たんぽぽ舎です。【TMM:No3295】地震と原発事故情報-5つの情報をお知

たんぽぽ舎です。【TMM:No3295】
2018年2月20日(火)地震と原発事故情報-
5つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.安倍9条改憲NO!安倍政権退陣めざして
2・19国会議員会館前行動に1800人
柳田真(たんぽぽ舎、再稼働阻止全国ネットワーク)
★2.私たちはおとなしいヒツジではありません!
(ついでに言うけど、馬でも鹿でもありません!)
2月16日(金) 緊急デモ 「納税者一揆」に参加した。
奥内 知子  (たんぽぽ舎ボランティア)
★3.原子力規制委員会は<原子力ムラ>の一員
新藤宗幸「原子力規制委員会―独立・中立という幻想」
(岩波新書)から(下)
原子力規制委員会は原発再稼働推進委員会!その159
木村雅英(再稼働阻止全国ネットワーク)
★4.川内原発 避難退域時検査場所を21か所選定・・・ほか
メルマガ読者からの原発等情報1つ(抜粋)
黒木和也 (宮崎県在住)
★5.新聞より2つ
◆国策の責任   鎌田慧(ルポライター)  本音のコラム
(2月20日東京新聞朝刊25面より)
◆飯舘村自殺訴訟 東電に1520万円の賠償命令 福島地裁
(2月20日 河北新報 13:39配信)
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※2/22(木)院内集会にご参加下さい
東海第二原発の再稼働審査を問う!
原子力規制委員会院内ヒアリング集会
-首都圏に最も近い老朽・被災原発を動かすな-
日 時:2月22日(木)13時半から16時半
場 所:衆議院第二議員会館多目的会議室(1階)
出席依頼:原子力規制庁
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※2/25(日)ご参加下さい!たんぽぽ舎第30回総会と29周年のつどい
第1部第30回「総会」13時30分より
※会員以外の方もオブザーバー参加できます。
第2部「記念講演」15時より 参加費:800円
講演:「原発即時ゼロ」で日本経済は大発展する
☆講師-吉原毅さん (城南信用金庫相談役)
原発ゼロ・自然エネルギー推進連盟会長
講演:「今年の福島はどうなるか?―現状のままでは
棄民政策が加速する?」
☆講師-木幡ますみさん (大熊町町会議員)
第3部懇親交流会 17時15分より 会費:3000円
第2部「記念講演」と第3部懇親交流会、共に参加の場合 3500円
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※2/27(火)学習会にご参加を! 軍事的手段で平和は確保出来ない
ミサイル防衛は機能しない 敵基地攻撃は日本への反撃を招く
講 師:孫崎 享(東アジア共同体研究所理事・所長)さん
日時:2月27日(火)19:00より21:00
会場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F) 参加費:800円
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┗■1.安倍9条改憲NO!安倍政権退陣めざして
|   2・19国会議員会館前行動に1800人
└──── 柳田真(たんぽぽ舎、再稼働阻止全国ネットワーク)

○2月19日(月)衆議院第2議員会館前で、総がかり行動実行委員会・安倍9
条改憲NO!全国市民アクションの主催で集会が1時間(6:30-7:30)開
かれた。参加者は1800人(主催者発表)寒い中の集会でしたが、かなりの参
加者でした。
道路を埋めた人々から、安倍9条改憲NO!安倍内閣退陣!のコールが
ひびきました。来月も19日国会前で開催。
○たんぽぽ舎と再稼働阻止ネットワークは10数人で参加、集会の前段で東
海第二原発の再稼働反対のチラシ(400枚)と、もう原発やめよう週刊金曜
ビラなど(1000枚)を配り、集会終了後は帰る人々にマイクで訴えました。
3月11日(日)は東電福島第一原発事故7年目。東電本店と日本原電(東海
第二原発)へ抗議にいこうと訴えました。

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┗■2.私たちはおとなしいヒツジではありません!
|  (ついでに言うけど、馬でも鹿でもありません!)
|  2月16日(金) 緊急デモ 「納税者一揆」に参加した。
└──── 奥内 知子  (たんぽぽ舎ボランティア)

