アジア記者クラブ4月定例会 : 拉致問題は解決に向かっているのか 最新北朝鮮情勢を読み解く

アジア記者クラブ4月定例会

 

拉致問題は解決に向かっているのか

最新北朝鮮情勢を読み解く

 

2014年4月25日(金)18時45分~21時

明治大学リバティタワー7階(1073教室)

 

ゲスト 辺真一さん(『コリア・レポート』編集長)

横田めぐみさんの両親、滋さんと早紀江さんが3月中旬、モンゴルの首都ウランバー

トルで、めぐみさんの娘、キム・ヘギョンさんと初めて面会したというニュースと両親

の記者会見は大きな話題になったばかりだ。拉致問題の解決に向けた一歩かと政府とメ

ディアは憶測を膨らませたが、北京での日朝局長級会議で、宋日昊・日朝交渉担当大使

から朝鮮総連本部ビルの売却に「深い憂慮」が示されたように、“解決済み”の拉致問

題交渉に北朝鮮が応じてきたのは、平壌宣言で確認された国交正常化と二転三転してき

た本部ビル売却の中止を求める外交交渉の一環であることが明らかになってきた。

北朝鮮が中止を求めていた過去最大級の米韓合同軍事演習の後半(~4月18日)が

始まった。北朝鮮の警告通り、ミサイル発射訓練と報復砲撃も行われ、北朝鮮は核実験

の可能性にも言及している。こうした状況下で、拉致問題、核、ミサイルの一括解決を

求めるという日本政府の交渉姿勢に、そもそもリアリズムはあるのだろうか。

4月定例会は、『コリアリポート』編集長の辺真一(ビョン・ジンイル)さんをゲス

トにお迎えします。辺さんは、報道番組などで拉致被害者とされた写真が別人であった

ことが次々に明らかになっていることに触れ、拉致問題の解決には、拉致の有無、安否

の確認が先決だと指摘しています。当日は拉致問題に加え、金日成主席の誕生日など4

月は国家行事が相次ぐ北朝鮮の国内事情、オバマ大統領の来日を控え、緊迫する朝鮮半

島情勢がどう推移していくのか、辺さんに解説していただきます。

 

■会 場 明治大学リバティタワー7階1073教室(東京都千代田区神田駿河台1-1)

■交 通 JR・地下鉄「御茶ノ水」・都営線「神保町」下車

■費 用 ビジター1500円、会員・学生・年金生活者・ハンディのある方1000

■主 催 明治大学軍縮平和研究所

アジア記者クラブ(APC)

 

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