たんぽぽ舎です。【TMM:No2077】
2014年1月29日(水)地震と原発事故情報-3つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.細川氏佐川問題追及の張本人 あれは「デッチ上げ、無茶苦茶」
細川氏を追い込んだ村上正邦・元自民党参議院議員会長が語る真相
(週刊ポスト2014年2月7日号より)
★2.原発事故被害者の声は無視されている!
20ミリシーベルト安全論を押し返せ!
1.28国会に声を届けようPart2「原発事故被害者の救済を求める全国集会」に参加して
冨塚元夫(たんぽぽ舎ボランティア)
★3.新聞・雑誌より4つ
◆細川陣営 都知事選の大逆転に向けた秘策は「東京電力解体」
(週刊ポスト2014年2月7日号より)
◆舛添支持、実は少数派だった 足元グラグラ 連合東京
組合員40万人「UAゼンセン」は「細川」で機関決定
(1月28日日刊ゲンダイより)
◆福島の避難者「もっと原発論議を」 都知事選に思う
福島も見つめる一票 「都民も現場知って」 (1月29日朝日新聞見出し)
◆いら立つ福島 帰還促しつつ、中間施設受け入れ要請
民意無き復興 声届かぬ国・東電 不満は市町村に
現職首長「落選ドミノ」 楢葉町 建設問う住民投票請求
(1月25日東京新聞「こちら特報部」より抜粋)
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※1/31(金)第90回首相官邸前抗議行動にご参加を!
日時:1月31日(金)18:30から20:00
主催:首都圏反原発連合(たんぽぽ舎も参加・構成団体)
たんぽぽ舎では、13:00からビラ、プラカードなどの用意をして、
16:30、たんぽぽ舎出発。17:10頃、関西電力東京支店(富国生命ビル9F)
前で短時間の抗議コール。17:30「経産省前テントひろば」集合。
1~5班にわかれて18:00官邸前へ、国会前へ出発。
20:20経産省前テントヨコでまとめの集会(短時間)。
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┗■1.細川氏佐川問題追及の張本人 あれは「デッチ上げ、無茶苦茶」
| 細川氏を追い込んだ村上正邦・元自民党参議院議員会長が語る真相
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東京都知事選挙に立候補した細川護煕元首相の最大の弱点とされるのが、熊本県知事選出馬の前年(1982年)佐川急便からの1億円借り入れ問題だ。当時、連日国会で細川氏を追い込んだのが“参議院のドン”こと村上正邦・元自民党参議院議員会長だった。細川氏は結果的に首相を辞任することになったが、村上氏がこの問題の真相を語る。
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私は参議院の予算委筆頭理事だったから、調査チームを作って国会を空転させるための時間稼ぎをしてやろうとした。そりゃ、徹底的にやったよ。検察に収容中の佐川の社長(当時)まで尋問してね。細川さんも困って、毎朝7時頃に「予算委員会、よろしく頼みますよ」なんて本人から電話かけてきたぐらいだ。
ただ今だからいうけどね、あれはデッチ上げ(笑い)。
あの頃、細川さんを引きずり降ろす材料を探していて、細川さんが熊本県知事選に出る前に佐川急便から1億円借りていたという情報が入った。
当時、佐川が政治家に資金を貸すという名目で事実上、返さなくてもいい金を渡していたことは知っていたから、これは倒閣できると思った。ただ、実際には細川さんは借入金を佐川にしっかり返済していたんだよね。あとからそれを証明する貸し付け記録も出てきたし。
聞いた話では、検察が押収していた佐川の貸し付け記録には、借りっぱなしになっている自民党の大物たちの名前が連なっていて、だからこそ、検察も資料が出せなかったんだ。
で、細川側が証拠として出していたのがいかにも雑な領収書だったから、そんなものは偽物だ、って糾弾したんだよ。実は細川さんだけがちゃんと返していて、追及する自民党側は佐川から金をもらったままだったんだから、無茶苦茶な話だよ。
しかし当時、細川政権は内部でも対立が生じていて、みんなで細川さんを庇おうという動きがなくなった。そうなると政権弱体化はあっという間。本当は辞めるような話じゃなかったんだ。自民党が倒閣のために首相のスキャンダルを利用して、政権から引きずり下ろした成功例かな。
しかし、その後も細川さんとは付き合いがあってね。細川さんが政界引退して数年後、中曽根(康弘)さんと3人で湯河原に宿とって、「細川さん、焼き物やっている場合じゃないよ、まだ若いんだから」って2人でハッパかけたんだ。細川さんは「あんたには随分攻められたなあ」って笑ってたけどね。 (週刊ポスト2014年2月7日号より)
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┗■2.原発事故被害者の声は無視されている!
