昭和天皇は誰に対して何を反省したのか
田島道治宮内庁長官の『拝謁記』を検証する
2019年9月25日(水)18時45分~21時
明治大学研究棟2階・第9会議室
ゲスト 山田朗さん(明治大学文学部教授)
今夏、初代宮内庁長官田島道治が昭和天皇との面談内容を詳細に記録した
『拝謁記』の一部がNHKで公開され大きな議論を呼んでいます。昭和天皇
が戦争への悔恨を何度も口にしていたからです。5年前に刊行が始まった
『昭和天皇実録』と並んで資料的価値が高いと言われています。
『拝謁記』は日本国憲法施行の翌年から講和条約の翌年までの期間の天皇
発言を記録しています。1949年の中華人民共和国の成立、1950年か
ら53年まで続く朝鮮戦争の時期と重なります。国内では2・1ゼネストな
どの民主的高揚から逆コースが始まる次期です。昭和天皇の戦争への深い悔
恨と反省は誰に向けられたものなのか。
9月定例会は、『昭和天皇の戦争』などの著作もあり天皇制に造詣の深い
山田朗さんをゲストにお招きします。『拝謁記』で語られた退位問題、新憲
法への戸惑いと象徴天皇制、再軍備と憲法改正を求める天皇、NHKでは紹
介されなかった『拝謁記』と1947年9月の沖縄メッセージとの関係につ
いても解説していただきます。
★予約⇒お名前、所属、会員の有無、Eメール、電話番号を記載の上、必ず
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■会 場 明治大学研究棟2階・第9会議室(東京都千代田区神田駿河台1-1)
■交 通 JR・地下鉄「御茶ノ水」・都営線「神保町」下車
■資料代 ビジター1500円、会員1000円、
明大生無料(要予約)
■主 催 アジア記者クラブ(APC)
■連絡先 アジア記者クラブ(APC)
東京都千代田区三崎町2-6-2
ダイナミックビル5階 たんぽぽ舎気付
E-mail:apc@cup.com
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