たんぽぽ舎です。【TMM:No2083】
 2014年2月6日(木)地震と原発事故情報-3つの情報をお知らせします
 転送歓迎
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 ★1.凍てつくような寒さの中、熱気ある集会と多額のカンパ
 次回(第6回)は3月9日(日)14:15~15:00(45分間)
 汚染水止めろ!柏崎刈羽原発再稼働するな!東電は「福島」に責任を取れ!
 第5回東電解体!東電本店合同抗議の報告-
 約40の賛同団体と共におこなう       渡辺秀之(たんぽぽ舎ボランティア)
 ★2.「警戒せよ! 生死を分ける地震の基礎知識」コラムその37
 地震と漁獲量の不思議な関係
 「起きた数と量、グラフが示す“似た形”」      島村英紀(地震学者)
 ★3.新聞より2つ
 ◆FM番組でも「脱原発」回避要請 NHK会長、参院委で発言
 (2月5日東京新聞夕刊より抜粋)
 ◆東電、被ばく9割減目標 福島原発作業員 コンクリ壁活用
 (2月1日毎日新聞より抜粋)
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 ※2/7(金)第91回首相官邸前抗議行動にご参加を!
 日時:2月7日(金)18:30から20:00
 主催:首都圏反原発連合(たんぽぽ舎も参加・構成団体)
 たんぽぽ舎では、13:00からビラ、プラカードなどの用意をして、
 16:30、たんぽぽ舎出発。17:10頃、関西電力東京支店(富国生命ビル9F)
 前で短時間の抗議コール。17:30「経産省前テントひろば」集合。
 1~5班にわかれて18:00官邸前へ、国会前へ出発。
 20:20経産省前テントヨコでまとめの集会(短時間)。
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 ※2/12(水)学習会にご参加を!
 福島「県民健康管理調査の闇」=誰のための、何のための調査なのか=
 日 時:2月12日(水)19:00開会
 お 話:日野行介さん(毎日新聞記者)
 会 場:「スペースたんぽぽ」ダイナミックビル4F
 参加費:800円
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 ┗■1.凍てつくような寒さの中、熱気ある集会と多額のカンパ
 |  次回(第6回)は3月9日(日)14:15~15:00(45分間)
 |  汚染水止めろ!柏崎刈羽原発再稼働するな!
 |  東電は「福島」に責任を取れ!
 |  第5回東電解体!東電本店合同抗議の報告-
 |  約40の賛同団体と共におこなう
 └──── 渡辺秀之(たんぽぽ舎ボランティア)
2月6日(水)午後6時半、凍てつくような寒さの中、東京電力本店前で「汚染水止めろ!柏崎刈羽原発再稼働するな!東電は「福島」に責任を取れ!」のコールが鳴り響いた。呼びかけは、経産省前テントひろば・たんぽぽ舎であり、約40の賛同団体と共に、第5回東電合同抗議行動が行われた。参加者は、約200人。
 色鮮やかなのぼり旗が林立し、横断幕も5枚。先日発足したばかりの「キラキラバンド(たんぽぽ舎音楽隊)」が、にぎやかなリズムを奏でる。
 寒さを吹き飛ばすコールの後、初めに「経産省テントひろば」の淵上さんが、抗議主旨説明を行った。
 まず、3名の参加者からの抗議アピールがあり、各々が熱い抗議の思いを語った。次に、日本音楽協議会(日音協)によるミニコンサート(3曲)が行われ、全参加者の歌声が夜空に響いた。
 続いて、たんぽぽ舎・山崎久隆さんが発言。東電福島原発事故の収束作業の問題点、被害者への賠償・補償の不誠実な対応、みずほ銀行などメガバンクの動きなどについて、抗議の意思表明がなされた。
 さらに、東京電力への申し入れは、経産省前テントひろば・たんぽぽ舎の2団体。その後、10名の参加者からの抗議アピール、および関連イベント告知があり、女性3名による連続コールで抗議行動を締めくくり、午後8時に終了。参加者の熱い抗議の声が新橋の夜空に響きわたり、中身の濃い抗議行動でした。
 抗議終了後、約20名の有志による交流・懇親会が、近隣の居酒屋でなごやかな雰囲気の中で催された。なお、カンパが51,280円寄せられました。
 カンパのご支援、ありがとうございます。
◎シュプレヒコール
 ・東電は「福島」に責任を取れ!
 ・被害者への賠償、急げ!
 ・汚染水止めろ! ダダ漏れ止めろ!
 ・柏崎刈羽原発の再稼働反対!
 ・被ばく労働なくせ! 現場作業員守れ!
 ・東電は福島を忘れるな! 子どもを被ばくさせるな!
 ・東電は破たんしてるぞ! 破たん処理せよ!
 ・東電、解体!
 ・東電が責任取るまで追及するぞ!
※第3回「東電解体」講座を開催します。奮って、ご参加ください。
 講 師:井戸川克隆さん(福島県双葉町 前町長)
 テーマ:「再稼働する前にやることあり!脱被ばく!」
 日 時:2月25日(火)19:00~21:00
 場 所:スペースたんぽぽ(ダイナミックビル4F)
 資料代:800円
☆次回(第6回)の東電合同抗議は、3月9日(日)14:15~15:00(45分間)
 この日は、「0309 原発ゼロ大統一行動(日比谷野音)」に参加の後、集合。
 場所:東京電力本店前(東京都千代田区内幸町)
 JR・地下鉄新橋駅徒歩5分、地下鉄三田線内幸町駅徒歩3分
☆4月以降も、毎月第1水曜日に東電本店合同抗議を続けていく予定です。
 時間は午後6時半~8時。東電本店前に、ぜひ多くの参加をお願いします。
 また、賛同団体を募集中!
