たんぽぽ舎です。【TMM:No2103】
2014年3月1日(土)地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.もう原発を動かすな!「エネルギー基本計画」反対!再稼働反対!
3・7官邸前抗議行動にご参加を
★2.信用されない「最大」の津波警報
過去経験した警報の「最大」が最大ではない事実に慣れ切ってしまった
行政は警報を信用されるものにすることこそ肝要ではないか
「警戒せよ! 生死を分ける地震の基礎知識」41 島村英紀(地震学者)
★3.日本政府あて公開質問状の提出行動の呼びかけ (下)
私たちは、原発立地自治体住民連合という名の新しいグループです
原発立地自治体住民連合 2014年2月27日 広瀬 隆
★4.新聞より2つ
◆原因究明など経産省に要請 全漁連(2月28日 毎日新聞より)
◆ 電力小売り参入活発
自由化法案閣議決定 通信や商社など (2月28日 毎日新聞より)
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※ 3/6(木)学習会 ご参加ください
足尾鉱毒事件 田中正造の戦略に学び、福島の運動に生かす
日時:3月6日(木)18:30開場 19:00開会
講師:菅井益郎さん(たんぽぽ舎アドバイザー)
会場:スペースたんぽぽ 参加費:800円
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┗■1. もう原発を動かすな!
| 「エネルギー基本計画」反対!再稼働反対!
| 3・7官邸前抗議行動にご参加を
└──── 再稼働阻止全国ネットワーク
イチエフ事故は未だに収束していない、水汚染対策が破綻している、1~3号機の原子炉の状況も把握できず廃炉への道筋も見えていない。
一方、昨年9月15日に大飯原発が止まり、私たちは既に160日以上原発無で過ごしている、大雪のこの冬も原発無で越している。そう、原発が「安全」も「安い」も原発が無いと「電気が足りない」も全くの嘘であった。歴代の自民党政権や経産省や資源エネルギー庁や電力会社の大嘘であった。
安倍政権は、これらの嘘の責任を全くとらずに、「安心」神話を造り、新たな「エネルギー基本計画」政府案を造り、更に嘘の上塗りをして、原発の再稼働と原発の輸出を目論んでいる。
今こそ、福島を返せ、水汚染対策・廃炉に専念せよ、もう原発を動かすな、再稼働反対、すべての原発を廃炉に、被害者を守れ、被爆労働者を守れ、核燃料サイクルは破綻しているぞ、と訴えるときです。
3年目の3.11を前に、首相官邸に向かって、「エネルギー基本計画」反対・再稼働反対を訴えましょう。
是非ご参加願います。
日時:3月7日(金)18時半~20時
場所:首相官邸前(地下鉄国会議事堂前、永田町、溜池山王)
主催:再稼働阻止全国ネットワーク
(経産省前テントひろば、反原発自治体議員・市民連盟、たんぽぽ舎、福島原発事故緊急会議)
(連絡先)
http://saikadososhinet.sakura.ne.jp/ss/inquiry
メール info@saikadososhinet.sakura.ne.jp
TEL 070-6650-5549 FAX 03-3238-0797(再稼働阻止全国ネットワーク宛と明記)
東京都千代田区三崎町2-6-2 ダイナミックビル5F たんぽぽ舎気付け
○《阻止ネットから追加のお知らせ》
3・16さよなら原発!鹿児島パレードに参加しよう
来る3月16日(日)に鹿児島市中央公園で川内原発再稼働反対・全国の原発再稼働反対を訴える「1万人集会」・パレードが開催されます(主催:ストップ再稼働!3.11鹿児島集会実行委員会)。九州全土からは勿論、国内原発立地・周辺地域の人たちが再稼働阻止を訴えるために集結します。是非、ご参加願います。なお、15日(土)午後には再稼働阻止全国ネットワークの全国相談会も予定しています。
16日日帰りまたは15-16日の一泊コースの参加をお願いします。航空券(宿泊付が安価)予約は10日前までに直接お願いします。
問い合わせは再稼働阻止全国ネットワーク(070-6650-5549)に。
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┗■2.信用されない「最大」の津波警報
| 過去経験した警報の「最大」が最大ではない事実に慣れ切ってしまった
