、東電は放射性物質の汚染拡大を抑えるため「シルトフェンス」と呼ばれるカーテンを港湾内に複数設置。しかし、シルトフェンス外側の港湾内東側で8月、セシウム137が1リットル当たり6.6ベクレル検出。港湾内の海水の半分は1日で港湾外と入れ替わっており、専門家の間では外洋への流出が指摘されていた。
東電は8月中旬に港湾外の3カ所で測定を開始。これまで検出限界値未満が続いていたが、今回初めてセシウムが検出されたことで、港湾内で「完全にブロック」できていないことが数値でも裏付けられた。
大規模な汚染水の海洋流出を指摘してきた東京海洋大の神田穣太教授は「早急に海への漏出ルートを突き止めるべきだ。凍土遮水壁の建設を待つのではなく、海へつながるトレンチから汚染水を抜き取る対策を検討してほしい」と訴えた。(10月11日茨城新聞より抜粋)
◆桜島で爆発的噴火 多量の降灰 鹿児島市内
鹿児島地方気象台によると、鹿児島市の桜島・昭和火口(標高約800メートル)で7日午前9時20分頃、爆発的噴火があり、噴煙が火口から高さ3000メートルまで上がった。多量の灰が鹿児島市内に降り、街頭では口元をタオルで押さえる人の姿が見られた。
同気象台によると、昭和火口からの噴火は今年702回目。西向きの風により、鹿児島市内の上空に灰が流れた。
繁華街・天文館では、車が通る度に道路に積もった灰が巻き上げられ、人々は顔を背けて歩いた。(10月8日茨城新聞より)
☆桜島は川内原発まで50km!の距離
東電福島第一原発事故による放射能で汚染された飯舘村と東電福島第一原発までも同じ50kmの距離
◆六ケ所村に寄付継続 東電、東北電と年2億円
東京電力と東北電力が今年8月、使用済み核燃料再処理工場を建設中の青森県六ケ所村に対し、漁業振興費として計2億円を支払っていたことがわかった。両社は東電福島第一原発事故後の昨年と一昨年にも同額を支払っている。電気料金値上げや福島第一原発の汚染水問題への国費投入が続く中、原子力施設の立地自治体への資金提供が継続されている。村は来年度の支払いも求める方針だ。
同村によると、東電から1億3340万円、東北電力から6660万円が支払われた。2010年度から5年間の資金提供について、村と両社が震災前の09年に合意していた。村は資金を漁協に助成、養殖施設や漁船の整備にあてられているという。
例年は5月に支払われていたが、村関係者によると、今年は東電側から「支払いが苦しい」と猶予を求める申し出があり、8月にずれ込んだ。
東電は12年5月に「寄付金の廃止」を表明したが、東電広報部は、一連の支出は同村に隣接する東通村に建設中の建設費として計上しているもので「寄付金ではない」としている。電気料金の原価には含まれていないという。
(10月4日毎日新聞より)
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