| 20ミリシーベルト安全論を押し返せ!
| 1.28国会に声を届けようPart2
| 「原発事故被害者の救済を求める全国集会」に参加して
└──── 冨塚元夫(たんぽぽ舎ボランティア)
○ 原発事故被害者の救済を求める全国集会という同じ題の集会が昨年9月21日に福島市で開かれてから4か月たちました。
その時掲げた目標の一つ、賠償の事項問題の解決は一定の成果を勝ち取りました(時効3年から10年へ延長)。
しかし、子ども被災者法の幅広い適用と早期実施は全く実現されていません。
それを勝ち取るために1.28の集会と1.29の政府交渉が行われます。
今日の集会に国会議員11人参加してくれました。
それぞれの議員に重い箱を被害者から手渡しました。中味は原発事故被害者の救済を求める請願の署名で、署名は合計約二十万筆でした。
○ 賠償については、ADRにて南相馬市小高区の住民に領収書無しで賠償金を支払う決定が出るなどの結果も報告されました。
しかし東電は相変わらず被害者の要求に真摯に向き合わず、紛争解決センターの和解案をたびたび拒否しています。
子供被災者支援法の基本的内容は実現されず、予算が付いていません。
超党派で整理したこの画期的法律をないがしろにして、救済対象地域を狭くし、避難者向け施策はいまだほとんどありません。
○ 20mSv強制、住民の帰還強制政策は事故を小さく見せて放射能の被害を隠す人権無視の政策です。それは再稼働に繋げる政策です。
いくつか原発を再稼働して再び事故が起こっても、また復興できるという例にしようとしています。
放射能の高い地元でとどまって、周囲に発生している健康被害におびえる被害者と、家族と別れて避難先で困窮した生活を送る人たちの話しを再び聴きました。みな将来の病気発生の不安を持っています。
田村市都路地区在住の渡辺ミヨ子さん、福島から避難した長谷川克己さんおなじく、ましこりかさんが発言しました。
おなじく福島から避難した二瓶和子さんの顔は見えませんでした。
二瓶さんは2月1日スペースたんぽぽの学習会で、困難な生活にくじけず母子避難の仲間に助けられて頑張っている生活とその思いを話してくれます。
※2/1学習会にご参加下さい
「福島から東京に母子避難している人の困難な生活―気持ちを分かち合い、今後 の話をしよう」
日 時:2月1日(土)13時から 12:30開場
お 話:二瓶和子さん
会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
参加費:800円
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┗■3.新聞・雑誌より4つ
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◆細川陣営 都知事選の大逆転に向けた秘策は「東京電力解体」
2月9日の東京都知事選投開票に向けて首都決戦が盛り上がっている。知事選の選挙期間は17日間と長い。細川護熙元首相を担ぐ小泉純一郎元首相の狙いは無党派層を大きく動かすことに向けられており、2月3日からの選挙最終週に、大逆転に向けた秘策を繰り出す戦略を練っている。そのひとつが、「原発即時ゼロ」に対する「抵抗勢力」東京電力の解体である。
「千葉にメガソーラー発電所、東京臨海部に画期的に低コストのガス火力発電所建設を打ち出す。もともと東京都には自前の発電所建設構想があったが、日本のメーカーは東電の支配下にあるから、高い見積もりになっている。
