たんぽぽ舎です。【TMM:No2157】
2014年4月29日(火)地震と原発事故情報-5つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.京都で再稼働阻止全国相談会・180人
一番手の川内原発の阻止をめざして―活発な討論
5月14日(水)、規制委への抗議を全国で行おう
柳田真 (たんぽぽ舎・再稼働阻止全国ネット)
★2.4.26in 原宿集会に参加して
原発が止まって、海の幸(海藻・魚)が帰ってきた
工藤わかめ(たんぽぽ舎ボランティア)
★3.【金曜官邸前抗議】『川内反原発ドンパン節』と『ねがい』
-原発現地から発信された歌2曲- 歌の力を信じて
西堂 いづみ(たんぽぽ舎・金曜行動ボランティア)
★4.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
◆福島原発事故の責任を都民が裁く?!検察審査会を考える集い(5/7)
★5.新聞より3つ
◆ 「世界最高水準」の規制基準根拠無し 原発、政府答弁で露呈
(4月26日東京新聞より)
◆ 高浜原発:年内の再稼働困難に 震源深さ見直し
(4月23日毎日新聞より抜粋)
◆慰謝料 月5万円増額案 原発ADR 浪江町受け入れへ
(4月26日朝日新聞見出しより)
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┗■1.京都で再稼働阻止全国相談会・180人
| 一番手の川内原発の阻止をめざして―活発な討論
| 5月14日(水)、規制委への抗議を全国で行おう
└──── 柳田真 (たんぽぽ舎・再稼働阻止全国ネット)
1、4月26日(土)、27日(日)京都で原発再稼働阻止の講演会と全国相談会が180人の参加で開かれた。活発な討論で・5月一杯を一番手の川内原発についての学習会や集会、ビラまきなどを行う事・5月14日(水)には再稼働推進機関となっている規制委員会、規制庁への全国的抗議行動行うこと、6月行動などを決めた。
2、26日(土)は再稼働阻止ネットの共同代表である2人から講演。中身は「再稼働をどう止めるか」をテーマに鎌田慧さん(ルポライター)と中嶌哲演さんが熱弁。日本の最重要課題は原発だ。一番手と言われる川内原発の阻止が焦点だと力説。
全国の原発現地からの報告は、北海道・泊原発、四国・伊方原発、九州・川内原発、福島の女たちから、福井の原発銀座から、青森・大間から、北陸電力、東電・柏崎刈羽、中国電力、九電・玄海からもあり。
27日(日)は再稼働一番手と言われる川内原発を全国の力で、どう止めるかについて活発な討論。
以下の4点にまとめた。
1 5月14日(水) 規制委抗議全国行動(第1波)
・東京で規制庁へ抗議行動・全国で規制庁出先へ抗議行動・全国でハガキ行動(3枚1組200円)
2 6月13日(金)14日(土)鹿児島県議会初日・県庁包囲行動13日(金)(仮)と全国相談会14日(土)(仮)
3 川内再稼働阻止・5月総行動(前段活動)
・全国各地で学習会・集会をやろう、ビラ配ろう・1週間ステイで、川内へ行こう
・福島の女性たちが、川内での辻〃演説行動、各地の金曜行動で川内アピールを。
「いちいち」行動もやろう。(11日に行動―例 伊方)
4 全国結集・県庁包囲・川内演説行動にお金がかかります(1000万~)川内の家、伊方の家の2つへ、毎月10万ずつ(計20万)送金が必要です。
今夏から秋まで! ぜひ交通費カンパ、2つの家のカンパ、阻止ネットのサポーター申し込みをよろしくお願いします。
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┗■2.4.26in 原宿集会に参加して
| 原発が止まって、海の幸(海藻・魚)が帰ってきた
└──── 工藤わかめ(たんぽぽ舎ボランティア)
チェルノブイリ原発事故から28年目に当たる4月26日(土)、千駄ヶ谷区民会館で原発止めよう!東京ネットワーク主催、「川内原発再稼働反対!」4・26in 原宿集会が開かれた。参加者約80名。「チェルノブイリ被害調査・救援」女性ネットワーク事務局長 吉田由布子さんと反原発・かごしまネット代表 向原祥隆さんがお話をされた。
吉田さんは故綿貫礼子さんが中心となって、活動されていたチェルノブイリ被害調査について話された。被害をとにかく最小限に見せようという試みはチェルノブイリでもみられた。しかし、それでも、避難の権利は年1msVから。現在の福島の基準よりはるかに厳しく設定されている。
向原さんからは川内原発の温排水で海藻が全滅。漁獲量が激減したが、原発が止まったことで、海藻が復活。魚も戻ってきたという話がされた。川内原発の抱える火山リスクでは最大の噴火、火砕流が発生した場合、関東にも放射能入りの火山灰が降ってくる。原発事故と言うよりは核災害だろう。
集会の後、集会参加者は明治通りをデモ行進した。晴れて気持ちいの良い土曜日の午後。
歩道でビラまきをしながら歩いた。関係したくないといった人たちもいたが、ビラを受け取った人たちからはしっかり読んでいる姿が見えた。事実を伝え、再稼働を止めよう!
