アジア記者クラブ2月定例会

北方領土問題は存在していたのか

主権なき2島返還なのか着地点はどこなのか

2019年2月26日(火)18時45分~21時

明治大学研究棟4階・第1会議室

ゲスト 岩下明裕さん(北海道大学・九州大学教授)

「南クリル(北方領土)は第二次世界大戦の結果、合法的に

ロシアに主権が移った」。ラブロフ外相は1月の日露外相会談

でロシアに主権がある島であることを認めるように河野外相に

迫り、安倍首相との20回を超える首脳会談でも領土問題につ

いては話し合っていなかったことを暴露され、ロシアの主権下

で「北方領土」なる問題は存在しないと釘を刺されたばかりだ。

このロシアの主張は一貫して変わっていないという。

2012年3月に来日したプーチン首相(当時)は野田首相

に、日ソ共同宣言の有効性を再確認すると同時に領土交渉で

「引き分け」という言葉を引用した。プーチン大統領は、今回

はさらに「主権の引き渡しが明記されていない」という変化球

を投じてきた。

2月定例会は、『北方領土問題-4でも0でも、2でもなく』

(中公新書)、『北方領土・竹島・尖閣、これが解決策』(朝

日新書)の著作のある岩下明裕さんをゲストにお招きします。

今回は、外務省側が領土交渉をしている振りをロシア側に依頼

していた説から2島返還落としどころ説まで、報道から見えて

こない日露領土交渉の実情と展望について岩下さんに報告して

いただきます。質疑応答にも時間を大きく割きたいと思います。

★予約⇒お名前、所属、会員の有無、Eメール、電話番号を記載

の上、必ず2日前までにEメールでお申込み下さい。返信メール

での予約の承認がないと参加できませんので注意願います。

 

■会 場 明治大学研究棟4階・第1会議室(東京都千代田区神田駿河台1-1)

■交 通 JR・地下鉄「御茶ノ水」・都営線「神保町」下車

■資料代 ビジター1500円、会員1000円、明大生無料(要予約)

■主 催 アジア記者クラブ(APC)

■連絡先 アジア記者クラブ(APC)

東京都千代田区三崎町2-6-2

ダイナミックビル5階 たんぽぽ舎気付

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