| 行政は警報を信用されるものにすることこそ肝要ではないか
| 「警戒せよ! 生死を分ける地震の基礎知識」コラムその41
└──── 島村英紀(地震学者)
○恐ろしい数字がある。津波の避難勧告が出たのに、実際に避難した人は6%しかいなかったことだ。
2011年3月11日、東日本大震災の日の大津波警報。静岡県焼津市での数字だ。
和歌山県でも4600人に避難指示が出たのに、ある避難所には6人しか来なかった。
このように東日本大震災のときには、全国的に津波警報が信用されなくなっていた。
これには長い歴史がある。1998年5月4日、津波警報が出た。沖縄、九州、四国、そして本州の南岸に最大2ー3メートルという警報だった。
港に繋いでいる船や港の関係者、沿岸の人々などに緊張が走った。ちょうどゴールデンウィークの最中だった。
行楽を打ち切って港や家に駆け戻った人も多かったに違いない。
だが拍子抜けだった。実際に来た津波は、わずか数センチのものだったからだ。
2003年9月にはM8.0の「2003年十勝沖地震」が起きた。この地震とほとんど同じ規模だった「1952年十勝沖地震」で6メートルを超える津波で甚大な被害をこうむった北海道東部の厚岸町でも、勧告に応じて避難した人はわずか8%にとどまった。
実際の津波は警報よりもずっと小さくて被害を起こすようなものではなかったから、人々の判断は間違っていなかったことになる。
○10年以上も過大な津波警報がくり返されたので人々は警報を信用しなくなってしまった。
それには理由がある。同じ大きさの地震が同じ場所で起きても、海底での地震断層の動きかたが違えば津波の高さは大変に違う。
震源からP波とS波という地震波が出る。P波が先に進み、S波はどんどん遅れていく。雷から音と光が同時に出るのに、音のほうが遅れていくのと同じである。
津波警報の仕組みではP波だけを使って計算している。
S波は、震源で地震断層がどう動いたかという大事な情報を運んでくるのだが、S波を待ってからでは間に合わないからだ。
それゆえ、地震の震源と地震の規模だけが分かった段階で「考えられる最大」の津波を想定して警報を出す。
だが地震断層の動きかたによっては実際の津波の大きさが最大を想定したときの何百分の1にもなってしまうのだ。
「最大」の警報と、実際にはずっと小さい津波の繰り返し。人々が信用しなくなったときに襲ってきたのが東日本大震災だった。
2万人近い人命を奪った被害が出てしまった要因のひとつは「信用」だった。
行政は住民の防災意識の低さを嘆く。
しかし、夜中の警報で財布や預金通帳やはんこを探し、おばあちゃんを背負って逃げたのに予報された津波が来なかったことをくり返した人々のことを考えてほしい。
行政は津波警報を信用されるものにすることこそを心がけるべきなのである。
(2月28日『夕刊フジ』より)
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┗■3.日本政府あて公開質問状の提出行動の呼びかけ (下)
| 私たちは、原発立地自治体住民連合という名の新しいグループです
└──── 原発立地自治体住民連合 2014年2月27日 広瀬 隆
◇3月1日現在の賛同議員さんです。
2014年3月1日現在 109人 【※共同代表】
◆北海道(泊原発)──※岩内町議会議員・佐藤英行、旭川市議会議員・久保あつこ、釧路市議会議員・宮田まどか、札幌市議会議員・小倉菜穂子、札幌市議会議員・伊藤牧子、札幌市議会議員・石川佐和子、旭川市議会議員・山城えり子、石狩市議会議員・棟方加代子、石狩市議会議員・伊関史子、江別市議会議員・ほしば芳子、北広島市議会議員・田辺ゆう子
◆青森県(東通原発/六ヶ所再処理工場)──青森県議会議員・古村一雄
◆宮城県(女川原発)──女川町議会議員・阿部美紀子、仙台市議会議員・ひぐちのりこ、涌谷町議会議員・只野順、加美町議会議員・伊藤由子、宮城県議会議員・岸田清実
◆福島県(福島第一/第二原発)──※いわき市議会議員・佐藤和良、郡山市議会議員・蛇石郁子、郡山市議会議員・駒崎ゆき子
◆茨城県(東海第二原発)──東海村議会議員・相沢一正、牛久市議会議員・杉森弘之、つくば市議会議員・金子和雄、土浦市議会議員・井坂正典、水戸市議会議員・玉造順一、東海村議会議員・豊島寛一、水戸市議会議員・飯田正美、ひたちなか市議会議員・井坂章、笠間市議会議員・石松俊雄、鹿嶋市議会議員・内山一、下妻市議会議員・斯波元気
