たんぽぽ舎です。【TMM:No2028】
2013年11月24日(日)地震と原発事故情報-5つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.大間原発の危険性
再稼働と大間原発はセットになって進めてくる(原子力ムラは)
野村保子 (大間原発訴訟の会)
★2.ツバル国首相、日本の原発推進の姿勢に反対のビデオメッセージ
★3.読者からのイベントのお知らせ(詳細は主催者にお問い合わせ下さい)
◆12/8「はだしのゲン」上映会 横須賀
◆【緊急アクション!】11.25 「銀行団」前アクション みずほ銀行本店前
★4.新聞・雑誌より2つ
◆「不適切」経産相批判 東電の賠償打ち切り通知 (11月21日 東京新聞より)
◆ 21日に審査開始 柏崎刈羽原発の再稼働 規制委 (11月19日 東京新聞より抜粋)
★5.テント日誌11月20日(水)経産省前テントひろば802日目
商業用原発停止 67日目
再稼働阻止をめぐり、原発現地を応援しよう
裁判の行方と今後をめぐっての議論から
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※11/25(月)学習会にご参加を!
秘密保護法と原発-秘密保護法ができると原発はもっと暗闇に!戦争準備も!
日 時:11月25日(月)18:30開場 19:00開会-21:00
お 話:海渡雄一弁護士
会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F) 参加費:800円
主 催:スペースたんぽぽ
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┗■1.大間原発の危険性
| 再稼働と大間原発はセットになって進めてくる(原子力ムラは)
└──── 野村保子 (大間原発訴訟の会)
○津軽海峡をはさんで函館の対岸に建設中の大間原発は、初めてづくしの原発です。プルトニウムとウランを混ぜたMOX燃料を世界で初めて全炉心に使用します。人間が作り出した猛毒物質プルトニウムは半減期が2万4千年です。長崎原発の材料です。大間原発ではそのプルトニウムを1年間に6.5トン使います。実験室で扱う危険な物質をトン単位で扱うのです。大間原発をつくる電源開発(株)はこれまで原発を作ったことがありません。世界でも経験のないフルMOXという技術を、原発を作ったことも、動かしたこともない電源開発がつくるのです。大変危険です。
○大間原発は火山帯に接する大変危険な場所に建てられます。原発の立地指針では火山の危険についてはこれまで取り上げられていません。大間原発裁判で初めて焦点となっています。また敷地内に人の住む未買収地があります。大間原発反対を貫き、海と土地があれば生きていけると土地を売らないで亡くなられた熊谷あさ子さんのログハウスは今も健在です。
○原発は冷却のために1秒間に91トンの海水をくみ上げ、7度温度を上げて化学薬品混じりの温廃水として津軽海峡にもどします。海水温に敏感な大間のマグロ、函館のイカなど豊富な魚貝類、海藻類は生育出来なくなるでしょう。また添加された化学薬品は海の生態系をこわします。
○日本中に溜まり続ける使用済み核燃料は日本でも世界でも行き場がないのが現実です。六ヶ所再処理工場は20年を超える年月と3兆円に届く予算を使って、未だに試運転でつまずいています。まともに運転できず、使用済み核燃料から新たな燃料をつくりだす国の政策である「核燃料サイクル」はすでに破綻しています。
○大間町に住む約6500人の住民、函館とその近郊に住む約37万人の人達は、今これ以上の電気を必要としていません。六ヶ所再処理工場で作られるプルトニウムは原爆の材料となる大変危険な物質で、その存在は世界から監視されています。事故続きの再処理工場からまともにできるかどうかも分からないプルトニウムのために、こんなに危険な大間原発を作るのは大きな間違いです。
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┗■2. ツバル国首相、日本の原発推進の姿勢に反対のビデオメッセージ
└──── 遠藤 秀一
地球温暖化による海面上昇で沈みゆくといわれている南太平洋の島国ツバル。
島人の暮らしは、椰子の実、タロ芋、海産物を主体とした自給自足です。原発によるこれ以上の海洋汚染は、気候変動と同じか、それ以上の被害を南太平洋の国々にもたらす危険性があります。
○ そのような危険に対して、ツバル国首相からビデオメッセージが届けられました。
現在開催されているCOP19において、温室効果ガス削減の材料として、原発の推進を提案する可能性があります。ツバル首相はそのような選択に関してビデオメッセージを発信しています。
是非ご覧下さい。また、沢山の方々にご紹介ください。
ビデオ http://youtu.be/biGrA2rQD7E
解説(日本語訳)http://www.tuvalu-overview.tv/?p=2552
○お問い合せは
遠藤 秀一 ツバル国環境親善大使 NPO法人 Tuvalu Overview 代表理事
info@tuvalu-overview.tv
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┗■3.読者からのイベントのお知らせ(詳細は主催者にお問い合わせ下さい)
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◆12/8「はだしのゲン」上映会
横須賀で、アニメ「はだしのゲン」を上映します。
と き:12月8日(日)19:00(18:30会場)~21:50
ところ:横須賀市文化会館 展示室
http://www.yokosuka-bunka.info/culture/bunka_access.html
参加費:無料
主 催:「原発なくそう! 100万人アクション in Yokosuka」
問合せ:TEL 080-3406-3627(中井)
http://nonukesyokosuka.blog.fc2.com/
◆【緊急アクション!】
柏崎刈羽再稼働のための5千億円新規融資ありえない!
