たんぽぽ舎から No.1971

たんぽぽ舎です。【TMM:No1971

2013年9月24日()地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします

転送歓迎

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★1.東京電力つぶせば、原発汚染水(毒水)は止められる

東京電力抗議共同行動の緊急性、重要性

柳田 真(たんぽぽ舎)

★2.<特別報告>9/20()川内原発への規制委の現地調査に対する

緊急抗議行動を決行!その後シール投票、

夕方は定例の九電川内支社金曜行動(3つの行動報告)

岩井 哲(かごしま反原発連合有志)

★3.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)

9/26東電株主代表訴訟第8回口頭弁論を傍聴してください

会場:東京地方裁判所103号法廷 1030分から

◆神奈川・東電デモ実行委員会より、デモのお知らせ。

9/27()神奈川・東電デモ第24弾行います

集合:19時 JR桜木町駅前広場より

★4.新聞・雑誌より1つ

◆「五輪ありきの工程が心配」 現場無視の押しつけ再三

福島第一原発の作業員 (9月22日東京新聞より抜粋)

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9/29()学習会にご参加を!

新規制基準からけずられた「立地評価」-原子力規制委員会は

再稼働のために住民の安全を切り捨てた!

お 話:滝谷紘一さん(元原子力安全委員会事務局技術参与)

日 時:9月29()14時より

会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

参加費:800

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┗■1.東京電力つぶせば、原発汚染水(毒水)は止められる

|  東京電力抗議共同行動の緊急性、重要性

└──── 柳田 真(たんぽぽ舎)

1.東京電力福島第一原発の汚染水(放射能猛毒水)が、日本でも世界中でも(オリンピック開催国を決める時にも)注目と心配を集めている。この問題に「どう対応するか」が反原発運動にも問われている。

2.汚染水は単純な家庭の汚染水とは全く違う。原発放射能を高濃度に含んだ水であり、猛毒水である。人が近づけば死に至る水である。この汚染水問題は、2011年3月11日の福島第一原発事故発生の時から続いて今に至っている問題でもある。きのう、今日始まったのではない。その上、対策方針が2011年6月に出ながら、それを1000億円支出は「東京電力がつぶれるから…」としておこたったり、サボタージュプラス諸々の策謀をめぐらしてきたのが東京電力である(それを支える原子力ムラ=原子力帝国の集団)

その証拠文は、2011年6月に東京電力が作成した資料にある。その資料は次のように述べている。

《「地下バウンダリ(発電所の周りに壁を構築し遮水するもの)」は現在、最も有力な対策と位置づけ。ただし、対策費用は現状不確定であるものの、今後の設計次第では1000億円レベルとなる可能性もある。》

《仮に1000億円レベルのさらなる債務計上を余儀なくされることになれば、市場から債務超過に一歩近づいた、あるいはその方向に進んでいる、との厳しい評価を受ける可能性が大きい。これは是非回避したい》

3月の事故直後の6月に遮水壁が最も有力(その際、凍土壁案は退けられた-馬淵証言)と認識しながら、東京電力をつぶさないために、不採用=建設しなかった。この点はいくつもの証言・証人がいる。このことから「東京電力をつぶせば=東京電力を破綻処理すれば、汚染水は止まる」ということがわかる。

これを私たちの方針にしよう。東京電力をつぶせば、汚染水は止まるのだ。

3.東京電力抗議合同行動が、いくつかの団体の共同で始まる。

◆第1波は、10月2日()18:30より20:00 東京電力本店前に集まろう!

◆第2波は、11月6日()18:30より20:00 東京電力本店前に集まろう!

◆第3波は、12月4日()18:30より20:00 東京電力本店前に集まろう!