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┗■3.【金曜官邸前抗議】『川内反原発ドンパン節』と『ねがい』
| -原発現地から発信された歌2曲- 歌の力を信じて
└──── 西堂 いづみ(たんぽぽ舎・金曜行動ボランティア)
4月25日の官邸前抗議行動(金曜ビラ)が100回目を数えました。
反原連のカウントでは99回で1回のズレがありますが、それはこれまでに官邸前抗議をたんぽぽ舎が2回担ったことがあり、そのうちの1回をたんぽぽ舎の方でカウントしたためと思われます。いづれにしても「今日は100回記念日 めでたくな~い!」
「できれば200回目は迎えたくな~い!!」と叫びながらいつもの経産省上の交差点での抗議がつづきました。恒例の武笠さんの名物シュプレヒコール(下記)が声高らかに鳴り渡り、続いて100回記念に初登場 『川内反原発ドンパン節(元気よく)』の歌で盛り上がりました。
○『川内反原発ドンパン節(元気よく)』は23日に開かれたテント裁判第6回公判報告集会に川内から村山さんが出席されて自作のこのドンパン節を披露して下さいました。
ドンドンパンパン ドンパンパン
ドンドンパンパン ドンパンパン
ドドパパ ドドパパ ドンパンパン
1)福島原発忘れない 爆発原発忘れない 原発ゼロでも大丈夫 電気は足りてるこまらない
ドンドン(繰り返し)
2)川内原発動かすな 日本の原発動かすな
ドンドン(繰り返し) 原発ゼロでも(繰り返し)
3)反対する人かわいいね 廃炉と言う人なおかわいい
ドンドン(繰り返し) 原発ゼロでも(繰り返し)
4)ふるさと守れ 国守れ 子どもを守れ 孫守れ
ドンドン(繰り返し) 原発ゼロでも(繰り返し)
4月3日に原子力規制委員会の島崎委員長代理が、原発の地震・津波対策を「確認」するために川内に来た時、これに対し約50人が原発ゲート前に詰めかけ抗議行動を行った、その時に迎え撃つ歌としてして作り、皆んなで歌ったそうです。テント裁判報告会集会で歌われた後に喫緊の川内原発再稼働阻止の思いを込めて村山さんは「この歌を全国に広めたい!そしてなんとしてでも再稼働阻止の声を広く上げて再稼働阻止をしたい」と熱く語られました、その思いに私は突き動かされました。
○原発現地の方が作った歌(替え歌)は前回のテント裁判第5回の時にも披露されました。伊方原発50Km圏内住民有志の会の作られた『ねがい』(Our Wish No Nuclear)です。この歌詞についてはたんぽぽ舎メルマガ2013/6/27 No1883に掲載されていますので割愛しますが、伊方原発現地からHさんが駆けつけて来て歌って下さったこの歌に会場は感激して圧倒されました。
1) もしも この大地に 振り撒かれたものが 放射能ではなく 米と麦であったなら
恐れや悲しみから 解き放たれて 黄金の波の中だき合えるだろう
2) 3) 4) (中略)
5) もしも ひとつだけ願い叶うならば 原発を止めて 廃炉にする勇気を
この願い叶うまで 私たちは この手のつながりを 解かないだろう
早速 歌の楽譜を起こして、以来毎週 日音協の方々を中心に同じ経産省上の交差点で歌われております。
経産省上の交差点に来てご一緒に歌いませんか?♪
今後の予定は伴奏譜をつけて演奏し、CDを作成して全国に広めたいと考えています。
尚 5月7日(18:30~20:00)第8回・東電本店前抗議で日音協さんのコーナーで『ねがい』を歌う予定です。
東京近県の皆さまどうぞ本店前(JR新橋駅徒歩3分)に来てご一緒に歌いましょう♪
歌の楽譜をご希望の方は ouest-pont@jcom.zaq.ne.jp までお申し付けください。
○・・・そして100回記念の日の終わり再度、武笠さんの名シュプレヒコール(川内原発ヴァージョン)
再稼働反対! 川内原発反対!電気は足りてる
九州足りてる 九州余ってる 川内原発いらない 川内原発あぶない!