○「納税者一揆」、素晴らしいネーミングだ。

政治団体のデモでもない。労働組合のデモでもない。宗教団体、民間団
体のデモでもない。「納税者」のデモ、つまり「誰でもデモ」、「みんな
デモ」なのだ。
人々は分かったのだ。このデモが自分たちのデモだという事を。多くの
人が集まった。(1,500人)

人々の仕事は多種多様、いろんな組織や団体に所属している人もいれば、
自分の所属がはっきり決まっていない人もいる。でもどんな人でも「納税者」
の中には確実に入る。誰でも納税者、みんな納税者、文句なしの立派な肩書。
自身が持てる、主張できる肩書き。こんな力強い肩書があったのだ。今回
の緊急デモに参加した人々は自分の立ち位置を意識し、自覚の上で行動を
起こした多くの個人だったと思う。

○「一揆」という表現には心底の怒りが感じられた。
次回名刺を作る時は、「納税者、奥内知子」で作ります。

☆当日のコールを幾つかご紹介。

○税金は誰のものだ!
○国民の財産だ!
○国民の財産に手を突っ込んだのは誰だ!
○検察は財務省を強制捜査せよ!
○「モリ・カケ」食い逃げ 許さんぞ!
○佐川は辞めろ!
○音声・録音 嘘はない!
○任命責任 麻生だろ!
○嘘つき大将 安倍晋三!
○昭恵夫人は 喚問だ!
○加計の孝太郎氏も喚問だ!

☆(注)次回(第2回)は3月3日(土)午後、日比谷公園集合で開かれます。
たんぽぽ舎有志も前回に続いて参加します。
(目印は黄色のたんぽぽ舎のノボリ旗)

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┗■3.原子力規制委員会は<原子力ムラ>の一員
|    新藤宗幸「原子力規制委員会―独立・中立という幻想」
|  (岩波新書)から(下)
|  原子力規制委員会は原発再稼働推進委員会!その159
└────  木村雅英(再稼働阻止全国ネットワーク)

2017年末発売の岩波新書「原子力規制委員会―独立・中立という幻想」
が面白い。
行政に詳しい新藤宗幸さんが、5年余り前(2012年9月)に国家行政組織
法第3条にもとづく行政委員会として発足した原子力委員会が独立性も中
立性も維持できていないことを分かり易く説明している。その158に続き同
書から興味深い文の一部を紹介する。
※その158は2月17日【TMM:No3295】に掲載

○原子力規制機関に求められ行為規範は、第1に「独立性」と中立性」、
第2に「公開性」、第3に「専門性」と「市民性」。これらについて原子
力規制委員会には多くの疑問。
○新規制基準について次の問題を指摘
・緊急時対策所に免震構造であることを義務づけていない。
・日本政府が事故報告書で多数基立地の欠陥を認めているにも拘らず、同
一敷地内に複数の原子炉を設置している状況に何らの規制もくわえていない。
・原発立地自治体と周辺自治体の避難計画の策定と審査を原発の安全規制
の要件としていない。
○適合性審査の問題
・「入倉・三宅式」とよばれる計算式では震源の大きさが1/3から1/4
程度の小さな値になる、再計算が必要、と島崎元委員長代理の指摘に対し
て、規制委は再再計算を拒否。
・原子炉圧力容器が中性子の照射によって劣化することから原子炉の耐用
年数は30年から40年と想定されてきたにも拘らず、また細野原発事故担当
相が運転延長は「例外中の例外」と述べていたにも拘らず、規制委は高浜・
美浜の運転延長を認めた。原子力規制委員会の専門的知見とその社会的責
任が問われている。安倍政権による原発政策と無縁ではないだろう。
○原子力規制委員会・規制庁は「専門科学的・技術的判断」という言葉で
自らの行動の正当性を主張しつつ、政権中枢の意思に寄り添い具体化して
いるのだ。原発再稼働や老朽原発寿命延長を「正当化」している科学的・
技術的判断に込められた政治性を、指摘しておかねばならない。
○新規制基準はあくまで原発プラントに対象を限定した技術基準であって、
「事故は起こりうる」を基本として住民の生命と生活の保障を最重視した
立地指針=立地審査指針ではない。
○原子力規制委員会が策定した「原子力災害対策指針」でUPZを原子力
施設から半径30キロメートルとしているが、その適正さについて議論が残
されており、原発訴訟の焦点のひとつ。
○原子力規制委員会は電力事業者の申請を一件たりとも「不適合」とはし
ていない。
○「お上」の定めた新規制基準への懐疑の眼が薄れ、3.11が「風化」
してしまうことを危惧する。

