たんぽぽ舎から No.2068

たんぽぽ舎です。【TMM:No2068】
2014年1月20日(月)地震と原発事故情報-5つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.再稼働阻止めざして全国相談会が活況
具体的な方針と日程 100名弱が2日間討論  柳田 真(たんぽぽ舎 再稼働阻止全国ネットワーク)
★2.忘れない、桝添要一の罪・・・      広瀬隆
ずっと原子力産業の広告塔として動いてきた人間である
★3.原発避難計画の全国的検証に関する報告  上岡直見 (環境経済研究所(技術士事務所))
★4.イベントのお知らせ(詳細は主催者にお問い合わせ下さい)
◆1月24日 グリーンピース・ジャパンPresents
「史上最悪のプロパガンダ?メーカー責任と原発広告?」
★5.新聞より3つ
◆  国政に一石投じた2首長選一夜明け  (1月20日 東京新聞より)
◆ 朝日新聞見出し紹介
○455議会、「脱原発」可決  福島事故後 国会に意見書提出
自然エネ活用探る自治体 国の政策、地方議会も  (1月19日)
○原子炉建屋で水漏れ 高濃度の可能性 福島第一3号機 (1月19日)
○電力融通拡大で年1700億円節約 発電費用 経産省試算 (1月19日)
◆ 核燃料トラブル184体 使用済み 全国で抱える
筒に穴 放射性ガス漏れ ずさんな取り扱い   (1月14日 東京新聞より抜粋)
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※1/21(火)学習会にご参加を
「福島第一原発のいま」フクイチ崩壊カウントダウン
日時:1月21日(火)18:30開場  19:00開会
講師:山崎久隆さん(たんぽぽ舎副代表)
会場:「スペースたんぽぽ」ダイナミックビル4F  参加費:800円
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┗■1.再稼働阻止めざして全国相談会が活況
|  具体的な方針と日程 100名弱が2日間討論
└──── 柳田 真(たんぽぽ舎 再稼働阻止全国ネットワーク)

1月18日(土)19日(日)の両日、東京に全国の原発現地の代表者が集まった。北は北海道泊原発から、南は四国伊方、九州川内・玄海原発まで。プラス東京圏の人々計100名弱。夏に迫った原発再稼働の阻止をめざして、15時間近くもかけて熱心な討論が行われた。その目次を紹介。
○1日目(18日)は広瀬隆さん(日本政府に対する公開質問状)と基調報告(柳田)と全国原発現地からの報告(10団体)と伊方の家の活躍と、川内原発の3・16 一万人集会の話の5本
その後21時-23時まで交流会(飲食)
○2日目(19日)は次の6点のテーマで討論
原子力規制委員会との闘い(天野)
規制委との院内交渉(木村)    1月20日(月)実施
書籍『原発再稼働絶対反対』(週刊金曜日刊)の普及
大飯の先例に学び、Xデーをどう闘うか、-各人から。大飯の闘いのDVDも上映
風船プロジェクト(小川・小林)-3月11日を中心に
映画「シロウオ」の紹介(監督・プロデューサー)全国各地でやろう
○次回は4月下旬に関西で開くことを確認
※詳細は別途報告されます。

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┗■2.忘れない、桝添要一の罪・・・
|  ずっと原子力産業の広告塔として動いてきた人間である
└──── 広瀬隆

舛添要一が、ずっと原子力産業の広告塔として動いてきた人間であることを、改めて都民に広く伝えていただきたい。
彼は、今回の都知事選に出馬するにあたって、 「医療・福祉をしっかりしなければならない」と語ったが、これは驚くべき二枚舌である。
2007年7月29日に自由民主 党参議院議員に当選した舛添要一は、2007年8月27日~9月12日辞任表明・崩壊までの2週間だけ、安倍晋三内閣厚生労働大臣をつとめた。その後、引き続き安倍のピンチヒッター、福田赳夫内閣の厚生労働大臣に居すわった。その年末、2007年12月に 年金不払い者への全員支払いを約束し
た公約を破って、国民から悪罵を浴びたのが、舛添要一だ。
さらに2007年12月20日には「厚生省が引き起こした薬害」のため、C型肝炎患者が国家の責任を明確に認定させるため、患 者全員の一律救済を求めて、年末の寒風吹きすさぶ街頭で、患者の悲しみと苦難の涙を流し、必死に訴えた。ところが舛添要一はそれ を足蹴にし、法律論を楯に国家の犯罪を認めず、患者の線
引きを譲らなかった。患者が「今日までに総理の決断を求める」との必死の 声をあげたことを、日本人は忘れたのではなかろうな。2008年以後も、福田康夫改造内閣で厚生労働大臣に居座り、患者を無視し て、およそ人間として最低の人格を示した。その年9月1日に、福田首相が辞任を表明した。この無責任内閣の閣
僚だった人間が、「医療・福祉をしっかりしなければならない」だって?
おそるべき候補者だ。

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┗■3.原発避難計画の全国的検証に関する報告
└────上岡直見 (環境経済研究所(技術士事務所))