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┗■2.<特別報告>9/20()川内原発への規制委の現地調査に対する緊急抗議行動を決行!

|  その後シール投票、夕方は定例の九電川内支社金曜行動

|  (3つの行動報告)

└──── 岩井 哲(かごしま反原発連合有志)

1.まず、全体の行動の流れを、920(金)午前6時半~920(金)午後7時までの約12時間半にわたる連続行動とし、

・前段:919(木)午後5時~550分の間、鹿銀裏・タイヨー裏にて、翌日の抗議行動に関するチラシ配布を鹿児島から3名、地元から2名くらいの計5人位で行いました。

2.全体行動を3ブロックに分け、全部は無理でも、それぞれ可能なブロックへの参加をお願いしました。

(1)午前630分~午前9時のゲート前抗議行動:

規制委は「裏門からの入構」

http://www.youtube.com/watch?v=zUeqWSCpXrQ

・午前630分、原発側の警備員数名がうろうろする中、か反原連の大宣伝カーがゲート前に到着し、横断幕数枚、大旗数本、小旗20本近く、思い思いのプラカード10個くらいがはためき、県内各地、宮崎・熊本(水俣)から参集した50数名が、見守る中、700から集会を開始。まず、反対連共代表・鳥原さんが口火を切り、「福島の問題・汚染水の問題の解決抜きに、川内を始めとする原発再稼働なんて論外だ。規制委が来るべきは川内現地ではなく、なによりも総力上げて福島現地に行き、汚染水問題の解決に当たるべきだ。」と訴え、続いて原発さよならいのちの会の井上勝博市議がマイクを握り、次いでかごしま反原発連合有志・副代表の松元成一さん、反原発かごしまネットの向原祥隆さんらが怒りの発言を連ねる。

・そうこうしているウチに、730くらいから、出勤のためと覚しき大型バス・マイクロバス・乗用車等が続々と入構を図り、その中の怪しき大型バス2台の動きに対し、警備員達の制止行動をはねのけ反対陣営の何人かが阻止行動を試みるも、警備員達の必死の動きに阻まれ、なかなか車体に近付くことが出来ない。結局、その怪しい車2台の通過を許し、少々気落ちしながらも、繰り返し、「原発反対・再稼働阻止・・こどもを守れ・命を守れ・自然を守れ」などのコールが響き渡る中、800前くらいに、今度は、報道陣から「規制委はどうやら北門(裏門)から入ったらしい」という情報が入り、われわれの「阻止行動」はあっさりかわされ、彼らは姑息にも「裏門からの入構」の挙に出たことが判明した。この挙に対し、参加者全員から、「なぜ正門から堂々と入構しない!国策なら裏門からでなく、正門から入るべきだ、許さない」などの強い弾劾の声が上がった。

・この結果、この日のわれわれの行動の一つの目的であった規制委への「抗議文の直接手渡し」が叶わなかったため、原発職員を通して渡して貰うべく、報道陣が群がる中、反対連共代表・鳥原さんが別紙・添付の「抗議文」を朗々と読み上げたのち、手渡した。

・その後、参集した人々の怒りは容易には収まらず、それから1時間余、現地の様々な立場の方々、県内各地の皆さま、近県の皆さまなど20名近くの人々の発言が相次ぎ、集会は、当初の9時終了の予定を大幅に超えて、935分に終了し、散会した。

(2)午前10時~午後5時のシール投票行動:

http://www.youtube.com/watch?v=OumcL1BTmdI

・この間、923(月)に予定していた、原発立地周辺(高江地区など)でのシール投票行動を、急遽、この昼間=第2ブロックの時間帯で行いました。10時前に、原発展示館の駐車場に集結、23名の班を4つつくり、まず久見先、次いで寄田地区に午前中行き、1時から3時まで約2時間の休憩ののち、午後からは、高江地区に足を伸ばした。その結果集計は、再稼働に<賛成・30票,分からない・49票、反対・40票>というものであった。原発に一番近い久見崎は、かなり手強く、あらかたが賛成票であったが、原発から離れるほど、反対票が顕著に増えて行った。久見崎集落に対する、九電側の仕事・金をめぐる締め付けの強さが、しかし、やや離れると、もう及ばなくなる現状が垣間見えたと言えよう。

