たんぽぽ舎です。【TMM:No1994】
2013年10月19日(土)地震と原発事故情報-5つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.違法ぎりぎり過酷労働 「国の圧力…急げ急げ」
福島第一作業員 線量計交換 10時間超えも (10月11日 東京新聞より抜粋)
★2.「木田節子の新たな挑戦―選挙に立候補してわかったこと、ジュネーブを訪問してわかったこと。このままにはできません!」に参加して 冨塚元夫(たんぽぽ舎ボランティア)
★3.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
◆ 汚染水問題の学習会 「原発さよなら千葉」 11月17日
◆ 『福島おんなカレンダー完成記念の集い』 10月24日
★4.新聞・雑誌より3つ
◆ 排水溝で濃度上昇 福島第一 台風で放射性物質流入か (10月18日 茨城新聞より抜粋)
◆ 「コントロールできていない」双葉町長が東電批判 (10月10日 茨城新聞より抜粋)
◆ 原発廃炉賠償 仲裁申し立て 米電力会社 三菱重と協議不調 (10月17日東京新聞より抜粋)
★5.たんぽぽ舎の近況あれこれ=一人ひとりの意欲旺盛 講座委員会のこと 柳田真 (たんぽぽ舎)
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※ 訂正です
昨日の【TMM:No1993】のタイトルの日付けが間違っていました。
正しくは10月18日(金)です。
※10/23(水)規制庁抗議行動にご参加を!
規制庁は汚染水に全力あげよ、再稼働審査中止せよ 昼休み抗議行動
日 時:10月23日(水)12時より13時
場 場:規制庁(六本木ファーストビル)六本木一丁目下車
主 催:再稼働阻止全国ネットワーク
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┗■1.違法ぎりぎり過酷労働 「国の圧力…急げ急げ」
| 福島第一作業員 線量計交換 10時間超えも
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国から一刻も早い汚染水問題の解決が要求される中、東京電力福島第一原発の作業員らは、労働基準法ぎりぎりの過酷な長時間労働を強いられている。作業員らの証言では、法定の10時間近くになると、身に着けている線量計のアラームが鳴るため、途中で線量計を取り換え、違法な残業をしている事例もある。
―「このままでは大きな事故に」 現場は悲鳴―
福島第一原発で長時間の作業をする作業員たちは「長時間労働で疲労はピークに達している」と、作業ミスや事故につながることを恐れている。(中略)
「線量計は何度でも取り換えられる。(アラームが鳴る前に原発から)いったん出て入ってこい」。(中略)
現場は、トレンチにたまる高濃度汚染水の影響で放射線量が高い。そんな場所で長時間働けば、被ばく線量も高い。事故現場である以上、休憩時間も被ばくは続く。仲間の作業員は「これでは10日余りで働けなくなる」と悲鳴を上げる。(中略)
ベテラン作業員は「休みなく残業が多い中で、みんな疲れ切っている。仲間をかばうわけではないが、福島第一で作業ミスが多いのも仕方ないと思う部分がある。このまま無理な工程に合わせて現場を急がせていたら、いつか大きな事故になる」と話した。
(10月11日 東京新聞より抜粋)
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┗■2.「木田節子の新たな挑戦―選挙に立候補してわかったこと、ジュネーブを訪問してわかったこと。 | このままにはできません!」に参加して
| たんぽぽ舎学習会10月14日感じたこと。
└──── 冨塚元夫(たんぽぽ舎ボランティア)
普通のおばさんがなぜ国連でスピーチしたか、普通のおばさんがなぜ参議院議員選挙に立候補したか?この国が人権を守る国ではなかったとわかったから。
今年4月下旬、木田節子さんは、国連人権理事会で福島の現状を訴えなければならないという思いでジュネーブを訪問しました。ホテルで何日も待たされたあと、木田さんは知り合いのアメリカ人に通訳を頼み、やっと2日間国連人権委員会でスピーチができました。
スピーチのあと偶然、日本政府のスピーチを聞きました。日本政府はこれまで国連人権理事会の審査に基づいてだされた勧告を真摯に受け止めて改善しようとしたことがありません。この日の日本政府の反論は12年前の勧告に対する反論だったのです。終わったとき若い官僚たちは大騒ぎでハイタッチしたので、周りの人々は不思議そうに見ていました。
木田さんは何を喜んでいるか問いただしました。今頃こんな内容の反論をするのは恥ずかしいことだと言ったら、一応おとなしく聞いたそうです。日本の若いエリートたちに人権感覚が全くないのは、由々しきことです。
こうして偉くなった高級官僚が福島でも人権無視の政策をしています。放射線管理区域と同等の高レベルの放射線の場所に子供を住まわせている、20mSv以下に除染したからとして帰還さえようとしている、生活再建できるだけの保証をしない。
国際的レベルの人権尊重を理解できないから、その精神を持っている日本国憲法も尊重しないわけです。特定秘密保全法など一連の法律もそうした人権軽視から来ています。
