アジア記者クラブ1月定例会 朝日新聞はどこに向かうのか 紙面の迷走を検証する

2018年1月20日(土)17時00分~19時30分

専修大学神田キャンパス5号館4階・542教室

ゲスト 高嶋伸欣さん(琉球大学名誉教授)

月刊誌『FACTA』が朝日新聞の実売部数が444万部で、押し紙率が

32%を占めるとの社員の内部告発を報じたのは2017年4月のことです。

2014年の朝日バッシングを挟んだ10年前から東京新聞に購読を切り

替えたという朝日新聞購読者の声の増加が話題になってきました。

吉田調書報道と「慰安婦」報道での記事取り消し問題で社長が引責

辞任して以降、森友問題の報道では気を吐いたものの、全体として

記者の萎縮が目立ち、安易な記事の量産、間口を広げると称した奇

妙な両論併記、右派論壇と見まがう紙面の登場など、“中立”を装

う朝日新聞の紙面にリベラルな読者は不信感を募らせてきたのでは

ないでしょうか。

1月定例会は、今も続く「朝日バッシング」に、なぜ朝日新聞が

はっきりと反論しないのかと苛立ちを隠さない高嶋伸欣さんをゲス

トにお招きします。高嶋さんは、記者が戦争体験どころか基本的権

利(人権)が広範に認められていない時代を、権利獲得で生き抜い

てきた体験もなく現在の諸権利が最初から存在していたとの思い込

みで、油断したらそれらが失われるという意識のない世代が記者の

大半を占めるようになった結果が今日の迷走の背景だと指摘。記者

の世代交代を想定した体制作りを怠った結果ではないのかと説明し

ておられます。当日は、教育・教科書問題や拉致問題を中心に実際

の新聞記事を使って何が問題なのかを解説していただきます。

★予約⇒お名前、所属、会員の有無、Eメール、電話番号を記載の

上、必ず2日前までにEメールでお申込み下さい。返信メールでの

予約の承認がないと参加できませんので

注意願います。

 

■会 場 専修大学神田キャンパス5号館4階・542教室(東京都千代田区神田神保町3-8

■交 通 JR「水道橋」西口下車/地下鉄・都営線「神保町」か「九段下」下車

■資料代 ビジター1500円、会員1000円、専修大生・教職員無料(要予約)

■主 催 アジア記者クラブ(APC)

■協 力 山田健太研究室

■連絡先 アジア記者クラブ(APC)

東京都千代田区三崎町2-6-2ダイナミックビル5階 たんぽぽ舎気付

http://apc.cup.com E-mail:apc@cup.com

 

※最新の情報(変更・中止の場合があります)は、必ずHPでご確認ください。