加計問題「総理のご意向」 報道は幕引きなのか
朝日新聞記者が権力と対峙した1年を語る
■日時:2018年4月21日(土)18時45分~20時45分
■受付時間:18時15分~
■会場:明治大学駿河台キャンパス・研究棟4階・第1会議室/
★要予約(定員50名)(東京都千代田区神田駿河台1-1)
■アクセス:JR中央線・総武線「御茶ノ水」下車/地下鉄・都営線
「神保町」か「新御茶ノ水」下車
■主催:アジア記者クラブ(APC)
■資料代:1500円/会員1000円/明治大生無料(要予約)
■ゲスト:西山公隆さん(朝日新聞記者)
仰々しい国家戦略特区の名の下に 加計学園(岡山理科大)獣医学部が
一期生を受け入れて、ついに開学した。入学式の檀上には、雲隠れして
いた加計孝太郎理事長のほか、加戸守行前愛媛県知事やケント・ギルバ
ートの顔ぶれが並び、安倍首相と加計理事長の関係を獣医学部誘致とは
何の関係もない普通の友人関係だと語っていた“お友達”が学究服を身
にまとい登壇していた。
朝日新聞が2017年5月17日付朝刊で加計問題「総理のご意向」
とのスクープが口火となって、国会でも「総理のご意向」に名を借りた
露骨な利益誘導ではないかという追及が続き、一連の朝日新聞の報道が
ジャーナリズムのあるべき姿を示しただけでなく、重要な役割を果たし
たことは言うまでもありません。その一方で、総理の口利きの利益誘導
が事実であれば辞任すると安倍首相に口走らせたものの、内閣総辞職に
追いこむまでには至りませんでした。
4月定例会は、 加計問題「総理のご意向」 報道に現場で携わってき
た西山公隆記者をゲストにお招きします。 この1年間、加計問題に政治
部や社会部の垣根を越えて、権力犯罪にどのように向き合い報道してき
たのか、安倍政権の圧力にどう抗したのか、紙面で報じたことのほかに、
どのような議論が編集部内になあったのか、現場から率直に語っていた
だきます。森友報道を考える上でも、大きな示唆を与えるものと考えて
います。
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