最後に、新藤さんは、「政権さらには利害関係集団から中立な規制機関を
創ることは、重要課題としてありつづける」と結んでいる。
興味を持たれた方は是非読んでいただきたい。
以上

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┗■4.川内原発 避難退域時検査場所を21か所選定・・・ほか
|    メルマガ読者からの原発等情報3つ(抜粋)
└──── 黒木和也 (宮崎県在住)

1.川内原発 避難退域時検査場所を21か所選定
MBC南日本放送 2/19(月) 19:28配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180219-00028116-mbcnewsv-l46

2.原発事故 住民実態調査「うつ病に近い傾向」半数超 負担色濃く
河北新報 2/19(月) 10:13配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180219-00000004-khks-soci

3.気候変動会合 原発などの政府方針に疑問提言を外相に提出
毎日新聞 2/19(月) 20:32配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180219-00000096-mai-pol

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┗■5.新聞より2つ
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◆国策の責任   鎌田慧(ルポライター)  本音のコラム

「被害者が被告にされています」。福島原発事故「自主避難者」の嘆き
である。山形県米沢市の雇用促進住宅に避難していた被災者8世帯が、独
立行政法人から立ち退きと家賃支払いを求める裁判に訴えられた。世の中
まるであべこべだ。
「自主避難者」といえば勝手に福島から逃げ出したニュアンスがまとわ
りついている。しかし、避難指示区域に入らなかったとはいえ危険に変わ
りはない。とにかく縁故を頼って他県へ避難したのは、子どもに影響する
被曝を怖れてのことだ。住み慣れた故郷を捨てて不案内な土地で暮らした
いと思うひとはいない。
仕事を失い、夫婦親子が離ればなれになり、他郷で不便な生活をするよ
うになったのは、本人の責任ではない、原発事故のせいである。ところが
事故から7年もたたないうちに住宅補償は打ち切られ、裁判に訴えられる
ひとたちがでている。
強制避難者も自主避難者もともに原発の被害者である。これから避難指
示区域は狭められ「自主避難者」がふえる。水俣病の「認定患者」と「未
認定患者」のような人間の線引きが、ますます強められようとしている。
被害者に冷たくして加害者の負担を減らそうとするのは人間を犠牲にし
て産業を発展させようとする政策である。原発避難者を最後のひとりまで
援助する法律が必要だ。原発推進の国策がまちがいだ。
(2月20日東京新聞朝刊25面より)

◆飯舘村自殺訴訟 東電に1520万円の賠償命令 福島地裁

東京電力福島第1原発事故による避難を苦に自殺したとして、当時102歳
だった福島県飯舘村の大久保文雄さんの遺族3人が、東電に約6000万円の損
害賠償を求めた訴訟の判決で、福島地裁(金沢秀樹裁判長)は20日、自殺と
原発事故の因果関係を認め、計1520万円の支払いを命じた。
原発事故に伴う避難と自殺を巡る損害賠償請求訴訟の判決は3件目。過去
2回も福島地裁で言い渡され、今回を含め全ての判決で因果関係を認定した。

判決によると、大久保さんは2011年4月11日、飯舘村が原発事故で計画的
避難区域に指定されることをテレビニュースで知り、翌12日未明、自室で
首をつった状態で見つかった。
(2月20日 河北新報 13:39配信)
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201802/20180220_63045.html

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