ご承知のとおり原発の再稼動が注目されていますが、緊急事態の際の住民避難の実行可能性が重要な議論となります。
これは原子力そのものよりも、交通工学的な議論となりますが、この問題について『毎日新聞』で取り上げられました。
http://mainichi.jp/select/news/20140114k0000m040095000c.html
※記事に加えて、山口知事選で建設の是非が論点になると予想される上関原発に関しても避難試算を追加しました。

各方面から問合せをいただいておりますが、交通権学会関東部会の研究会の中で下記の要領で報告いたします。本件の報告は15:40頃からです。
2014年1月25日 http://www.kotsuken.jp/division/kanto.html
○上岡直見
http://homepage3.nifty.com/sustran-japan/office/office_f.htm

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┗■4.イベントのお知らせ(詳細は主催者にお問い合わせ下さい)
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◆1月24日 グリーンピース・ジャパンPresents
「史上最悪のプロパガンダ?メーカー責任と原発広告?」

戦後最大の原発プロパガンダにより「安全幻想」はいかに植え付けられたのか?「原発は安い」「原発はリサイクルできる」など250点にものぼる原発広告をまとめた「原発広告」の著者・本間龍さんをゲストにGPJ事務局長の佐藤潤一が鋭く問う。昨年開催された大好評イベントの第2弾。
日 時:1月24日(金)午後7時00分?10時00分
場 所:ロフトプラスワン(新宿区歌舞伎町1-14-7-B2)JR「新宿」駅から徒歩5分
内 容:
【出演】佐藤潤一(グリーンピース・ジャパン事務局長)、本間 龍(元博報堂・作家)
参加費:800円(+ドリンク代500円)
予約先:http://bit.ly/1axyrkN
主催・問合:グリーンピース・ジャパン TEL03-5338-9800 http://bit.ly/1axyjl2

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┗■5.新聞より3つ
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◆ 国政に一石投じた2首長選一夜明け
○ 南相馬市長「脱原発の都政重要」
福島県南相馬市長選で再選を果たした桜井勝延氏(58)が20日、市役所で記者会見し「脱原発で人に優しい町づくりを実現し、世界に発信したい。南相馬で生き続け、復興することには価値がある」と述べた。
桜井氏は、東京電力福島第一原発から20キロ圏を中心とした避難区域の復旧や、放射線に対する不安で市外に避難した若い世代が戻れるよう、除染の加速や子育て環境の整備に取り組むとした。
2月9日投開票の東京都知事選については「福島を復興させる観点からも、脱原発の都政は重要。実現のため候補者を一本化するよう働きかけたい」と話した。
○「基地造らせない 貫く」名護市長
米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設反対を掲げ、名護市長選で再選を果たした稲嶺進氏(68)は激戦から一夜明けた20日午前、同市の選挙事務所で記者会見し「辺野古の海にも陸にも基地を造らせないとの信念を貫いていく」と移設阻止の決意を新たにした。
稲嶺氏は勝因について「(移設を進める)政府のどう喝的なやり方が市民の反発として表れた」と分析。また19日夜に仲井真弘多知事が「もう承認したので今からどうこうできない」と埋め立て承認を維持する意向を示したことに対し「承認したから終わりというのは県知事として無責任だ」と批判した。
一方、仲井真知事は20日朝、自身が支援した移設推進派の末松文信氏(65)の敗北に関し「短い期間でよく頑張った方ではないか」と評価。稲嶺氏が前回より得票を伸ばした結果については「分析してみたい」と述べるにとどめた。
(1月20日 東京新聞より)

◆ 朝日新聞見出し紹介
○455議会、「脱原発」可決  福島事故後 国会に意見書提出
自然エネ活用探る自治体 国の政策、地方議会も
(1月19日 朝日新聞見出し)
○原子炉建屋で水漏れ
高濃度の可能性 福島第一3号機 (1月19日 朝日新聞見出しより)
○電力融通拡大で年1700億円節約  発電費用
経産省試算   (1月19日 朝日新聞見出しより)

◆ 核燃料トラブル184体 使用済み 全国で抱える
筒に穴 放射性ガス漏れ ■ ずさんな取り扱い

全国の原発に、表面に小さな穴が開くなどトラブルが起きた使用済み核燃料集合体(核燃料)が計184体あることが、各電力会社への取材で分かった。多くは原発が導入された初期のものだが、トラブルはその後も発生しており、危険が付き物の原発の実態が改めて浮かんだ。
ウラン燃料を包む金属製の筒は、放射能が外に漏れないよう閉じ込める重要な「壁」の一つ。そこに異常があり、事態が進めば、深刻な原子力事故につながる恐れがある。(中略)
ずさんな扱いにより、核燃料が変形したケースもあった。柏崎刈羽では1990年代半ば、多数の核燃料棒を金属製の覆いに詰めて集合体にする際、作業員が上に乗ったり、揺すったりして無理に核燃料棒を押し込んだため、冷却材が流れる内部の管が曲がった。核燃料棒同士が接触したまま運転した例もあった。核燃料が溶融する最悪の事態も起こり得た。
184体のトラブルの大半について電力各社は、外部に影響する放射性物質の漏えいはないなどとして、あまり問題視していない。(後略)
(1月14日 東京新聞より抜粋)

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