そこで、海外メーカーからの機材調達でコストを大幅に引き下げ、東電支配を打破すれば、原発ゼロでも電力コストを下げることができることを、具体的な数字を交えて示す。そのうえで都民に高い電気代を払わせている元凶の東電は分割・解体すべきだと掲げる」(細川選対関係者)
細川陣営は、告示前後から、すでにブレーンを欧米に派遣し、海外メーカーとの交渉に当たらせている。
東電=原子力ムラに「抵抗勢力」とレッテル張りをするのは、小泉氏が郵政民営化で反対派を抵抗勢力と呼んだのと同じ手法だ。
細川氏の対抗馬の舛添要一元厚労相は、東京電力労組出身の大野博・連合東京会長と政策協定を交わし、電力総連などの支援を受けて戦っている。細川氏の東電解体論は、舛添氏への強烈なカウンターパンチになる。
(週刊ポスト2014年2月7日号より)
◆舛添支持、実は少数派だった 足元グラグラ 連合東京
組合員40万人「UAゼンセン」は「細川」で機関決定
都知事選で舛添要一候補の支持を決めた「連合東京」だが、内部は一枚岩ではないらしい。内実は、細川護煕候補を支持する組合の方がむしろ多いのだ。
「都知事選の対応を決めた18日の連合東京の三役会議は、細川支持を主張した組合の方が多く、舛添支持は少数派でした。細川7、舛添3、自主投票3だったと聞いています。最終的に舛添支持を決定したのは、連合東京の会長が東電労組出身の大野博さんだからです。顔を立てた形です。だから、この決定は『単組の方針を拘束しない』ことになっています。(関係者)
実際に舛添を積極的に支援している主要組合は、電力総連、自動車総連、基幹労組(鉄鋼・重工・造船など)、JAM(機械・金属など)だけだという。原発ゼロに反対している業界ばかりだ。これ以外の組合は細川支持もしくは自主投票だという。
組合員数106万人の連合東京で半数近くを占める40万人が所属するUAゼンセン(繊維・食品・流通など)に確認すると、こう明言した。「うちは、細川さんで機関決定しました」。組合員7万人の自治労は「自主投票です」と回答した。
舛添陣営では、公明党も支持団体の創価学会の婦人部が”女性問題”の多い舛添に難色を示しているという。組織票頼みの舛添。足元はグラグラだ。
(1月28日日刊ゲンダイより)
◆福島の避難者「もっと原発論議を」 都知事選に思う
福島も見つめる一票 「都民も現場知って」 (1月29日朝日新聞見出し)
◆いら立つ福島 帰還促しつつ、中間施設受け入れ要請
民意無き復興 声届かぬ国・東電 不満は市町村に 現職首長「落選ドミノ」
楢葉町 建設問う住民投票請求
永田町は、東京都知事選や通常国会開会で盛り上がるが、被災地の復旧・復興は遅々として進まない。福島原発事故を抱える福島県では昨年、郡山やいわき、二本松の市長選などで現職の落選が相次いだ。有権者のいら立ちが身近な自治体の首長に向けられた格好だ。中間貯蔵施設の候補地に挙がる楢葉町では次の選挙まで待てないとばかりに、町民有志が建設の是非を問う住民投票条例制定を直接請求した。福島の民意を考える。
(中略)高木竜輔・いわき明星大准教授(地域社会学)は、楢葉町の住民投票の動きを重視する。
「市民同士が話し合って不満を共有し、楢葉町の直接請求のように、問題として目に見える形にすれば行政も無視できなくなり、閉塞感を打破するきっかけになる。県民の不満の一端は、中間貯蔵施設の建設場所を国が提示するなど、福島の未来を外から決められていくことにある。同じ場所に住む人間がともに生活の課題を話しあって解決していくのが自治の本来の姿。住民が声を上げることが、第一歩だ」 (1月25日東京新聞「こちら特報部」より抜粋)
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