11.25 「銀行団」前アクション
東電再建の手助けするな!銀行団も賠償責任を負え!
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◎11月25日(月)
19時-みずほ銀行本店前(東京都千代田区丸の内1-3-3)
隣接する三菱UFJ、三井住友へも抗議行動を行います。
地図⇒ http://shop.www.mizuhobank.co.jp/b/mizuho/info/BA842330/
※よびかけ:東電前アクション!
BLOG: http://antitepco.ldblog.jp/
TWIT: https://twitter.com/antitepco1
MAIL: antitepco1@yahoo.co.jp
★銀行は最悪の「反社」勢力=東電に金貸すな!
詳細 http://antitepco.ldblog.jp/archives/34249197.html
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┗■4.新聞・雑誌より2つ
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◆「不適切」経産相批判 東電の賠償打ち切り通知
東京電力福島第一原発事故の風評被害に対する損害賠償を、東電が電話や文書による通知で一方的に打ち切っている問題で、茂木敏充経産相は20日の衆院決算行政監視委員会で、「親身、親切な賠償という観点から不適切と言わざるを得ない」と批判した。吉川元衆院議員(社民)の質問に答えた。
茂木経産相は「今後このようなことがないよう適切な支払いを指導していく」と述べた。
また、東京新聞の報道に東電が自社のホームページで「賠償を一方的に打ち切る対応はしていない」と反論していることについて、茂木経産相は、実際に事前の協議なしに打ち切った事例があったと述べ、「誤解を受ける広報は是正する必要がある」と述べた。(11月21日 東京新聞より)
◆21日に審査開始 柏崎刈羽原発の再稼働 規制委
東京電力が再稼働を目指している柏崎刈羽原発6、7号機(新潟県)について、原子力規制委員会が新規制基準に基づく審査会合を21日に開く方針を決めたことが関係者への取材で分かった。
柏崎刈羽原発は福島第一原発と同じ沸騰水型で、このタイプの原発の審査は初めて。規制委は東電から申請内容の説明を受け、論点や問題点の有無の確認を始める。
東電は9月に審査を申請したが、規制委は第一原発の汚染水漏れを問題視して東電に改善を指示。審査会合を開かずに、事務的な確認作業を進めていた。(中略) 沸騰水型には事故時に原子炉格納容器の圧力を下げるフィルター付きベントなど、現在審査が進んでいる加圧水型原発には即時設置が義務付けられていない設備があり、審査期間は見通せない。
また再稼働に必須となる地元の新潟県の同意を得られるかどうかも不透明だ。
(11月19日 東京新聞より抜粋)
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┗■5.テント日誌11月20日(水)経産省前テントひろば802日目
| 商業用原発停止 67日目
| 再稼働阻止をめぐり、原発現地を応援しよう
| 裁判の行方と今後をめぐっての議論から
└──── (M/O)
○久しぶりに開かれたテント全体会議が終わってテントに帰るとそこには温かい鍋が待っていた。今週から全国の美味しそうな鍋を順次やって行こうと言ったのだが、鍋物をつくってくれる人がちゃんと準備していてくれたのだ。来週もまた、ということになるが、国会周辺に出掛けてきた人は是非、テントにも顔を出してもらいたい。昼の暖かさが残って過ごしやすい朝夕に冷え込みは厳しい季節になった。テントの今週の日曜日《11月24日》に冬仕度をやる。時間は午前10時からだが、時間のある人は是非、テントに来てもらいたい。来年のことを言うと、鬼に笑われるらしいが、原発再稼動との闘いが山場を迎えることが予想される2014年であり、この動きを押し戻すべき心身の準備をして行きたい。