◆静岡県(浜岡原発)──御前崎市議会議員・齋藤洋、牧之原市議会議員・大石和央、島田市議会議員・森伸一
◆新潟県(柏崎刈羽原発)──※柏崎市議会議員・矢部忠夫、柏崎市議会議員・高橋新一、柏崎市議会議員・若井洋一、柏崎市議会議員・笠原晴彦、刈羽村議会議員・高桑儀実、刈羽村議会議員・近藤容人、新潟県議会議員・小山芳元、新潟県議会議員・長部登、新潟県議会議員・米山昇
◆石川県(志賀原発)──志賀町議会議員・堂下健一、津幡町議会議員・中村一子
◆福井県(美浜原発/大飯原発/高浜原発/敦賀原発/もんじゅ)──※敦賀市議会議員・今大地晴美、敦賀市議会議員・上原修一、敦賀市議会議員・山本貴美子、若狭町議会議員・北原武道、おおい町議会議員・猿橋巧、福井県議会議員・細川かをり、越前市議会議員・三田村輝士、越前市議会議員・題佛臣一、福井県議会議員・佐藤正雄、高浜町議会議員・渡邊孝、小浜市議会議員・宮崎治宇蔵、坂井市議会議員・畑野麻美子、あわら市議会議員・山川知一郎、福井市議会議員・西村公子、福井市議会議員・鈴木正樹、小浜市議会議員・能登恵子、福井市議会議員・中村綾菜、越前市議会議員・安立里美、越前市議会議員・玉村正夫、愛媛県議会議員・佐々木泉
◆島根県(島根原発)──松江市議会議員・芦原康江
◆愛媛県(伊方原発)──※愛媛県議会議員・阿部悦子、鬼北町議会議員・山本勣、東温市議会議員・渡部伸二、松山市議会議員・篠﨑英代、松山市議会議員・松岡芳生、愛媛県議会議員・佐々木泉、松山市議会議員・武井多佳子、新居浜市議会議員・伊藤初美、伊予市議会議員・水田恒二、八幡浜市議会議員・遠藤素子、内子町議会議員・才野俊夫、愛媛県議会議員・石川稔、松山市議会議員・中村嘉孝、大洲市議会議員・梅木加津子、内子町議会議員・宮岡徳男、宇和島市議会議員・坂尾真、新居浜市議会議員・川崎利生
◆佐賀県(玄海原発)──佐賀市議会議員・白倉和子
◆ 鹿児島県(川内原発)──※鹿児島市議会議員・小川美沙子、薩摩川内市議会議員・江口是彦、薩摩川内市議会議員・佃昌樹、薩摩川内市議会議員・井上勝博、鹿児島県議会議員・遠嶋春日児、鹿児島県議会議員・柳誠子、鹿屋市議会議員・真島幸則、鹿児島市議会議員・森山きよみ、いちき串木野市議会議員・中村敏彦、日置市議会議員・坂口ひろゆき、伊佐市議会議員・諏訪信一、鹿児島市議会議員・大園盛仁、鹿児島市議会議員・藤久保博文、西之表市議会議員・長野広美、鹿児島市議会議員・平山孝、鹿屋市議会議員・道下勝、霧島市議会議員・中村満雄、いちき串木野市議会議員・宇都耕平、いちき串木野市議会議員・田中和矢、鹿児島市議会議員・米山たいすけ、鹿児島市議会議員・野口英一郎、霧島市議会議員・岡本一二三、霧島市議会議員・前川原正人、霧島市議会議員・宮内博、霧島市議会議員・蔵原勇
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┗■4.新聞より2つ
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◆原因究明など経産省に要請
東京電力福島第1原発の貯蔵タンクから極めて高濃度の汚染水約100トンが漏れた問題で、全国漁業協同 組合連合会(岸宏会長)は28日、赤羽一嘉副経済産業相に原因究明や風評被害の防止などを要請した。(中略)
経産省を訪れた岸会長は、赤羽副経産相との会談で、今回の汚染水漏れについて「一日も早く漁業を再開したい漁業者の気持ちを裏切ることだ」と厳しく批判。赤羽副経産相は「対策を積み上げてきたが、努力が一瞬で台無しになってしまい遺憾だ」と応じた。
一方、地下水バイパスについて、岸会長は報道陣に「汚染水問題を一日も早く収束したいというスタンスは我々も同じ」と話した。 ( 2月28日 毎日新聞より抜粋 )
◆ 電力小売り参入活発
自由化法案閣議決定 通信や商社など
政府は28日、2016年に電力小売りを全面自由化することを柱とする電気事業法の改正案を閣議決定した。大手電力の地域独占体制となっている家庭や商店など小口向けでも利用者が電力会社を選べるようにするもので、今 通常国会での成立を目指す。16年の家庭向け電力小売市場(約7.5兆円規模)開放をにらみ、大手通信や商社は新規参入の動きを活発化させている。 (後略)
(2月28日 毎日新聞より抜粋)
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