アジア記者クラブ6月定例会 日中間の戦争記憶の乖離はなぜ生まれたのか

2015年6月25日(木)18時45分~21時

専修大学神田キャンパス1号館(15教室)

受付は、18時30分~/★要予約(定員50名)

 

ゲスト 長井暁さん(ジャーナリスト)

 

安倍首相による「侵略の定義」を否定する国会答弁から2年が経過した。中国はこれ

まで、9月18日の柳条湖事件、12月13日の南京陥落に際しての大虐殺、7月7日

の盧溝橋事件の日を大々的に日本の侵略戦争の代名詞として報道し、愛国教育にも活用

してきた。対日戦勝70周年にあたる9月3日には、史上最大規模の軍事パレードが行

われる。

日本では敗戦後、米国には負けたが、中国には負けなかったとでも言いたいがごとく

、侵略戦争を否定する発言が為政者や「研究者」の口から飛び出してきた。この傾向は

、市民も含めて今世紀に入ってから強まっている気配すらある。中国でも、江沢民政権

の愛国教育が推進されてから、戦争犠牲者の数字がどんどん膨らみ、日本憎しの意識が

過度に浸透してきた。まさに悪循環が繰り返されてきたのである。

6月定例会は、NHK時代に『御前会議』『張学良がいま語る』『周恩来の選択』な

ど数々のドキュメンタリー番組の制作に関わってきた長井暁(ながいさとる)さんをゲ

ストにお招きし、(1)日本人の日中戦争体験、(2)日本人の戦争記憶の形成、(3

)中国人の戦争体験・戦争記憶、についてメディアの分析を中心に報告していただきま

す。

 

★予約⇒お名前、所属、会員の有無、Eメール、電話番号を記載の上、必ず2日前まで

にEメールでお申込み下さい。返信メールでの予約の承認がないと参加できませんので

注意願います。

 

■会 場 専修大学神田キャンパス1号館15教室(東京都千代田区神田神保町3-8)

■交 通 JR・「水道橋」西口/地下鉄「九段下」・都営線「神保町」下車

■資料代 1500円(会員・1000円)、専修大生無料(要予約・定員50名)

■主 催 アジア記者クラブ(APC)

■協 力 人文ジャーナリズム学科山田研究室

■連絡先 アジア記者クラブ(APC)

〒101-0061東京都千代田区三崎町2-2-13-502

Tel&Fax:03-6423-2452

http://apc.cup.com

 

★予約 ⇒ apc@cup.com

※最新の情報(変更・中止の場合があります)は、必ずHPでご確認ください。