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 ┗■2.「警戒せよ! 生死を分ける地震の基礎知識」コラムその37
 |  地震と漁獲量の不思議な関係
 |  「起きた数と量、グラフが示す“似た形”」
 └──── 島村英紀(地震学者)
○ さる1月に3回、鳥取県や新潟県の日本海沿岸で巨大なイカが発見された。
 ダイオウイカという無脊椎動物としては世界最大級の生物である。
 欧州では長さが18メートルのものが見つかったこともあり、鳥取のイカも、失われていた「触腕」といういちばん長い足を入れれば長さが8メートルだったと推定されている。
 ダイオウイカは深海に住むため生態も分からず、太平洋や大西洋など各地で死んだものがわずかに見つかるだけだった。鳥取で底引き網にかかったものは、発見当時は生きていたというから希有の例だった。
 ○ 昔から、魚と地震との関係についての言い伝えがある。このイカも話題になった。
 大地震が起きる海底で地殻変動など何かの変化があったことを魚が感じているのではないかということだ。
 岩手県の三陸地方には、イワシ(マイワシ)がよく捕れるときには大地震があるという言い伝えがある。
 1896年の明治三陸津波地震と1933年の三陸沖地震の二回の大地震の前は異常なくらいの豊漁だった。
 漁獲量と地震の関係を最初に指摘したのは物理学者の寺田寅彦である。伊豆半島・伊東沖の群発地震の毎日の数のグラフと、近くで捕れたアジやメジ(マグロの仲間)の漁獲量のグラフがよく似た形をしていることを発見した。
 近年、寺田の追試をした研究がある。1974年からの16年間に、相模湾一帯に分布している定置網27箇所の漁獲量のデータ全部を調べ上げたのである。
 この期間には伊豆大島の島民全部が島外に避難した1986年11-12月の噴火があった。
 伊東沖では1989年5月に始まった群発地震がどんどん盛んになって7月には海底噴火して手石海丘を作った。こうした伊東沖の群発地震はこの期間に11回もあった。
 寺田が示したのと同じような例もあった。たとえば小田原と真鶴の間にある定置網では、伊東沖の群発地震とアジの漁獲量のグラフがよく並行していた。
 また、熱海のすぐ南にある定置網でのアジの漁獲量は、1986年の伊豆大島の噴火の前後に起きた地震の数と並行しているように見える。
 これらのグラフを見せられれば、誰でも地震と漁獲量が関係があると思うほどである。
 ○ しかし、見事なグラフばかりではなかった。これらの定置網の近くにはいくつもの別の定置網があったのに、それらの漁獲量は、地震の数とは関係が見られなかった。
 しかもその中には、地震の震源にもっと近い定置網もいくつもあったのだ。
 ナゾはまだ解けない。だがなぜ、こんなことが起きるのだろう。魚たちは地震から逃げようとして定置網にかかってしまったのか。それとも、好奇心から地震に近づいてきて網にかかってしまったのだろうか。
 残念ながら、現在の生物学は魚たちの脳の中の記憶を読み出すまでには進んでいないのである。(1月31日『夕刊フジ』より)
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 ┗■3.新聞より2つ
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◆FM番組でも「脱原発」回避要請 NHK会長、参院委で発言
NHKの籾井勝人(もみいかつと)会長は五日午前、参院予算委員会に参考人として出席し、NHKのFM番組にレギュラー出演している音楽評論家のピーター・バラカン氏に対し、東京都知事選が終わるまでは原発問題に触れないよう要請していたことを明らかにした。(中略)
 NHKラジオ第一放送で先月末、経済学の観点から脱原発について語ろうとした中北徹東洋大教授に発言をやめるよう求めたことについても籾井氏は、「選挙期間中でもあり、テーマの変更を求めた」と認めた。
 (2月5日東京新聞夕刊より抜粋)
◆東電、被ばく9割減目標 福島原発作業員 コンクリ壁活用
東京電力福島第1原発の収束作業に当たる作業員の被ばく線量を、来年3月までに現在の10分の1程度に低減することなどを盛り込んだ東電の対策案が明らかになった。放射線量の高いがれきの撤去、汚染水をためる貯蔵タンクをコンクリートの壁で囲むことなどが柱。特に敷地境界では貯蔵タンクの増加で放射線量が上昇しており、この問題解決への効果も期待される。(中略)
 東電は対策として、線量が高いがれきの撤去▽除染▽敷地のアスファルト化▽タンク周りで高線量の場所をコンクリートの壁で囲む-などを有効とした。
 (中略)
 現在、貯蔵タンク増設の影響で、敷地境界の放射線量が最も上昇しているエリアは最大毎時50マイクロシーベルト(0.05ミリシーベルト)に達している。東電はこれらの対策で15年3月末までに同5マイクロシーベルト(0.005ミリシーベルト)未満に低減する。作業員の出入りがある区域など他のエリアも同じ目標値を設けた。原子炉建屋がある高線量エリアは対策を講じながら、来年度末までに達成すべき低減目標値を設定する。
 同原発では、1カ月当たり平均延べ約6400人が作業に当たる。昨年12月の月間被ばく線量は1人平均0.93ミリシーベルト、最大12.61ミリシーベルトだった。法律では「年間50ミリシーベルトかつ5年間100ミリシーベルト」と規定され、作業員の健康管理や確保の上で、被ばくを抑えることが急務になっている。東電は「さらに対策を検討し、最終的に事故前の状態に近づけたい」としている。
 (2月1日毎日新聞より抜粋)
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