木田節子さんはこれからもあらゆる場所で、世界に通じる普通のおばさんの人権感覚を訴えていきます。
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┗■3.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
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◆ 汚染水問題の学習会 「原発さよなら千葉」
東京電力福島第一原発から今も垂れ流されている「高濃度汚染水」問題について下記の通り学習会を開催します。今回の学習会は問題提起を受け今後どのように行動すべきかを含めて、みんなで考えたいと思います。
参加の上ご意見を頂ければと思います。宜しくお願い致します。
日 時:11月17日(日) 14:00~16:30
場 所:市民ネットワーク千葉県4階会議室
内 容:汚染水問題の現状と問題点
講 師:川井 康郎(プラント技術者の会)
資料代:一人300円
主 催:原発さよなら千葉
(連絡先) 携帯 090-2553-2587
Email: i_nagano@dreamcar.co.jp
◆『福島おんなカレンダー完成記念の集い』
日 時 10月24日(木)18時開場 18時半開会 21時前終了予定。
会 場 スペースたんぽぽ(たんぽぽ舎4F)
参加費 800円
主 催 福島おんなカレンダーチーム
内 容 上映会&トーク
(1) 上映会:ドキュメンタリー映画「Women of Fukushima」
福島の女たちの原発反対運動の記録 27分
監督/ジェフリー・ジョーサン
他、資料映像など
(2) お話&みんなで語ろう会
司会進行/青山晴江(たんぽぽ舎ボランティア)
お話/ジェフリー(監督)・近藤和子(批評家)
・黒田節子(原発いらない福島の女たち)
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┗■4.新聞・雑誌より3つ
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◆排水溝で濃度上昇 福島第一 台風で放射性物質流入か
東京電力は17日、福島第一原発の港湾外の外洋に直接つながる排水溝の水から、ストロンチウム90などのベータ線を出す放射性物質が1リットル当たり最大2300ベクレルの濃度で検出されたと発表した。水は台風26号で大雨が降った16日に採取した。15日までに採取した水に比べ濃度が急上昇した。
ベータ線を出す放射性物質の半分を占めるストロンチウム90の法定基準は30ベクレル。排水溝を通じ外洋に流出したとみられるが、政府・東電は、海水で希釈されるため環境への影響はないとしている。
東電は「原発事故での地表面への降下や地上タンクからの汚染水漏えいで土壌に付着した放射性物質が雨水で排水溝に流入したことが原因とみられる」と説明。16日に一部の地上タンク群のせきから排出した雨水は濃度が低いため、影響していないとの見方を示した。
海に接する排水溝出口まで約150メートルの測定地点では1400ベクレルだった。同地点の15日採取分は19ベクレルだった。(後略)
(10月18日 茨城新聞より抜粋)
◆「コントロールできていない」双葉町長が東電批判
東京電力福島第一原発事故で全町民が避難している福島県双葉町の伊沢史郎町長は9日、原発で相次ぐトラブルについて「総合的判断として、私はコントロールできているとは思っていない」と述べた。(後略)
(10月10日 茨城新聞より抜粋)
◆原発廃炉賠償 仲裁申し立て
米電力会社 三菱重と協議不調
廃炉が決まった米カリフォルニア州のサンオノフレ原発を運営する電力会社サザン・カリフォルニア・エジソン(SCE)は16日、故障して廃炉の原因となった蒸気発生器を製造した三菱重工業に対し、40億ドル(約3960億円)の損害賠償を求めて、国際商業会議所(ICC)の国際仲裁裁判所に仲裁を申し立てた。(後略)
(10月17日東京新聞より抜粋)
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┗■5.たんぽぽ舎の近況あれこれ=一人ひとりの意欲旺盛 講座委員会のこと
└──── 柳田真 (たんぽぽ舎)
たんぽぽ舎内で開かれるいくつかの部門別の会議の中で一番、気持ちが良い会議の一つが4階のスペースたんぽぽ講座委員会。1カ月に平均10回近い講座・学習会を企画し実行する部門。
かなり忙しいが、各担当者が自分のやりたい講座、テーマの案を出し、出席者(10人強)の大方の了解を得られれば(9割以上OK)どんどんやっていいという趣旨。(失敗もOK)そのため講座運営は初心者ばかりで始まったのに、今は一番活発で意欲的。私も毎回出席しているが、みんなの旺盛なエネルギーを感じて会議終了後に充実感がある。全員がボランティア。冨塚さんが司会を務め、矢嶋さんが書記。10人強が自由に発言。平均20日に1回、2カ月に3回の割で会議開催。今後のたんぽぽ舎発展の希望の星の一つであり、原発反対運動の理論強化の一助ともなっている。
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