○経産省前テントひろばと深く連携をしている再稼動阻止全国ネットワークは20日に前段集会を開き、12月1日の伊方原発再稼動阻止の集会を皮切りに各地に出掛ける。福島第一原発の事故は現在も進行中であり、放射能汚染水の処理一つできていないことは多くの人の知るところである。にもかかわらず、政府は来年の原発再稼動の準備を裏(国民の目に見えないところ)で準備している。再稼動適合審査は急ピッチで進められている。今、要求されているのは小泉元首相の発言で浸透を深めているよな、原発即ゼロの決断であり、そこから原発からの撤退に向けた方針である。ここには原発に代わる地域の産業の創出なども含まれるだろうが、はじめの第一歩が要求されている。肝心の時に誰が、どう動いたか、どういう方針を持っていたのかが分かりにくいのが日本の政治であり、国家であるが、ここを脱して原発ゼロに向けた方針が必要だ。
○僕らのできることの一つは再稼働の対象となる原発のある地域住民のみなさんと再稼動に反対する現地の闘いを支援することだ。12月1日伊方現地に闘争体制を築く、現地集会(松山での一万人集会)がある。12月1日の松山での集会と伊方原発をヒューマンチェンで取り囲む行動などが企画されている。これを皮切りに12月7日・8日・もんじゅ&大飯・高浜行動、12月15日川内での2000人集会が予定されている。現地行動に参加できる人は加わって欲しいが、日程などについてはテントに問い合わせをして欲しい。
○テントではいつものように鍋をつつきながら議論をしていたのだが、深夜に口頭弁論も含めた議論をやった。裁判もその次が2014年の2月に予定されてはいるが、山場に入って行く段階にあるが、向こうから提訴されている占有の問題を含めステージのあがる局面とも言える。僕らがこの場所を占拠しているのはどのような目的であるか、そのことは何故に正統であるか、また、占拠主体(法的には占有者)は誰であるか等をめぐって闘いは展開される。僕らはこのテントを何故立てたか、それを何故に現在も維持しているのか、どのような共同行動なのかを不断に自己確認しながら進んで行く他ないが、弁護士の二人を交えた話でもこのようになった。経産省などの国側は僕らが勝手に不法占拠《占有している》という事実だけを訴追の対象にし、それからは僕らの行為の目的や意図などは排除しようとする。つまり、このテントは脱原発の訴えのものであり、その目的と意図の上にある。それを訴える方法としての国有地の占拠であり、それは民主主義的な表現である。この目的や意図、あるいは表現の問題は排除され、極力、占拠《占有》という事実だけに還元した形で対応するのが�
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○深夜にまで議論は及んだが、翌日は朝から彼らと一緒に裁判所前での訴えを行った。これは今後も続けられる。わずかの時間でも参加できる人も含めて参加して欲しと思う。テントには全国の各地からいろいろのものが送られてくる。伊豆のFさんからはミカンと冨有柿が、また、宮崎のUさんからは11月10日の沖縄九州の1万人集会の様子が写真付きで送られてきた。あらためてお礼を申し上げたい。
○過日のことになるが、吉岡さんの納骨式に行ってきた。新浦安の日の出南の公園墓地のお墓に納骨された。「肌のよき石にねむらん花の山」素敵な句の掘られた墓石を見ながら、人懐こい笑顔を思い出していたが、そう言えば彼とは伊豆に蜜柑(甘夏)頂きに行き、福島に運んだ。箱根の水もである。その時に車の中で話したことも印象深いが、時折こんな風に思い出を残してくれたのがかれのつとだったのだと思う。僕らはそのつとを素直に受け取り、宝の持ち腐れにしないように時折、思い出そう。(M/O)
年末に向かうスケジュールから
■第一のステージの山場を迎える裁判。是非参加を。11月29日(金)
「脱原発テント裁判第4回口頭弁論」 14時から
日時:11月29日 午後2時から
午後1時東京地裁前抗議集会 午後2時開廷 地裁103号法廷
午後4時から裁判報告集会
■ 11月30日から伊方原発再稼動阻止の行動に参加(12月2日まで)
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