(3)午後6時~7時の定例金曜行動(於・九電川内支社前):

http://www.youtube.com/watch?v=lnmorucWIcA

・この定例行動(川内・県庁前:ともに第63回)には、川内のメンバー10名余に加え、今回は、県庁前のメンバーも4名合流し、日頃はない大旗を2本掲げ、当日早朝の原発正門ゲート前抗議集会の様子や、昼間のシールアンケート行動の結果報告など、活気ある金曜行動を行うことが出来ました。

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┗■3.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)

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9/26東電株主代表訴訟第8回口頭弁論を傍聴してください

日 時:9月26()930分から 地裁前アピール行動

抽選があるかもしれませんので、950分までにはお越し下さい。

1030分から約1時間  口頭弁論

会 場:東京地方裁判所103号法廷

報告会:1230分~1330分(河合弘之弁護士、海渡雄一弁護士)

学習会:1330分~1430

東電の今までの主張の問題点(原告・山崎久隆)

会 場:ハロー貸会議室虎ノ門(地裁より、徒歩10分)

http://www.hello-mr.net/detail/?obj=39

東京都港区虎ノ門1-2-12 第二興業ビル

問い合わせ:木村結(090-6183-3061)

◆神奈川・東電デモ実行委員会より、デモのお知らせ。

9月27() 神奈川・東電デモ第24弾行います。

ただいま原発ゼロ!このまま廃炉に!と、ぜひ強く訴えたい。

今!今が大切な局面です。あなたの声が必要です。

一緒に横浜の人達にアピールしましょう。

コースはいつもと同じ、

桜木町駅前広場⇒市庁舎前⇒東電神奈川支店⇒桜木町駅前広場

の約1時間のコースです。

9月27()19:00桜木町駅前広場スタート、デモ出発前の 18:0019:00 は、スタート地点の桜木町駅前広場にてリレートーク、原発ゼロアピール、汚染水どうする!、フクシマの賠償を速やかにしろ!等々。

スタイルは自由、コスプレ歓迎、鳴り物、楽器大歓迎\(^o^)

デモの後、有志にて交流会もあります。食欲の秋、餃子が美味しいですよぉ!

お問い合わせ 金子 09065403771 まで

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┗■4.新聞・雑誌より2つ

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◆「五輪ありきの工程が心配」 現場無視の押しつけ再三

福島第一原発の作業員

安倍晋三首相は2020年の東京五輪に向け、東京電力福島第一原発の汚染水対策を政府が責任をもって進めると国際社会に約束した。事故収束を担う作業員からは「東京五輪ありきで、現場の状況を無視した工程表が組まれるのではないか」と懸念する声が出ている。

「一番恐れているのは、事故発生当初のように工程表が机上で作られ、現場に押しつけられること」とベテラン作業員は言う。

事故発生から1カ月後の11年4月、現場は作業員も重機も、道具や材料を運ぶトラックも足りない状態だったのに、政府と東電が年内の工程表を発表した。

工程表は毎月改定され、男性は「現場の状況を考えずに発表された工程表に悩まされた。絶対無理だとみんな悲鳴を上げていた」と振り返る。「政府がやるって発表しちゃったから」と夜中に駆り出されたこともある。

今年6月にも、炉内の状況さえ分からないのに、溶けた核燃料の取り出しを前倒しする工程表が発表された。「無理な工程でも、発表されれば、それに沿って現場は動かされる」と男性はため息をつく。(中略)

ある作業員は、事故直後、高濃度の放射性物質が建屋内から検出されたが、混乱を招くとして発表されなかったと明かす。この作業員は国際機関などの目が必要だとし、「第三者を入れて事実を公表し、きちんとした対策を進めてほしい」と話す。

福島第一で長年働く男性は「現場は五輪のためではなく、事故収束に向けて作業をしている。政府は世界に公約したように、責任を持って廃炉に向けた作業が進むようにしてほしい」と訴えた。(9月22日東京新聞より抜粋)

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