アジア記者クラブ10月定例会

明治維新は革命だったのか

朝鮮・中国蔑視の源流、征韓論を検証する

 

2018年10月24日(水)18時45分~21時

明治大学研究棟4階・第1会議室

 

ゲスト 吉野誠さん(東海大学名誉教授)

 

日本政府は、明治150年記念式典を明治改元日に当たるとされる

10月23日に開催する。この改元自体が鳥羽伏見の戦いに始まる戊

辰戦争での薩長側の勝利を見定めてから遡って決定されたことには言

及されていない。過激な惨殺と戦争を仕掛けて政権を奪取した明治維

新を「革命にあらず、移動なり」と評したのは批評家、北村透谷であ

った。

なぜ戊辰戦争で疲弊した日本で明治改元早々に征韓論が唱えられた

のであろうか。江戸時代には朝鮮通信使が12回来訪し、釜山には外

交窓口として倭館が設置され、古来より海路と並んで中国からの文物

の往来路でもあった朝鮮の征服が急がれた理由は何か。この日本の大

陸征服の野望は盧溝橋に始まる中国に対する全面戦争まで続いた。

10月定例会は、『明治維新と征韓論』『東アジア史のなかの日本

と朝鮮』(共に明石書店)の著者でもある吉野誠さんをゲストにお招

きします。当日は、江戸後期に台頭してきた日本の優位性を唱える国

体思想が幕末の志士に与えた影響と、大河ドラマでも取り上げられて

いる西郷隆盛たち志士たちが英雄であったのかも含めて、通説とは異

なる明治維新の実相について吉野誠さんに解説していただきます。

 

 

★予約⇒お名前、所属、会員の有無、Eメール、電話番号を記載の上、

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承認がないと参加できませんので注意願います。

 

■会 場 明治大学研究棟4階・第1会議室(東京都千代田区神田駿河台1-1)

■交 通 JR・地下鉄「御茶ノ水」・都営線「神保町」下車

■資料代 ビジター1500円、会員1000円、明大生無料(要予約)

■主 催 アジア記者クラブ(APC)

■連絡先 アジア記者クラブ(APC)

東京都千代田区三崎町2-6-2

ダイナミックビル5階 たんぽぽ舎気付

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E-mail:apc@cup.com

 

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