鹿児島あぶない! 九州あぶない! 桜島大噴火!
川内原発とめよう 川内原発止まって海が戻った 川内原発止まって魚が戻った
川内原発止まって ちりめんじゃこ増えた
川内原発反対! 再稼働反対!
22億で鹿児島売るな! 22億でふるさと売るな 22億で未来を売るな
鹿児島守ろう 九州守ろう 日本を守ろう 川内守ろう
川内原発反対! 再稼働反対! 再稼働反対!
○最後にまた『川内反原発ドンパン節』3回目を唱和して大騒ぎ\(^^@)/になりつつも、歌声は心底から
規制委員会のアリバイづくりのための調査と安全性を全く保証していない規制基準適合審査に強い
不信感を表出させるものでした。
TMさんが振り付けを覚えてくると明言!きっと ドンパン節の歌と踊りの輪がひろがることでしょう。
金曜行動にいらしている皆さん、ご一緒に歌って踊りませんか?♪
日本民謡は私たちの体の中に染み込んでいて、やはり血が騒ぎます(笑)
武笠さんの「また101回目も会いましょう」で締めくくられて大爆笑でした(((o(*゜▽゜*)o)))
「この願い叶うまで 私たちは この手のつながりを 解かないだろう」です。
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┗■4.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
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◆福島原発事故の責任を都民が裁く?!検察審査会を考える集い
日時:5月7日(水) 午後7時~
場所:中央区立新富区民館(日比谷線「八丁堀」駅から徒歩3分)
講師:保田行雄弁護士(福島告訴団代理人)
資料代:500円
主催:福島告訴団の被害者証言集会を成功させるつどい実行委員会
連絡先:080-1104-4432 小林
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┗■5.新聞より3つ
◆「世界最高水準」の規制基準根拠無し 原発、政府答弁で露呈
政府は25日、原子力委員会の新規制基準を「世界で最も厳しい」と説明する根拠について、「国際原子力機関(IAEA) や諸外国の規制基準を参考に、日本の自然災害の厳しさも勘案した」とする答弁書を決定した。海外には日本の基準以上の対策を取る原発もあるが、そうした事実には触れず「世界最高水準」の根拠は明確でなかった。
民主党の菅直人元首相の質問趣意書に対する答弁書。監視は質問趣意書で、日本より厳しい規制の例として航空機の衝突に耐えられる二重の格納容器や、溶けた核燃料を受け止める「コアキャッチャー」を備えたフランス製原発を挙げ、日本の規制基準では求められていないと指摘していた。
菅氏は今回の答弁書について、本紙の取材に「(海外で行われている対策を)再稼働の条件にしたくはないが、世界最高水準といわないと国民が納得しない。そういう矛盾が露呈している」と述べた。
(4月26日東京新聞より)
◆ 高浜原発:年内の再稼働困難に 震源深さ見直し
関西電力は23日、再稼働を目指す大飯原発と高浜原発(いずれも福井県)で想定する震源の深さを、これまで主張してきた3.3キロから3キロに見直すことを正式表明した。震源が浅くなることで想定する最大の揺れが上がるのは確実で、両原発は耐震設計の見直しを迫られる。関電は「設計見直しには数カ月かかる」としており、震源に近い大飯3、4号機だけでなく、比較的離れた高浜3、4号機も年内の再稼働は厳しい情勢になった。
(中略)
関電の大石富彦執行役員は会合後、「耐震設計見直しは簡単ではない。高浜も見直さなければならず、再稼働が延びる可能性はある」と話した。震源に近い大飯3、4号機は大規模な耐震工事が必要になる可能性があるため、大石氏は震源から遠い高浜3、4号機の設計見直しを優先することについて「一つの案としてはある」と述べた。
(後略)
(4月23日毎日新聞より抜粋)
◆慰謝料 月5万円増額案 原発ADR 浪江町受け入れへ
(4月26日朝日新聞見出しより)
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